大和市上和田　E様｜屋根重ね葺き工事

作業・施工内容

こんにちは(*’▽’)

今回ご紹介させていただくのは、屋根重ね葺き工事をご依頼いただきました大和市のE様です。

■現地調査■

まずは現地調査です。

実際にお客様のご自宅にお伺いし、建物の劣化状況や塗装する素材や面積等を調べ工事の際に必要になることを確認します。

お客様への細かなヒヤリングをおこなうことで工事に対する不明点や不安要素を解消します。

※最近ではドローンを使った調査も行っております。

～ドローンのメリット～

・安全に点検ができる

・コストを削減できる

・人手不足の解消

・点検時間が短時間

飛行禁止区域があり、天候に左右されるという面もありますが、ドローンを使うことにより、人が立ち入りにくい場所や急勾配の屋根などでも安全に調査を行うことができ、お客様とリアルタイムで住宅の様子を共有できます。

ドローンを使用した現地調査も、もちろん無料です(^^♪

施行前のE様邸はスレート屋根で、工事前の現地調査で伺った時には瓦の反りや剥がれの症状がみられました。

広範囲で瓦の剥がれが発生していたので、塗装でのリフォームではなく、重ね葺き工事（カバー工法）をご提案させていただきました。

※屋根は、365日休むことなく雨や日差しなどのダメージを受けているため外壁よりも劣化が早いです。

まだ雨漏りしてないから大丈夫。

など安心していても、知らないうちに屋根裏で雨漏りが進行していることもあるので定期的な点検・補修が必要となります。

重ね葺き工事（カバー工法）とは、既存屋根の上に新しい屋根材を葺く工法の事です。

さっそく工事へレッツラゴーーーー！！！

■足場仮設工事■

足場仮設工事とは、作業を安全、円滑にするために行う最初の工事です。

工事現場では、作業員が工具を持ちながら作業します。

足場が不安定では、作業中にバランスを崩し転倒してしまったり工具を落としてしまう危険性があるためしっかりと足場を立てることにより、作業員の安全を確保し安心して作業に取り掛かれます。

30坪～40坪の一般的な戸建なら6時間から8時間ほどで完成します。

費用は20万円ほどです。

■既存屋根材撤去■

足場を立てたら屋根の部材を撤去します。

屋根にはこんな部材が乗っています。

棟板金(むねばんきん)→住宅の最も高い位置に取り付ける屋根材の事。

金属性であるため棟板金と呼ばれています。

貫板(ぬきいた)→棟板金を固定する板の事。

これらを撤去して屋根をフラットな状態にします。

■ルーフィング設置■

その後、軒先の板金を新設し、防水ルーフィングのシートを張っていきます。

ルーフィングとは、下葺き材とも呼ばれていて屋根材のすぐ下に敷く防水シートのことです。

雨水を屋根裏に侵入するのを防ぎ外に流す役割を持ちます。

屋根工事において、もっとも重要とされているのがルーフィングです。

ルーフラミテクトを採用。

住まいの小屋裏を結露から 守るために新しく開発された透湿性ルーフィング材です。

抜群の透湿性＆防水性で結露と水漏れを防ぎます。

■本体葺き■

ルーフィングを張りましたら、お次は本体葺きです。

屋根工事において、葺くとは屋根を仕上げることをいいます。

この度ご提案させていただいた屋根材はデクラ屋根システムの「セネター」。

ガルバリウム鋼板に、細かい天然石を施した超軽量の屋根材で、「耐震」「免震」「制震性」に優れています。

また、メンテナンスフリーの素材であるため、長い目でみるとコストパフォーマンスが良いので、大変人気のある屋根材です。

お選びいただいたカラーは、どのような色・質の外壁にもピッタリなサーブル。

施行前はレンガ色のスレート屋根でしたが、シックなグレーへとスタイリッシュに生まれかわりました。

棟板金もセネターとセットのタイプに取り替えて、見た目は勿論、強度の増した丈夫な屋根へと生まれ変わりました。

最後に足場を解体したら完成です。

最後に足場を解体します。

足場解体は、足場材が倒れて通行人や通行車両に当たってしまったり、工具や作業員が落下してしまう可能性があるとても危険を伴う作業です。

そのため、丁寧かつ慎重に進めていきます。

時間は仮設時と比べると少し早めの3時間～4時間となります。

「セネター」には、30年の材料品質保証と、10年の美観保証がついています。

E様からは屋根工事の他に、外壁塗装工事、付帯部修繕工事のご依頼をいただきました。

■付帯部塗装工事■

～付帯部とは～

・軒天井(外壁から外側に張り出している、屋根の裏側部分)

・雨樋(屋根の流れる雨水を地上まで運ぶための装置)

・破風板(屋根の横や下から風が屋根裏に入り込むのを防ぐ役割のもの)

・庇(出入口や窓の上部に設置されている屋根のようなもので、直射日光や雨から守る働きのもの)

・水切り(家の基礎部分と外壁の間にある板金のことをいい、雨水が下端に回らないようにするためのもの)

・幕板(外壁で上下の仕切りに使われている帯状のもの)

・シャッターボックス

・レンジフードなど

普段、あまり目にしない箇所ですが、屋根や外壁同様、汚れや劣化が生じるため丁寧に塗装します。

今回のリフォームで、お住まい全体が綺麗に、そして建物の寿命も延びました(*´▽｀*)

マルセイテックでは、ご相談お見積りを無料で行っております。

お客様に寄り添い、素敵な家づくりのお手伝いをさせて頂きます。

どうぞお気軽にご相談ください(^^♪

担当：平野