大和市　Y様｜金属サイディングカバー・外壁塗装工事

作業・施工内容

大和市にお住まいのY様です。

弊社のホームページをご覧になられて住宅リフォームのご依頼をいただきました。

築26年になるお住まいは外壁はサイディングで、13年程前に塗装のメンテナンスをされているとの事。

外壁は北側の一部が欠けているので張替えも検討していたが、他の業者に塗装でのメンテナンスも可能とお話があったそうです。

■現地調査■

まずは現状を確認するための現地調査を行います。

はもちろん無料(^^♪

どんな工事が必要なの？

費用はいくらくらいかかるの？？

お客様は、分からないことが多くてとても不安だと思います。

そんな不安を解消するために、お客様への細かなヒヤリングや説明をおこないます。

さっそく現地調査に伺ったところ、まずチョーキング現象の酷さが目立ち、問題の欠けている箇所はサイディング内部にまで剥がれが及んでいました(=_=)

チョーキング現象とは、塗料に含まれている顔料が外壁の表面にチョークの粉のように出てきてしまうことです。

塗装では完全に修復できるような状態では無いと判断し、張替えよりもコストパフォーマンスの良い、新しい外壁材を既存外壁に被せるサイディング工法をご提案させていただきました。

■足場仮設工事■

まずはじめに足場を立てていきます。

足場仮設工事が必要な理由として

・作業効率をあげるため

・安全確保の為

・近隣住民への配慮のため

工事現場では、作業員が工具を持ちながら作業します。

足場が不安定では、作業中にバランスを崩し転倒してしまったり工具を落としてしまう危険性があります。

そのため、しっかりと足場を立てることにより作業員の安全を確保し安心して作業に取り掛かれます。

仮設が終わりましたらメッシュシートをかけます。

職人が作業をしやすくするだけではなく、塗料や高圧洗浄が近隣に飛び散らないようにするとても大切な作業です。

隣の家の車に塗料が飛んだなど、実際に近隣トラブルになっていることもある為しっかりと仮設していきます。

照英さんの笑顔が輝いていますね( *´艸｀)

■防水透湿シート■

次に、防水透湿シートを貼ります。

防水透湿シートとは、湿気通し、水を通さない優秀な機能を持った機能性シートの事です。

構造としては、0,5～3μmほどの小さな穴がたくさん空いており、水蒸気のように小さな粒子は通過させますが、霧や雨のような大きな粒子は通しません。

日本は湿度がとても高い国です。

近年の住宅は、高気密高断熱に向けて性能が強化されているためその結果、室内に溜まった湿度によって結露が発生し、壁材を損傷してしまう可能性が出てきました。

とくに、夏になると湿度が８０％を超えてしまう北海道では住宅の湿気対策はとくに深刻な問題でした。

防水浸透シートは、そんな深刻な問題も解決してくれる優れものです(^^)/

■新規胴縁貼り付け■

胴縁とは、柱やコンクリートなどの主体構造物に羽目板、ボード類、波型鉄板などを取り付けるために用いる下地部材の事です。

外壁内の通気を確保する為に行う、一般的な工法です。

胴縁が大きく関係する施工方法として挙がるのが通期工法と呼ばれる方法で、外壁と壁の間に通気層を設け、湿度などを湿度保つ工法の事です。

壁材を張る方向によって、縦布胴縁と横胴縁があります。

胴縁の取り付け方で耐久性が変わります。

■役物取付■

次に、窓回りや外壁材の繋ぎ目などに使用する役物とよばれるものを取り付けていきます。

■サイディング本体貼り付け■

最後にサイディングの貼り付けです。

サイディング材は、柄によって縦貼り横貼りがあり、縦張りは、つなぎ目が少なく仕上がり防水性に優れていてスタイリッシュな見た目に仕上がります。

しかし、横貼りに比べて通気性やサイディングそのものの強度はやや劣ります。

横貼りは、通気性が良く強度を保てます。

しかし、通気性がいい分雨水が侵入しやすくメンテナンス時にコーキング材を多く使用しなければならないため、費用がかかってしまいます。

また、窓や壁には換気口などの開口部があり家の形によってサイズや壁の形にも違いが生じるため、サイディング材はカットして使用します。

■シーリング■

最後にシーリングを行います。

シーリングとは、外壁材の内側に雨水が侵入するのを防ぐためにおこなうものです。

タイルやサイディングの外壁材は、パネル同士の目地の隙間が生じてしまいます。

そのため、シーリング材でその隙間を埋める作業をします。

シーリング材は洗面台やお風呂のタイル、色々なところで使われています。

今回は、北側の面と南側玄関部分に新しいサイディングをカバー工法にて施し、他の面は塗装にてリフォームしています。

採用したサイディング材はYkkapのアルカベール。木目調が綺麗なルシアスシリーズです。

もともと木目調のサイディングでしたが、今回は少し明るめのカラーをチョイス。金属サイディングなのに木の温もりを感じさせられる高耐久素材となっています。バルコニーの腰壁にも同サイディングを施しましたので、正面から見たお住まいに良いアクセントとなっています。

塗装で採用した主剤はガイソーウォール無機Z（W-01艶あり）です。

無機成分の「オルガノポリシロキサン」と「4 フッ化フッ素樹脂」（従来は３フッ化フッ素樹脂）を融合させた、最上級の無機・有機ハイブリッド塗料となっており、高耐久・高耐候性能が、紫外線や風雨の影響から建物を長期間守ります。

また、ホワイト系で塗装していますが、塗膜の保持する「セルフクリーニング効果」により、汚れも付着しにくくなっております。

※セルフクリーニング効果とは雨水で汚れを洗い流す機能の事です

艶あり塗料ですので、サイディングの凹凸も蘇るツヤツヤの外壁へと生まれ変わりました。

Y様は今回屋根のメンテナンスもご依頼いただいており、お住まい全体が綺麗になりました。

リフォームでは見た目だけではなく、建物寿命も飛躍的に延ばす事ができます。

施行前・施工後の印象もだいぶ変わり、大変お洒落な仕上がりとなりました。

■お見積り・ご相談はマルセイテック■

マルセイテックでは、ご相談・お見積りを無料で行っております。

お客様の大切なお住まいをよりよいものにするため、スタッフ一同シャカリキ頑張りますのでどうぞお気軽にご相談ください(*^▽^*)

担当：萩原