大和市　Y・M様｜屋根重ね葺き工事

作業・施工内容

こんにちは(*‘ω‘ *)

今回ご紹介させていただくのは大和市にお住まいのY様邸です。

築21年になるお住まいで、初めてのメンテナンスとのことで弊社にお問合せいただきました。

まずは現地調査です。

もちろん費用は無料(^^♪

どんな工事が必要なの？

費用はいくらくらいかかるの？？

お客様は、分からないことが多くてとても不安だと思います。

そんな不安を解消するために、お客様とたくさんコミュニケーションをとり、細かなヒヤリングや説明をおこないます。

※最近ではドローンを使った調査も行っております。

～ドローンのメリット～

・安全に点検ができる

・コストを削減できる

・人手不足の解消

・点検時間が短時間

飛行禁止区域があり、天候に左右されるという面もありますが、ドローンを使うことにより、人が立ち入りにくい場所や急勾配の屋根などでも安全に調査を行うことができ、お客様とリアルタイムで住宅の様子を共有できます。

ドローンを使用した現地調査も、もちろん無料ですのでお気軽にご相談くださいね(^^♪

Y様の屋根はどうでしょうか？？

築：23年

屋根：スレート瓦

破損個所があり、全体的に劣化が見られ防水機能が失われつつある状態でした。

※屋根は、365日休むことなく雨や日差しなどのダメージを受けているため外壁よりも劣化が早いです。

まだ雨漏りしてないから大丈夫。

など安心していても、知らないうちに屋根裏で雨漏りが進行していることもあるので定期的な点検・補修が必要となります。

普段あまり見ることのない屋根ですが、こんなに汚れや劣化があるの？

と驚かれるお客様が多いです(T_T)

でもダイジョウブイ！！

マルセイテックにお任せいただければ新築のように生まれ変わらせちゃいます！！！

■近隣挨拶■

工事をする際に、近隣住宅への影響はどうしても避けられません(T_T)

工事に伴う騒音や匂いなど、不快に思う方も少なくありません。

そのため工事の10日～1週間前にご近所様に挨拶をしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

■足場仮設■

まずはじめにすることは、足場仮設工事です。

足場仮設工事とは、作業を安全/円滑にするために行う最初の工事です。

工事現場では、作業員が工具を持ちながら作業します。

足場が不安定では、作業中にバランスを崩し転倒してしまったり工具を落としてしまう危険性がある為、しっかりと足場を立てることにより作業員の安全を確保し安心して作業に取り掛かれます。

足場を組んだら必ず最後にメッシュシートをかけます。

足場作業中に工具や材料などを落下するのを防止するのはもちろんのこと、洗浄時の水や塗装時の塗料が近隣などに飛散を防止するために足場を覆うように足場の外周に設置されるシートです。

飛散防止ネット、養生シートとも呼ばれています。

隣の家の車に塗料が飛んだなど、実際に近隣トラブルになっていることもある為しっかりと仮設していく必要があります。

30坪～40坪の一般的な戸建なら6時間から8時間ほどで完成します。

費用はおよそ20万円ほどです。

■バイオ高圧洗浄■

足場を立てたら、バイオ高圧洗浄で屋根全体の汚れをしっかりと落とします！！

こちらが巷で噂の？ガイソーパワークリーナー！！！

■既存屋根材撤去■

次に、古くなった屋根部材を撤去します。

棟板金(むねばんきん)を外すと、貫板が(ぬきいた)が出てきます。

むねばんきん？

ぬきいた？？

なんじゃそれ？？？

なんとなく聞いたことはあるかもしれませんが、どんな役割のものなのでしょうか？？

ここでちょっとご説明しますね(´ー｀)

棟板金(むねばんきん)・・・戸建住宅の最も高い位置に取り付ける屋根部材の事です。

金属屋根やスレート瓦で用いる棟は金属製であるため棟板金(むねばんきん)と呼ばれています。

貫板(ぬきいた)とは・・・幅6～9cm、厚さ9～1.5cmほどの木の板のこと。

主に以下の3種類があります。

・木製

昔は木材の貫板が多かったのですが、木材は水分を吸収するため雨が降ると木製の貫板に水が浸透してしまい腐食してしまいます。

・樹脂製

最近は、樹脂製の貫板が使用されることが多くなってきています。

水分を吸収しないため、雨水による腐食の影響があまりありません。

けれど、割れやすい特徴がある樹脂製の貫板は、施工するときにビスの位置を間違えてしまうとしっかりと固定されないという問題が起こることがあるため注意しなければなりません。

・ガルバリウム鋼板

樹脂製と同じく耐久性が高く、頑丈です。

しかし、しばらくすると徐々にビスを止めている穴が広がってくるためビスが抜けてしまう可能性があるので注意です。

これまでは、木材の貫板が使用されることが多いですが、最近では腐食しずらい樹脂製の貫板が使用されることが多くなってきました。

これらを外して屋根をフラットな状態にします。

■防水ルーフィング■

次に、下地となる屋根全体に防水ルーフィングを敷き詰めていきます。

ルーフィングとは、屋根材の下に敷く防水シートの事で、屋根材の下に侵入してしまった水を屋根裏に入れずに外に流してくれる、とても重要な役割を果たしてくれます。

屋根材の下に隠れている為、劣化や破れに気づきにくく、雨漏りなどの被害が出た際に気づくことが多い箇所です。

下地の防水ルーフィングには、ルーフラミテクトを使用しました。

ルーフラミテクトは、住まいの小屋裏を結露から守るために新しく開発された透湿性ルーフィング材です。

抜群の透湿性＆防水性で結露などから守ってくれます。

■本体葺き■

続いて本体葺きです。

本体葺きとは屋根を仕上げるという意味です。

江戸時代までの住宅屋根は、かやぶきといって屋根に草をかぶせて仕上げていました。

ご提案させていただいた屋根材は「セネター」です。

防水ルーフィングの上に専用のビスを使いながら新しい屋根材を葺いていきます。

セネターは天然石をあしらった高級感のある質感で、その天然石が雨音を吸収・拡散するので雨音も静か。

また、夏は放熱するので断熱効果があり空調の省エネ、節約にもつながります

株式会社ルーフタイルグループジャパンが取り扱っているデクラ屋根シリーズの中で大変人気のあるモデルです。

軽量で耐久性も良く、施工性にも優れていることから、老朽化したコロニアル屋根のカバー工法に多く採用されています。

■新規貫板取付■

本体葺きが終わりましたら、次は新規貫板の取付です。

今回使用したのは、セネター専用の貫板板金です。

貫板を取り付けたら、棟板金を取り付けます。

■屋根シーリング■

最後にシーリング(板金と板金の隙間にシーリング材を注入し防水する作業)をして完成となります。

■足場解体工事■

シーリングが終わりましたら、足場を解体します。

足場解体作業は一歩間違えればとても危険なものとなります(T_T)

通行人に怪我をさせてしまったり、近隣のお宅を傷つけてしまった等のトラブルは絶対に禁物！！

そのため、必ず安全を確保したうえで解体作業に取り掛かります。

解体作業は、3時間～4時間ほどで完了します。

■完成■

今回、バルコニー防水工事も行ったのでその様子もご紹介させていただきます。

■バルコニー防水工事■

バルコニー防水リフォームのタイミングは5年～10年くらいと言われています。

10年過ぎると、ひび割れや剥がれ、膨れといった症状がでてきます。

ですが、「水はけが悪くなった」「汚れが目立ってきた」というような状態でしたら、防水層を作り直す必要はなく（程度にもよりますが・・・）トップコートのみの施工で済むことが多いです。

短いスパンでメンテナンスしたほうがコストがかかりませんので、日頃からベランダをチェックしていただくと良いと思います。

バルコニー防水において使用される塗料は主に３種類あります。

～アクリルウレタン塗料～

紫外線に強く、収縮性に優れています。

耐久年数３～５年とが短めですが、カラーバリエーションが豊富で好みの色にバルコニーをコーディネートできます。

～フッ素塗料～

耐久年数が１０年前後と非常に長く、高い遮光性でバルコニーの床が熱くなりにくいです。

しかし、価格が高めで入手しずらいのがデメリットです。

～ポリエステル塗料～

摩擦に強く、耐水・耐熱性にも優れていて光沢のある仕上がりが特徴です。

耐久年数は５年ほどと少し短めです。

ご自宅の用途や目的によって何がいいか事前に調べておくといいですね(^。^)

こちらも下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りです。

～下地調整～

まずは下地調整をしっかりとします。

～下塗り～

続いて下塗りです。

～中塗り～

～上塗り～

～施工後～

今回のリフォームによりY様のお住まいの寿命がぐんと伸びました。

数あるリフォーム会社中からマルセイテックをご用命頂き、誠にありがとうございました。

■お見積り・ご相談はマルセイテックにお任せ■

マルセイテックでは、ご相談・お見積りを無料で行っております。

お電話、メールはもちろんショールームにご来店も大歓迎(^O^)／

お客様に寄り添い、すてきな家づくりのお手伝いをさせて頂きますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。

担当：平野