綾瀬市　I様｜外壁塗装工事

作業・施工内容

綾瀬市のI様邸です。この度屋根と外壁の塗装工事をご依頼いただきました。

築９年で時期的に塗り替えを検討し始めたとの事です。

今回は外壁塗装工事の様子についてご紹介いたします。

施行前の外壁はというと、チョーキング現象、一部のサイディングにクラックが生じている状態でした。

①足場仮設工事

まずは足場を立てます。

一見大がかりなものに見えますが、実は２、3人で組立ます。

時間は6～8時間かけて慎重に行います。

メッシュシートを張っていきます。

メッシュシートは塗料の飛散や工具の落下などを防ぐ為のもの。

近隣住宅や道路に迷惑をかけないようにするための、重要な安全策です。

➁高圧洗浄作業

外壁の汚れを根こそぎ洗い落としていきます。

使用している洗剤は弊社オリジナル「ガイソーパワークリーナー」です。

通常の高圧洗浄では落としきれないカビや苔を、浮き上がらせてからしっかりと洗い流します。

殺菌消毒効果があり、洗浄後の美観を持続させることができます。

マルセイテックでの塗装工事は、このバイオ高圧洗浄が標準仕様となっています。

下地を綺麗な状態にしてから塗料を施していくと、塗料の持ちも断然違います。

③シーリング工事

サイディングの継ぎ目やサッシのシーリングを打ち替えます。

築９年のお住まいですが、痩せやひび割れの症状が多くみられました。

カッターを使って既存のシーリング材をペリペリ外していきます。

今回のシーリング工事で採用したシーリング材は「オートンイクシード」。

耐用年数30年の超高耐久シーリング材です。

カラーバリエーションも200色以上と豊富なので、どんな建物の色にも対応できマルセイテックではヘビロテしています。

まずはプライマー（下塗り材）を塗ります。

プライマーを塗布することにより、シーリング材と壁側との密着力が高まります。

シーリング材を施工していきます。

一見綺麗に見えませんが、溝に入れたあとにパテを使って表面をならしますので、綺麗に仕上がります。

こんな感じです。

え？色が外壁と合ってないよ？？と思われた方もいるかもしれませんがご安心ください。

ここから外壁塗装の工程に入ります。

④外壁塗装工事

■使用塗料

下塗り：GWカチオンシーラーNEO

上塗り：GW無機Z（R-07）（W-05）

まずは下塗りの「GWカチオンシーラーNEO」を塗っていきます。

カチオンシーラーは外壁だけではく、内壁にも使用できる下地塗料です。

主剤（中塗り・上塗り剤）と下地との密着性に優れていています。

続いて中塗り・上塗りです。

今回はグレー系（R-04）×ホワイト系（W-05）のツートーン外壁で仕上げます。

艶有り塗料ですので、ピカピカで綺麗です。

主剤の「ガイソーウォール無機Z」は、紫外線が原因で発生する劣化因子「ラジカル」を制御してくれる塗料です。

その効果により長きに渡って外壁の美観を保つことができます。

10年の長期保証つきです。

次のメンテナンスまで長くて安心ですね。

サイディングのクラックをここで補修して仕上げます。

サッシから斜めにひび割れが発生しているのが確認できますね。

↑補修後。

↑補修前

↑補修中

↑補修後。

かなり目立たなく仕上がっています。

⑤付帯部塗装工事

続いて軒天井・破風板・雨樋等の付帯部を塗装していきます。

外壁塗装工事では付帯部塗装も同時に行うことが一般的です。

■軒天井塗装

下塗り・上塗りの2回塗りです。

軒天井はあまり目に入らない場所ですがしっかりとメンテナンスをしておかないと、

板が腐食して虫や動物が小屋裏へ侵入してくる恐れがあります。

■破風板塗装

こちらも下塗り・上塗りの2回塗りです。

紫外線や雨風を受けやすいため、こちらも定期的にメンテナンスをされたほうが良いです。

破風板の役割は、破風板があることによって風を分散させ、屋根の耐久性を上げます。

また火事の際は屋根への延焼を遮るので防火性能を高める効果もあります。

■雨樋塗装

雨樋（軒樋）の塗装です。

こちらも2回塗ります。

雨樋（竪樋）こちらも2回塗りです。

艶有の塗料で塗装しますので、ピカピカです。

新しい樋に交換したかのような綺麗さに。

他に、エアコンホース等の付帯部を塗装して外壁塗装工事は完成です。

⑥外壁塗装工事完成

破風板と雨樋のホワイトが効いてます。

今回は2階外壁部も塗装をしました。

詳しくは施行前写真をご覧ください。

お客様にも大変喜んでいただけました。