大和市　I様｜外壁塗装工事

作業・施工内容

大和市にお住まいで、この度外壁塗装工事をご依頼いただいたI様邸です(^^♪

築15年でそろそろメンテナンスを。。。との事で弊社にお問合せいただきました。

施工前のお宅はこちら(*^^)v

築15年ほどです。

パッと見た感じ見た目はさほど問題なさそうですが(‘◇’)ゞ

まずは施工前の点検です。

「含水率」を計測します。

含水率とは、外壁に含まれる水分の割合を示すものです。

それでは測っていきましょう。

なんと！！

多い所では63.3％も(‘◇’)ゞ！！

一般的に、外壁材の含水率は8～10％が適正と言われているのでこれはちょっとびっくりな数字。。。

これだけ高い数字ですと、カビやコケが多く発生してしまいます。

他にも、外壁や付帯部にひび割れや汚れも多く見られました。

すべて綺麗にしちゃいましょう(^O^)

まずは工事をするために足場を立てていきます。

■足場仮設工事■

足場仮設工事とは、作業を安全、円滑にするために行う最初の工事です。

工事現場では、作業員が工具を持ちながら作業します。

足場が不安定では、作業中にバランスを崩し転倒してしまったり工具を落としてしまう危険性があります。

そのため、しっかりと足場を立てることにより作業員の安全を確保し安心して作業に取り掛かれます。

仮設が終わりましたら最後に必ずメッシュシートをかけます。

足場作業中に工具や材料などを落下するのを防止するのはもちろんのこと、洗浄時の水や塗装時の塗料が近隣などに飛散を防止するために足場を覆うように足場の外周に設置されるシートです。

飛散防止ネット、養生シートとも呼ばれています。

隣の家の車に塗料が飛んだなど、実際に近隣トラブルになっていることもある為しっかりと仮設していく必要があります。

30坪～40坪の一般的な戸建なら6時間から8時間ほどで完成します。

足場仮設が終わりましたらお次は

「バイオ高圧洗浄」です。

バイオ高圧洗浄とは、洗浄剤を使った高圧洗浄のことで通常の高圧洗浄よりも洗浄力が高く頑固なカビ、コケなどを根こそぎ落とすことが出来ます。

普通の水洗いによる洗浄では、表面上の汚れしか落ちません。

どんなに津用塗料を使用しても、下地が汚れていたらせっかくの性能を発揮することが出来ません。

自社オリジナル洗浄液ガイソーパワークリーナーを使って、頑固な汚れも根こそぎ落としていきますΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

洗浄が終わりましたら

外壁シーリングを行います。

シーリングとは

防水性や気密性を高めるために、建物のひび割れやつなぎ目などの隙間を埋める作業のことです。

シーリング材は洗面台やお風呂のタイル、色々なところで使われています。

はみ出し防止のマスキングテープを張り、既存のシーリング材を剥がしていきます。

ぺりぺりと剥がしていきます。

ちょっと楽しい作業(^^♪

ビヨーーーンと引っ張り

剥がし終わったシーリング材がこちら

↓

↓

↓

シーリング材を剥がし終えたら、プライマー施工です。

プライマーとはシーリング材をしっかりと密着させるのはもちろん、被着面の細かいほこりを抑えたり、シーリング材の成分が被着体へ出ていくのを抑える働きのあるものです。

このひと手間が、きれいな仕上がりへとつながるのです(^^♪

筆を使って丁寧に塗っていきます。

プライマーを施工したら、お次はシーリング材施工です。

隙間がないように、しっかりと埋めていきます。

へらを使って方面を平らにします。

シーリングが乾くとマスキングテープは剥がせなくなるため、乾く前に剥がします。

続いて養生です。

養生とは塗装をする際に、塗装箇所以外に塗料が付かないようにビニールなどでカバーする作業です。

養生が終わりましたら

いよいよ塗装に入ります(^^)/

下塗り(下地補修含む)→中塗り→上塗りの３度塗りをします。

3度塗りは、外壁塗装の基本中の基本です。

しかし塗料製品によっては2度塗り、または4度塗りする場合もあります。

今回使用した塗料は

下塗り→ガイソーウォールカチオンシーラーNEO

ガイソーウォールカチオンシーラーNEOは、においが少なく密着性・耐久性に優れています。

中塗り・上塗り→ガイソーウォールフッ素４F

ガイソーウォールフッ素４Fは、４フッ化４フッ素樹脂特有の超高耐候性を有していて、雨風や紫外線から建物を守ります。

柔軟な塗膜を形成するため、状態の悪い下地でもひび割れしにくいです。

耐久性と強さを兼ね備えているため、塗り替えに最適なフッ素塗料で長期にわたり建物を綺麗に守り続けてくれます(^^)/

下塗り

下塗りをしっかりしないと中塗り上塗りの塗料がうまく入らず、ムラになったり気泡が入ってしまいます。

そのためしっかりと塗ります。

中塗り

中塗は凹凸のない滑らかな下地を作り、上塗り塗料がしっかりと密着します。

上塗り

最終工程の上塗りは、最も表面に近い仕上げ塗りのことです。

中塗りのムラを補正する役割をもっています。

多少時間がかかりますが、ローラーを使って手で塗ることにより丁寧に塗ることができ、ムラや塗り残しを防ぎます。

塗装は一層ずつきちんと乾燥させなければならないので、一般住宅の場合3回の塗装とそれぞれ乾燥時間を合計すると最低でも3回塗りに必要な日数は3日間となります。

外壁の塗装が終わりましたら、付帯部の塗装です。

付帯部とは、雨樋、幕板、雨戸など屋根・外壁以外のパーツをいいます。

付帯部の塗装までする必要あるの？

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は付帯部も外壁と同じように汚れが付着したり、劣化もします。

また、足場の工事を1回に抑えられるという費用の面でもやはり一緒に行うのがお勧めです(*^-^*)

軒樋塗装

軒樋とは、軒先に沿わせて屋根面からの雨水を受けるトユの事です。

竪樋塗装

竪樋とは、軒樋を通った水を下に落とす役割をしてくれるものです。

水切り塗装

水切りとは、雨水が下端に回らないようにするためのものです。

付帯部は、普段あまり目につかない箇所が多いですが丁寧に塗っていきます。

付帯部のほかに、ベランダの塗装も行いました。

ベランダ（バルコニー）は雨風にさらされる場所でもあるため、耐用年数を迎える前に劣化の症状が見え始めることもあります( ;∀;)

表面の塗装が剥がれていたり、鉄骨部分にサビが見られるなどの症状があれば、早めにメンテナンスを行ったほうが良いでしょう。

こちらも下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りです。

見違えるほど、綺麗になりました(*^^)v

外壁のクラックも(裂け目・割れ目)見られましたので、しっかりと直しました。

最後は足場解体工事です。

足場解体作業は一歩間違えればとても危険なものとなります(T_T)

通行人に怪我をさせてしまったり、近隣のお宅を傷つけてしまった等のトラブルは絶対に禁物！！

そのため、必ず安全を確保したうえで解体作業に取り掛かります。

解体作業は、3時間～4時間ほどで完了します。

足場が取れたらいよいよ完成です(^^)/

今回、雨樋や軒天・破風板などの付帯部にはホワイト、一部の外壁にはブラウンを塗装しました。

ナチュラルな雰囲気の外壁に、キリッとしたブラウンが良いアクセントになっています(^^♪

今回のメンテナンスにより、I様のお住まい寿命がグンと延びました。

マルセイテックでは、お見積り・ご相談を無料で行っております。

お客様の大切なお住まいをより良いものにするため

スタッフ一同、最善を尽くしますのでどうぞお気軽にお問い合わせください(*^_^*)

担当：平野