海老名市　I様｜外壁塗装工事

作業・施工内容

外壁と屋根のリフォームを検討中とのことでお問合せいただきました、海老名市にお住まいのＩ様邸です。

今回の実績紹介では、外壁塗装リフォームの様子についてご紹介いたします。

早速現地調査に伺いました。

外壁はサイディング。

築15年のお住まいで２年前にシーリング工事を行ったとのことでした。

■施行前

外壁にチョーキング現象（顔料の粉）が出ていました。

チョーキング現象とは、外壁を指で触った時に白い粉がつくことをいいます。

この白い粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。

外壁塗装は外観が綺麗ということに関わるだけではなく、紫外線や雨風から建物を保護する役割も果たします。

外壁というものは一度の塗装でずっと綺麗な状態が続くというワケでもなく、日々ダメージを受けてさまざまな劣化現象が起こるので、表面保護の為に塗り替えが必要となってきます。

経年劣化により塗膜の撥水効果等がなくなっているので

カビとコケが多く発生しています。

外壁のクラック、実は何か所かありました。

放っておくと雨水が外壁内に浸透します。

早期の補修が必要です。

塗膜の撥水機能が無くなっているのがこちらでお分かりいただけるかと・・・

外壁のコケ部分は水分が多く溜まります。

52.4RISK　　水分数値が高いですね。

全体を見て致命的なダメージが見られるところはありませんでした。

写真にあった細かいクラックを補修して、それから全体を塗装する事にいたしました。

まずは足場を立てます。

■足場仮設工事

一般的な住宅の規模で足場を立てるとなると、20万円近くかかります。

ですので、足場が必要な工事はその時にまとめて行ってしまうほうが経済的にもお得です。

I様は一緒に屋根のメンテナンスもされるので正解ですね＾＾

足場まわりに落下防止のネットを張り巡らして、弊社の看板（イメージキャラクターの照英さん）を取り付けたら完成です。

■バイオ高圧洗浄

続いて塗装前の下地処理のひとつである「洗浄」を行っていきます。

使用機材はガイソーパワークリーナーです。

弊社オリジナルのバイオ高圧洗浄で、経年で付着した汚れ・カビ・藻などを根こそぎ洗い流していきます。

マルセイテックではこちらのバイオ高圧洗浄は標準仕様となっています。

下地を綺麗にした状態から塗装の工程に入りますが、洗浄による下地処理が怠っていると、どんなに高額で良い塗料を使用したとしても、塗料の良い部分を発揮させることができません。

カビや苔などの微生物に対して殺菌消毒効果もあり、洗浄後の美観もかなり期待ができます。

塗装を行わない部分もサービスで洗浄！！

玄関入口のタイルの汚れもしかりと洗い流します！

洗浄だけでも結構明るくなりますよ。

ガイソーパワークリーナーは、外壁や屋根などの汚れを根こそぎ落とすために開発された専用の洗剤です。

通常の高圧洗浄では落としきれない0.001mmにも満たない小さい小さいピンホールに潜んでいるカビやコケ、藻などの汚れを徹底的に洗い流します。

洗浄が終わりましたら１日、２日かけてよく乾燥させて、外壁のクラック等を補修、養生、塗装の工程に入ります。

■外壁塗装工事　～下塗り～

下塗りの塗料は関西ペイントのアレスダイナミックフィラーです。

本来なら下塗り塗料が十分に乾いた状態でないと中塗りの工程に入れないのですが、アレスダイナミックフィラーは乾ききらない状態でも続けて中塗りをすることが可能です。

なので、工期も短縮できます。

■外壁塗装工事　～中塗り～

続いて中塗りです。

中塗り・上塗りで採用したは塗料ラジカル反応制御型塗料の「アレスダイナミックTOP」。

ラジカルとは、紫外線が原因で塗膜に発生する劣化因子の事で、チョーキング現象などの劣化症状はこのラジカルが原因で起こります。

アレスダイナミックTOPはそのラジカルを発生させないよう、紫外線をブロックしてくれる働きがあります。

■外壁塗装工事　～上塗り～

今回の外壁塗装は1階と2階で色を分けるツートーン外壁になります。

お選びになられたカラーは、1階はホワイト系、2階はベージュピンクです。

艶有の塗料ですので仕上がりも綺麗にピカピカ。

外壁の塗装は以上になりますが、続いて付帯部塗装の様子もご紹介いたします。

■付帯部塗装工事

付帯部の塗装は外壁塗装と一緒に行うのが一般的です。

建物上部からご紹介していきます。

■軒天井塗装

下塗り・上塗りの２回塗りをします。

日本ペイントのケンエースという塗料を使用しました。

耐水性、耐久性に優れていて、防カビ、シミ、ヤニ止め効果があります。

軒天は雨水の影響を直接は受けにくいですが、実は湿気の影響で汚れやすいのです。

今回のような防カビやシミ止め効果がある塗料でメンテナンスしておくと安心です。

■破風板塗装

破風板の塗装も２回塗りです。

破風板は屋根と同じで、雨風・紫外線をダイレクトに受けるので、傷みやすい場所です。

破風板には屋根の耐風性の向上、雨水の侵入を防ぐ機能があります。

屋根というものは横や下から吹き上げる風には強くありません。

破風板があることで、吹き上げられる風を分散し、雨水の侵入を防ぎます。

しかし破風板は、先にも記述しましたが傷みやすいので年月が経つと本来の役割を果たせなくなります。

破風板が劣化（塗膜が剥がれるなど）する前に、定期的なメンテナンスをお勧めします。

■雨樋塗装

軒樋塗装です。２回塗り。

竪樋塗装。こちらも２回塗りです。

雨樋は雨水を集水器にあつめて排水します。ですので埃や葉っぱが溜まりやすく、これらが影響して８年～10年で劣化してしまいます。

外壁のメンテナンスをする時に一緒に行ったほうが良いでしょう。

■金物塗装

雨戸シャッターBOX塗装です。

塗装前に下地調整でケレン作業をしています。

ケレン作業とは、塗料の密着性が良くなるように表面にあえて凹凸の傷をつける作業です。

この雨戸シャッターBOXは金物ですので、下塗りの錆止めがしっかりと塗装面に付着するよう念入りに行いました。

下塗りの錆止め施工中です。

それから主剤を中塗り・上塗りで2回施しました。

■水切り塗装

金物の塗装は全て下塗りで錆止めを使用しています。

その上に主剤を２回塗ります。

ところでこの「水切り」、いったい何の為にあるのでしょう。

名前があること自体知らなかったという方も多いのでは？？

水切りは外壁や住宅基礎部分に雨が当たるのを防ぐ役割があります。
こんな幅狭で細いものですが、水切りが無いと雨が入り込みやすくなって住宅基礎部分の劣化を早めてしまいます。

大事なお住まいを支えている基礎部分は大事にしておかなければなりませんよね。

また、水切りには雨漏りを防ぐ働きもあります。
外壁と基礎の間には若干の隙間がある為、水切りによって雨が基礎の内部に入り込むのを防いでいるのです。
水切りが無いと内部が浸水して湿度が上がり、シロアリの発生にも繋がります。

そんな感じで意外と重要な役割があるのでした。

■工事施工後

外壁塗装と付帯部塗装の完成です。

柔らかな色合いでのツートーン外壁に仕上がりました。

汚れが付着しにくい塗料となっていますので、ホワイト部分も安心です。

施工保証は５年ですが期待耐用年数は15年で耐久性が高く、フッ素塗料並みのパフォーマンスが期待できます。

また、15年周期で塗り替えと考えると、細かくメンテナンスを行うより手間やコスト面で優れているので、費用対効果的には塗料の中でもトップクラスです。

屋根もメンテナンスしていますので、お住まいがまるっと綺麗になりました。

海老名市にお住まいで外壁塗装工事を検討されている方は、マルセイテックまでお電話ください＾＾

お客様のお声にしっかりと耳を傾けて、最適なプランをご提案いたします。

また、ショールームでは沢山のパンフレット、サンプルを展示しておりますので、どうぞお気軽にお立ちよりください。

見積もり・点検は勿論無料！相見積もりも大歓迎です！