ガレージはシャッターの色選びも重要!おすすめの色や選び方のポイントは
ガレージはシャッターの色選びも重要!おすすめの色や選び方のポイントは
ガレージをおしゃれに仕上げたい場合は、ガレージそのもののデザイン性だけでなく、シャッターにもこだわりましょう。色選びに力を入れると、理想のガレージに近づけます。
今回は、ガレージシャッターの色選びに関する情報をまとめました。シャッターにおすすめのカラーや、ガレージの色との相性についても解説していますので、ガレージづくりの参考にしてください。
ガレージのシャッター、色選びのポイント
ガレージのシャッターの色を決める際に注目したいポイントは、以下の4点です。
- 色のイメージを参考にする
- ガレージの色との組み合わせを考える
- 景観を損ねない色を選ぶ
- 劣化や汚れが目立ちにくい色を選ぶ
色の持つイメージを参考にすることはもちろん、汚れや経年劣化の目立ちにくい色も意識すると、美しい状態を長く保てます。
色のイメージを参考にする
「赤は情熱」「緑はリラックス」など、色の持つイメージはさまざまです。「この色にはこんなイメージがある」と把握しておくと、ガレージを見た人がどのような印象を抱くかがわかるでしょう。
後述するガレージにおすすめの色には、以下のようなイメージがあります。
- ホワイト:清潔感、軽快さ
- ベージュ:安心感、上品さ
- グレー:控えめ、落ち着き
- ブラウン:安定感、温かみ
- ブラック:高級感、力強さ
ガレージの色との組み合わせを考える
理想のシャッターの色があっても、ガレージとの色の組み合わせが悪いと思ったような仕上がりにはならないでしょう。シャッターの色選びは、ガレージの色と併せて行うのが基本です。組み合わせがよければ、スタンダードなカラーでもおしゃれに見えます。
景観を損ねない色を選ぶ
「ガレージもシャッターも情熱的な赤に」「ビビッドな黄色で個性をアピールしたい」といった希望があっても、周辺の住宅から明らかに浮いてしまうような色選びはおすすめできません。
外壁やシャッターなど、第三者からよく見えるものは、「見た人がどう感じるか」も加味して選ぶことが重要です。景観を損ねるような色を選択すると、ご近所でのトラブルに発展する可能性もあるので注意しましょう。
劣化や汚れが目立ちにくい色を選ぶ
シャッターも外壁と同じく、雨や紫外線、砂埃などにさらされて劣化したり汚れがついたりします。劣化や汚れが目立ちにくい色は、シャッターの再塗装の頻度を下げられ、日々のお手入れも簡単に済むのでおすすめです。
汚れが目立ちにくいのはグレーやベージュ、ブラウンです。また、経年劣化によって変色しにくいのもメリットだといえます。汚れがやや目立つことのあるホワイトやブラックも、変色しにくいです。
反対に、緑や黄色、赤などは変色しやすいため、こうした色をシャッターに使いたいと考えている場合は注意しましょう。
ガレージのシャッターにおすすめの色は?
ガレージのシャッターにおすすめなのは、以下の5色です。
- ホワイト
- ベージュ
- グレー
- ブラウン
- ブラック
どれも変色しにくく、スタンダードなカラーだといえます。おすすめの理由や仕上がりの印象などを、1つずつ確認しましょう。
ホワイト
清潔感や明るさのあるホワイトは、多くのシャッターに使われている色です。ガレージの色が明るくても暗めでも調和を取りやすく、またどんなガレージのデザインにも馴染みやすいといえます。
ベージュ
安心感を与えてくれる色であるベージュをシャッターの色にすると、ガレージ全体の調和が取れます。ホワイトよりもやや温かみがあり、無難すぎない色でさりげなく個性を発揮できるのも魅力です。
グレー
グレーはホコリ系の汚れも、コケやカビといった緑系の汚れにも強く、落ち着いた印象を与えてくれます。控えめながらも上品や重厚感も持ち合わせており、ブラックのように重たすぎる印象にならないのも特徴です。
ブラウン
木の温もりや優しさを連想させるブラウンのシャッターも、さまざまなガレージの色と相性抜群です。ガレージが白系なら対照的な色でアクセントになりますし、ダーク系の色で統一感を持たせることもできます。
ブラック
ブラックのシャッターは高級感や圧倒的な存在感の演出が可能です。奇抜すぎないながらも周囲との違いを見せつけられるブラックには、力強いイメージもあるので、見た人に「ガレージのなかをしっかりと守ってくれそう」という印象を持たれるでしょう。
シャッターの色選びは外壁もチェック!おすすめの組み合わせは?
ポイントでも説明した通り、シャッターの色選びの際には外壁の色とのバランスチェックも欠かせません。
同じシャッターの色でも、外壁の色を変えるだけで印象は変わってきます。
シャッターと外壁のおすすめの組み合わせは、以下の4つです。
- 黒×白
- グレー×白
- ベージュ×茶色
- 白×茶色
黒×白
対照的な色である黒と白を組み合わせると、シンプルながらも洗練された見た目になります。シャッターとガレージのどちらが黒でも締まった印象で、明るい白色が柔らかさをプラスします。一般的な白のシャッターも、ガレージが黒だと高級感を出せるのでおすすめです。
グレー×白
グレーには白色が混ざっているので、黒と白の組み合わせよりも全体の調和が取りやすく、周囲から浮いてしまうことがありません。シャッターがグレーよりも、ガレージをグレー、シャッターを白にしたほうが、グレーの持つ控えめな高級感を演出できるでしょう。
ベージュ×茶色
ともに落ち着きや温かみを持つ、ベージュと茶色の組み合わせもおすすめです。同系色なので全体に統一感が出て、やさしい印象に仕上がります。ガレージをレンガ調にしたり、シャッターを木目調にしたりといった工夫で、より色のよさを引き出せるでしょう。
白×茶色
白と茶色は、アクセントを作りやすい組み合わせだといえます。白の清潔感とブラウンの優しい印象が相まって、温かみのあるガレージに仕上がるでしょう。こちらも大理石調の白い外壁に木目調のシャッターなど、素材にまでこだわると高級感なども演出できます。
ガレージのシャッターは自分で塗装できる?
「いまのシャッターとは違う色にしたい」「経年劣化してきたから塗装をし直したい」などと思った場合には、自分でガレージのシャッターを塗装することもできます。塗装の手順や必要な道具、注意したいポイントを確認しましょう。
塗装の手順と必要な道具
ガレージのシャッターを塗装する場合に必要な道具は、以下の通りです。
- サンドペーパー
- ワイヤーブラシ
- マスキングテープ
- ペンキ容器
- ローラー
- 刷毛
- ブルーシート(養生用)
- 耐候性塗料
- サビ止め塗料
どれもホームセンターなどで簡単に手に入りますし、価格も高価ではありません。
耐候性塗料はシャッターのような鉄製のものを塗装するのに最適な塗料です。ウレタン・シリコン・フッ素の大きく3種類があり、耐候性の最も低いウレタンは価格もいちばん安くなっています。反対に、耐候性も価格も高いのはフッ素です。
道具がそろったら、塗装を行います。手順は以下の通りです。
- 下地処理
- 下塗り
- 上塗り
まずはサンドペーパーやワイヤーブラシを使って塗装面に傷をつけるという、塗装前の下地処理をします。下地処理を怠ると塗装がはがれやすくなるので、必ず行いましょう。このとき、シャッターがサビついていたらサビも取っておくと塗装剥がれをより防止できます。
続いて下塗りです。下塗りにはエポキシ樹脂系のサビ止め塗料を使用します。下塗りをすることで、上塗り剤の密着性が高まります。シャッターの端や稼働部のすき間などは刷毛を使って塗り、広い部分にはローラーを使うと、塗り残しなくきれいに塗れるのでおすすめです。
上塗りは1度にしっかり塗ろうとするとムラになったり、厚く塗りすぎたりしてしまうため薄く、2~3回にわけて塗り重ねていきましょう。塗料が厚くつきすぎると、シャッターの開閉に支障がでる可能性があります。
自分で塗装する際の注意点
ホームセンターなどにある道具を使えば、シャッターの塗装を自分ですることもできますが、注意したいポイントが3点あります。
- 汚れなどをしっかり落とす
- 養生も忘れず行う
- 高いところを塗るときは安全に
前述の通り、塗装のカギは下地処理にあります。下地処理で汚れやサビなどをしっかり落とし、塗料がしみ込みやすいように細かな傷をつけないと、せっかく自分で塗装してもはがれるのが早くなります。
また、塗装の際はブルーシートを使って塗らない部分の養生をしっかりとすることも大切です。シャッター以外の部分に塗料がついてしまうとなかなか落ちず、ガレージやシャッター全体の見映えが悪くなることもあります。
ガレージの大きさによってはシャッターの高さがある程度あり、脚立などを使った作業が必要な場合もあるでしょうが、安全に配慮して作業をしましょう。
迷ったら業者に依頼するのもおすすめ
「仕上がりに自信がない」「気に入った色やガレージと相性のよい色が選べない」といった場合には、業者に依頼するのもおすすめです。最適なシャッターの色選びはもちろん、塗装もプロの技で美しく仕上げてくれます。
自分で塗装するより費用はかかりますが、失敗のリスクがなく、手間もかからず満足の見映えを実現できるので、迷ったら一度相談してみるのもよいのではないでしょうか。
こだわりの色選びで納得のガレージシャッターに!
ガレージは、シャッターの色選びで印象が大きく変わります。シャッターの色のバリエーションも増えていますが、さまざまなポイントに注目すると、ガレージとも相性のよいベストな色を選択できるでしょう。
シャッターの塗装は自分でもできますが、迷ったら業者に依頼するのもおすすめです。プロの技で理想のシャッターやガレージを手に入れ、よりよい家づくりの一歩にしてください。
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