大和市中央　Y・T様｜屋根葺き替え工事

作業・施工内容

屋根葺き替え工事をご依頼いただきました大和市のY様です。

近所で工事をしていた業者に屋根について指摘されて、工事の見積もりを取ったそうですが、相場の金額も知りたいとの事で相見積もりというかたちでお電話をいただきました(*^-^*)

■現地調査■

現地調査とは、ドローンを飛ばし実際に屋根の劣化状況や必要な工事内容を確認することで、見積書を作成する前に必ず行います。

業者にもよりますが、およそ30分から１時間程度で終わり、費用は無料です(^^)/

ご満足いただける工事をするために、お客様への細かなヒヤリングも行います。

早速現地へ向かい調査させていただいたといころ、Y様邸の屋根は日本瓦は欠けがところどころに見られたり、棟にもクラックが生じていたりと、このまま放置しておくと瓦が落下する危険性がありました。

今回、Y様のお宅は瓦や棟を細々修理するより、長い目でみて建物への重量負担も軽くなるように、軽量屋根材での葺き替えをご提案させていただき、こちらのプランでご成約となりました(^^♪

屋根の葺き替えとはその名のとおり、屋根を新しいものに葺き替える（取り替える）ことです。

■足場仮設工事■

まずは、工事をするために足場を立てます。

屋根工事と足場はセットであることが大半です。

屋根は、私たちが想像している以上に高くとても不安定な場所であるため、足場を立てることで手の届かない高所での作業も安全かつ丁寧に行うことができます。

材料搬入の際に交通の妨げにならないよう注意し、組み立ての際の騒音や振動のあるため事前の近隣の方への説明、挨拶をしておくことが大切です。

足場を立てたら飛散防止ネットをかけます。

工事の際に、近隣住宅へ高圧洗浄時の水や塗料、ごみなどが飛び散らないようにするためのものです。

・車に塗料が飛んできた

・汚れた水が敷地内に飛んできた

などのトラブルを避けるために、しっかりと立てていきます。

これで足場の完成です。

一般的な戸建で2～3人がかりで６～８時間かかり、費用は20万円ほどです。

足場の面積は、外周×足場の高さ

で計算することが出来ます。

足場は基本的に、建物の外壁よりも0.5ｍほど距離を設けて組み立てるため足場の外周は建物の外周よりも一回り大きい面積になります。

そのため計算式は建物の外周＋４ｍ(各方面に0.5を加えた値)となります。

照英さんの笑顔が素敵ですね(*^^)v

■既存棟板金撤去■

まずは、既存の屋根材を撤去し、古い下地の上に野地板を貼って下地を新しくします。

エイヤーーー！！とやりたくなるのは私だけでしょうか٩( ”ω” )و

工事において、撤去した材料などの管理もとても重要です。

見た目だけではなく、安全性も考慮されます。

■防水ルーフィング■

続いて、防水ルーフィングを屋根全体に張っていきます。

採用したのは「ルーフラミテクト」。

軽量で屋根材からの熱を遮る効果があり、透湿機能も優れたルーフィング材です。

■本体葺き■

ルーフィング材をビッシリ敷き詰めたら、いよいよ本体葺きです。

本体葺きとは屋根を仕上げるという意味です。

江戸時代までの住宅屋根は、かやぶきといって屋根に草をかぶせて仕上げていました。

今回ご提案させていただいた屋根材は、デクラ屋根システムの「セネター」です。

ガルバリウム鋼板に、細かい天然石を施した超軽量の「セネター」は、「耐震」「免震」「制震性」に優れているという良いこと尽くし！！

また、メンテナンスフリーの素材ですので、長い目でみるとコストパフォーマンスも良く、弊社の屋根リフォームではお勧めの屋根材となっています(^^♪

お選びいただいたカラーは、どのような色・質の外壁にもピッタリなサーブル。

棟板金・役物もセネター専用の高耐久のもので施工し、屋根葺き替え工事の完成となります。

見た目は勿論、強度の増した丈夫な屋根へと生まれ変わりました。

「セネター」には、30年の材料品質保証と、10年の美観保証がついています。

今回のリフォームで屋根が軽くなり、お住まいの耐震性がアップしました。

■金物設置■

本体葺きが終わりましたら新しい金物の設置です。

■貫板板金設置■

お次は貫板板金の設置です。

貫板板金とは、スレート屋根の棟板金を固定するために使われる下地材のことです。

棟板金の中には貫板があり、貫板をビスや釘で固定しその上に棟板金をかぶせていきます。

貫板には主に以下の3種類があります。

・木製

昔は木材の貫板が多かったのですが、木材は水分を吸収するため雨が降ると木製の貫板に水が浸透してしまい腐食してしまいます。

・樹脂製

最近は、樹脂製の貫板が使用されることが多くなってきています。

水分を吸収しないため、雨水による腐食の影響があまりありません。

けれど、割れやすい特徴がある樹脂製の貫板は、施工するときにビスの位置を間違えてしまうとしっかりと固定されないという問題が起こることがあるため注意しなければなりません。

・ガルバリウム鋼板

樹脂製と同じく耐久性が高く、頑丈です。

しかし、しばらくすると徐々にビスを止めている穴が広がってくるためビスが抜けてしまう可能性があるので注意です。

■棟板金取付■

最後に棟板金を取り付け、完成です(^^♪

今回のメンテナンスによりY様のお住まい全体が綺麗になり、建物寿命がグンと延びました(*^-^*)

仕上がりにも大変ご満足いただけました(^^)/

弊社をご用命いただき、また工事の際にはいろいろとご協力頂きまして重ねてお礼申し上げます<m(__)m>

マルセイテックでは、ご相談・お見積りを無料で行っております。

お客様に寄り添い、すてきな家づくりのお手伝いをさせて頂きますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。

担当：平野