施工実績


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横浜市旭区上白根町Y・H様|屋根カバー工法

横浜市旭区上白根町Y・H様|屋根カバー工法 After

Before

作業・施工内容

横浜市旭区にお住いのY様邸。

経年劣化による屋根の傷みがでていました。

今回使わせていただきました屋根材はシングル材のオークリッジスーパー。

屋根の勾配が強かったので作業は大変でしたが、綺麗におさめることができました。

 

 

 

■足場架設工事

 

まずは足場架設工事です。

足場架設工事は一般的な住宅の場合、およそ20万円程の費用がかかりますので、屋根と外壁のメンテナンスは一度に行ってしまったほうがベターです。殆どのお客様が同時に工事を行います。

 

足場架設は結構大がかりな工事に見えますが、作業は1日で終わり、2、3人で組み立てます。

足場工事が必要な理由は、主に以下のとおりです。

 

①職人の高所作業での安全確保の為

➁作業効率を高めて工期を短くするた為

③塗料等材料の飛散防止の為

 

労働者の安全と健康を確保し、快適な作業環境を作り出すために厚生労働省が発行した省令「労働安全衛生規則」では、「2m以上の高所作業を行う時は安全な足場を設ける必要がある」と定められています。一般的な二階建て住宅の屋根から転落してしまうと大怪我は免れません。場合によっては死亡事故につながることも・・・

 

施主様の安全、通行人、職人を守り、工事を無事に終わらせられるよう足場は必ず設置します。

 

足場を立て終わったら、弊社の宣伝としてシート看板を取り付けて、落下防止用のネットも張り巡らします。

1階部分で人の出入り、人が多く通る場所には、足場の縦棒に緩衝材を巻き付けて、衝突防止対策をしています。

 

 

 

■屋根重ね葺き工事 

 

~棟板金などの解体撤去~

屋根カバー(重ね葺き工事)とは、既存屋根の上に新しい屋根材を葺く工法です。

葺き替えに比べ古い屋根材を撤去する費用がかからず工期も短く済むので、とても人気のあるリフォームです。

(注:既存が日本瓦の場合は重ね葺きはできません)

まずは既存の屋根に付いている金物、棟板金、雪止め、ケラバ等を取り外します。

 

棟板金を外すと、内部に貫板というものが現れます。

こちらも取り外していきます。

 

貫板とは棟板金を固定する為の下地板の事です。

少し前までは木材の貫板が多く利用されていましたが、木材は経年劣化しやすく、雨水等を含んでしまうと腐食してしまうこともあるので、最近は耐朽性に優れた樹脂製タイプが使われてきています。今回の重ね葺きでも新しい貫板は樹脂製を使用します。

貫板を取り外したら、フラットな屋根になりました。

続いて屋根全体に新しい防水ルーフィングを張り付けていきます。

 

 

~防水ルーフィング施工~

採用したルーフィングはセーレンの「ルーフラミテクト」です。

ルーフィング材を敷くことで防水性はもちろん、小屋裏を結露から守ります。

ルーフィング材はタッカーという大きなホチキスみたいなもので下地に打ち付けるのですが、そのタッカーの穴から雨水が漏れてしまうこともあります。ですが、このルーフラミテクトは特殊なポリマーが膨張してその穴などからの漏水をブロック。止水効果も優れているのです。弊社での重ね葺き・葺き替え工事ではよく利用しています。

 

 

~金物役物取り付け~

 

ガルバリウム鋼板製の金物で、ケラバに「唐草」と「ケラバ包み」を取り付けます。

外壁から出っ張っている屋根部分で、雨樋がついていない側をケラバと言い、「ケラバ」とカタカナで書くのが一般的ですが、漢字だと「螻羽」と書きます。

雨樋が付く軒側にも「唐草」を取り付けます。

屋根の淵は雨水が侵入しやすい箇所ですので、水切りの役割がある「唐草」を屋根周りにしっかりと取り付けていきます。

 

 

 

~本体葺き~

 

いよいよ本体葺きです。

軒先側から2段目と3段目に雪止め挟みながら取付けていきます。

 

屋根を重ねるので建物に結構な負荷がかかってしまうのでは?と思われるかもしれませんが、今回新設する瓦は、粘土瓦1/4程度の重さの軽量なタイプで、アスファルトシングル材の「オークリッジスーパー」。

このオークリッジスーパーは良質のアスファルトが成分となっており防水性が非常に高く、表面には汚れがつきにくいストーンチップが加工してあります。

もともとアメリカで主流だった屋根材なのですが、「飛び火認定試験」に合格していますので、最近は日本の防火区域でも採用されるほど、人気の高い屋根材です。

 

 

 

~棟取付~

 

新しい棟板金を取り付けていきます。

その前に下地の貫板設置です。

棟のラインに合わせて貫板を固定させます

貫板撤去時に記述しましたが、こちらがプラスチック樹脂製の貫板で「タフモック」という製品です。

軽量で柔軟性もあり、高い耐久性も持っていて、腐食に強い材質なのでシロアリが発生しにくいといった特長があります。

 

貫板をビスで取り付けたあと、オークリッジスーパー専用の棟板金を被せて固定していきます。

 

板金取付の仕上げで、ケラバの取り合い部分にシーリングを打って、しっかりと接着させます。

こちらで採用しているシーリング材は、耐用年数30年が期待できる超高耐久シーリング材「オートンイクシード」。

紫外線や雨風を直で受ける屋根ですが、こちらのシーリング材でしたら長い期間安心です。

 

 

■工事完成

屋根重ね葺き工事の完成です!

お選びになった色は「ブラウンウッド」。名前のとおり「木」がコンセプトになっている色合いです。

散りばめてある天然石の効果で天候により深い茶色やレンガ色に見えたりと映え方が変わります。

Y様も仕上がりを大変喜んでおられました。

エリア

横浜市旭区上白根町

施工内容

屋根カバー工法

施工期間

5日間

仕様

屋根材:オークリッジスーパー

金額

80万円

その他の施工実績

無料

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