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外壁に車をぶつけた!塗装・修繕にかかる費用はどれくらい?

外壁に車をぶつけた!塗装・修繕にかかる費用はどれくらい?

運転中は細心の注意を払っていますが、起こり得るトラブルの1つに自宅や他人の家の外壁に車をぶつけてしまうというものがあります。もし外壁に車をぶつけてしまった場合、修繕にかかる費用はどれくらいなのでしょうか。

 

今回は、外壁に車をぶつけた場合の修繕費用相場について解説します。他人の家の外壁にぶつけたときの対処法や、どこまで費用を負担すべきかなどにも触れていますので、万一のための情報として参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

外壁に車をぶつけた場合の修繕費用相場

外壁に車をぶつけると、ぶつけた部分が欠けたりひび割れたり、傷になったりします。修繕費用は外壁がどれだけダメージを受けたかによって変わりますが、被害範囲が大きすぎなければ5万円前後、被害範囲が30センチほどなら8~9万円で修繕できる場合もあります。

 

当然ですが、車をぶつけたことによる外壁のダメージが大きければ請求額は高くなるので、10万円、20万円以上の費用を請求されることもあるかもしれません。

 

 

 

他人の家の外壁に車をぶつけてしまったときの対処法

他人の家の外壁に車をぶつけた場合は、必ず警察への通報や家主への謝罪を行います。「少しの傷だから」と何もしないのはNGです。

「車をぶつけた」という状況に動転しても冷静に行動できるよう、対処法を把握しておきましょう。

 

 

警察に通報する

被害の大小にかかわらず、事故が起こった際の警察への届け出は必須です。外壁に車をぶつけた場合も、警察に通報します。

 

通報の前には、以下の点を確認しましょう。

 

  • けが人はいないか
  • 車は安全な場所に移動できているか
  • 発煙筒や三角表示板を出したか

 

外壁に車をぶつけたことでけがをした人がいたら、通報よりも先に救急車を呼ぶなどの対処が必要です。また、車は後続車や周辺の迷惑にならない安全な場所に移動し、二次被害が起こらないようにしましょう。

 

発煙筒などで事故を知らせるのも、さらなる被害を防ぐために欠かせません。特に夜間や悪天候の日などは、視界が悪く車が止まっているのに気がつかないこともあるので注意してください。

 

警察を待つあいだに、車をぶつけてしまった家の方にも報告をしましょう。

 

 

連絡先の交換と修繕費用の相談

警察に事故の届け出を行ったら、車をぶつけてしまった家の方とも直接話をします。身分証の提示や連絡先の交換などで自分の身元を明らかにすると同時に、修繕費用についてもある程度相談しておくとよいでしょう。

 

ぶつけたほうは加害者になりますが、修繕に必要な費用がどれくらいか、本当に正しく費用を請求されているかは気になるところです。費用を調べる、事故状況を記録するなど、さまざまな目的で外壁の破損状況を写真に残したい場合は、必ず家主の許可を取ってから撮影してください。

 

 

家主には必ず謝罪を

家主には、事故を起こしたことを知らせる際に必ずお詫びの言葉を伝えます。また、諸々の話し合いが終わったあとにも重ねてお詫びをするとよいでしょう。

 

ぶつけたときに家主が不在だった場合も、警察への通報・届け出を行い、家主には事故を起こした旨や連絡先を記載したメモを残します。その後、家主から連絡がない場合は早い段階で再度訪問し、在宅しているようなら直接謝罪や修理費用についての話をしましょう。

 

 

 

外壁に車をぶつけた場合、どこまで費用を負担する?

外壁に車をぶつけた場合、修繕費用をどこまで負担すればよいのかは重要な問題です。ぶつけて凹んだり傷ついたりした部分以外の費用を請求された場合は、応じるべきなのでしょうか。

 

 

基本は壊れた部分の修繕費用のみ

外壁の修繕費用は、車をぶつけてこわれた部分のみ支払えば問題ありません。しかし、外壁の色や状態によっては、修繕した部分が周辺の外壁に馴染まないこともあります。

 

家主が「壊れたところを直すと見映えが悪くなるから、外壁全体の塗り直しをするつもりだ。その費用を全額負担して欲しい」といってきた場合は、どうしたらよいのでしょうか。

 

法的には、損害を与えてしまった部分のみの修繕費用を支払えば問題ありません。それ以上の義務を負う必要はないので、ぶつけた部分以外の修繕費用を請求されても支払わなくてよいといえます。

 

「ぶつけてしまった」という負い目があるかもしれませんが、不要な請求に対しては支払い義務がない旨をはっきりと伝え、ぶつけたところの修繕費用のみを請求してもらうよう伝えましょう。

 

 

慰謝料を求められたら支払わなければいけない?

外壁に車をぶつけてしまったことで、家主がショックを受けたり、精神的なストレスを受けたりするかもしれません。もしもそれに対する慰謝料を請求された場合も、支払に応じる必要はないといえます。

 

外壁に車をぶつけた場合は「物損」に該当するので、精神的損害への慰謝料は法的に認められません。不当な請求をしつこくされる場合は、保険会社に相談したり、弁護士の無料相談などを利用したりするのも1つの方法です。

 

 

 

外壁に車をぶつけた!保険は使える?

外壁に車をぶつけた場合は外壁の修繕費用はもちろん、自分の車の修理代が発生することもあります。大きな出費になることもありますが、保険は適用されるのでしょうか。

 

 

自賠責保険は補償対象外

加入必須の自賠責保険は、対人賠償のみの保険です。外壁に車をぶつけた場合は「対物」になるので、自賠責保険は使えません。

 

対物事故以外にも、自賠責保険は補償対象外となるケースも多く、また補償対象でも補償額が非常に高いわけではないので、後述する任意保険にも加入しておくとよいでしょう。

 

 

任意保険は適用される内容もある

さまざまな保険会社が提供する自動車の任意保険は、月々の保険料や補償内容を自由に選べます。

任意保険の内容によっては、外壁に車をぶつけた際の費用に保険が適用されることもあります。

 

対人事故への補償はもちろん、対物事故で自分の車を修理するための費用をカバーできる保険もあるので、万一のときには保険会社に連絡し、事故の状況や修理額、保険が使えるかなどを相談するとよいでしょう。

 

 

車両保険利用時の注意点

外壁に車をぶつけたときに任意の車両保険を利用する際には、注意したい点もあります。外壁の修繕や、自分の車の修理にかかった費用に保険を使うと、翌年度の等級が下がり、事故有係数適用期間が適用されます。

 

事故有係数適用期間は、最長6年です。この期間は保険料が上がるので、受け取った保険料よりも、翌年度から支払う保険料のほうが高くなる可能性もあります。

 

たとえば月々15,000円の車両保険に加入しており、外壁に車をぶつけた修繕費用に保険を使って5万円を受け取ったとしましょう。等級が下がって翌年度からの月々の保険料が20,000円になると、年間の追加額は6万円で、修繕費用よりも高くなります。

 

保険を利用する前には修繕費用と等級が下がった場合の保険料を比較し、「保険を利用しても損はない」かどうかを見極めましょう。

 

 

 

外壁に車をぶつけたら修繕費用の負担が必要!支払義務のある内容は事前に把握を

外壁に車をぶつけた際に修繕にかかる費用は被害状況によって異なりますが、数万円から10数万円程度です。警察への届け出や家主への謝罪など、事故後に必要な行動も把握し、万一のときにも落ち着いて行動できるようにしましょう。

 

事故を起こした人が支払わなければいけないのは、ぶつけた部分の修繕費用のみです。その他の請求をされた場合には、保険会社や法律関連の事務所に相談し、法的に支払い義務がないことを相手に伝えます。

 

また、費用を任意の車両保険でまかないたい場合は、保険の利用で等級が下がり翌年度の保険料が上がることも忘れず、慎重に比較・検討してください。

 

外壁に車をぶつけた場合にかかる費用を知っておくことは重要ですが、事故を起こさないに越したことはありません。日頃から安全運転を心がけ、車によるトラブルを防止しましょう。

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