鶴見区T様邸|外壁塗装工事
作業・施工内容
横浜市鶴見区にお住まいで外壁塗装工事をご依頼いただきましたT様邸のご紹介です。
T様の仕様外壁塗料は【艶あり】ガイソーウォールフッ素4F、カラーはWー18です。
外壁塗装で人気のホワイト系をお選びになられました。
雨筋汚れのつきにくい汚染性に優れた塗料となっており、長期間に渡り建物をきれいに守り続けます。
また、艶あり塗料の特性により、優れた光沢性と平滑性を持ち、高光沢のある仕上がりになっております。
下地材には密着性に優れたGWカチオンシーラーNEO(透明)を使いました。
■現地調査
外壁は塗膜の劣化により、手で撫でると白い粉状のものが付着するチョーキング現象が見られました。
サイディング外壁なので継ぎ目にあるシーリングが痩せていて、完全に剥がれている部分も。
塗膜の劣化によりコケやカビが発生していました。
陽あたりの悪い場所はとくにその症状が見られ、外壁の含んでいる水分も過多に。(水分計で通常は30%前後)
外壁の総合的な診断は、外壁の塗膜とシーリングが年相応に劣化しているので、塗り替えをご提案。
防藻、防カビ機能が備わった、紫外線に強く高耐久塗料「ガイソーウォールフッ素4F」を採用することにしました。
■足場架設工事
まずは足場架設工事です。
足場架設工事は一般的な住宅の場合、およそ20万円程の費用がかかりますので、屋根と外壁のメンテナンスは一度に行ってしまったほうがベターです。
足場工事が必要な理由は、主に以下のとおりです。
①職人の高所作業での安全確保の為
➁作業効率を高めて工期を短くするた為
③塗料等材料の飛散防止の為
労働者の安全と健康を確保し、快適な作業環境を作り出すために厚生労働省が発行した省令「労働安全衛生規則」では、「2m以上の高所作業を行う時は安全な足場を設ける必要がある」と定められています。一般的な二階建て住宅の屋根から転落してしまうと大怪我は免れません。場合によっては死亡事故につながることも・・・
職人を守り、工事を無事に終わらせられるよう足場は必ず設置します。
■バイオ高圧洗浄
塗装工事の前に、下地処理のひとつである「洗浄」を行っていきます。
汚れを根こそぎ落とすために開発された高圧洗浄専用の洗剤、弊社オリジナルの「ガイソーパワークリーナー」を使用します。
高圧洗浄で汚れを吹き飛ばし、それでは落としきれない0.001mmにも満たない、とってもとっても小さい小さいピンホールに潜んでいるカビやコケ、藻などの汚れは、「ガイソーパワークリーナー」が徹底的に洗い落とします。
洗浄により綺麗になった下地にしっかり塗料を付着させることができるので、塗った塗料の性能を十分に引き出して外壁・屋根の寿命を引き延ばすことができるのです。この洗浄方法が弊社では標準仕様となっています。
塗装を行わないエクステリア・外構部分もサービスで洗浄しています。
カーポートや玄関タイル、擁壁・・・・
ガイソーパワークリーナーで洗浄するだけで真っ白(汚れ落ちでの白)になります。
洗浄が終わりましたら1日、2日かけてよく乾燥させてから、クラック(ひび割れ)などの補修工事、シーリング工事(打ち直し、打ち増し)を行い塗装面を綺麗に整えます。
■シーリング工事
外壁のシーリング材が剥がれてきていたので、外壁材の内側に雨水が侵入するのを防ぐ「シーリング工事」を行います。
タイルやサイディングの外壁材は、パネル同士の目地に隙間が生じるので、シーリング材でその隙間を埋めていきます。
シーリング材は外壁だけではなく、屋根、洗面台やお風呂まわりなど、様々なところで使われています。
既存シーリング材撤去
まずは、剥がれてきている、もしくは痩せてきているシーリング材を撤去します。
カッターの刃をを利用してシーリング材を剥がしていくので、刃を入れるときは、外壁材に傷がつかないように注意して作業しなくてはなりません。既存のシーリング材が残っている上に新しいシーリング材を打ってしまうと、次第に古いシーリング材から剥がれてきてしまうので、撤去作業はしっかりと行う必要があります。
新規シーリング材施工
撤去が終わったら、新しいシーリングを打っていきます。
採用したシーリング材は耐用年数30年と言われている「オートンイクシード」です。
マルセイテックでは継ぎ目以外に様々な補修工事でも使用しています。
カラーバリエーションが豊富で、どんな建材にも合う色を見つけることができます。
シーリング材を打つ前にプライマー(下塗り材)を塗ります。
シーリング材と下地との密着力を高めるためです。
続いて、新しいシーリング材を打っていきます。
打っていく溝を中心に両側マスキングテープを貼り、ヘラでならします。
シーリング材が乾いたら養生テープを剥がし、シーリング工事の完成です。
次はいよいよ外壁塗装の工程に入ります。
■外壁塗装工事
外壁塗装工事の工程に入ります。
まずは下塗りです。手塗りローラー工法です。
下塗りはとても大事な工程で、これを怠ると、主剤(中・上塗り塗料)がどんなに高級・高品質な塗料であっても、数年で塗膜の剥離等の不具合が出てきます。そんな悲しい事ないですよね。
マルセイテックの塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りの三度塗りがマストとなっています。
(※塗料製品・外壁の状態にもよります。ちなみに中塗りと上塗りは同じ塗料です。)
下地の状況と主剤に応じて、フィラーかシーラーを下塗り材として使用しますが、今回はGWカチオンシーラーNEO(透明)を採用です。
下塗りは必要不可欠なものですが例外で「下塗り不要の上塗り塗料」という主剤も存在します。
そういった塗料でも綺麗に仕上がり、そして耐久性・耐候性もしっかり保持できます。
続いて中塗り・上塗りの工程です。
同じく手塗りローラー工法にて施工していきます。
採用した塗料は弊社オリジナルのフッ素塗料「ガイソーウォールフッ素4F」。
高耐候性能を保持し、雨による雨筋汚れを防止する低防汚染性、鮮鋭性の高い艶やかな塗膜を作る高光沢性、壁を汚れにくくする親水性塗膜でのセルフクリーニング機能をも備えていて、紫外線・雨風に負けることなく長い期間美観を保たせる優れた塗料です。
また、防藻・防カビ機能が備わっているので、嫌な藻やカビ菌の発生を抑制します。
併せて付帯部(雨樋・雨戸シャッターボックス・破風板・軒天井・他)の塗装も行い、外壁塗装工事の完成です。
T様からは外壁塗装の他に、屋根修繕工事と雨樋交換工事のご依頼もいただきました。
屋根の釘打ち直し、棟板金の撤去・新規取付、雨樋交換により、お家全体がとても綺麗になり、大変喜ばれていらっしゃいました。
台風や大雨にも安心して暮らしていただけると思います。
担当:小島
エリア | 横浜市鶴見区 |
---|---|
施工内容 | 外壁塗装 屋根修繕 雨樋交換 |
施工期間 | 13日間 |
外壁塗装仕様 | 外壁塗料 :ガイソーウォールフッ素4F カラー Wー18 下地:GWカチオンシーラーNEO(透明) |
金額 | 150万円(火災保険適用) |
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