サイディングに塗装は必要なのか?塗装の流れや注意点をまとめて解説
本記事では、サイディングに塗装は必要なのか解説します。
サイディングに塗装は必要?
結論、以下の症状が出ている場合はサイディング塗装が必要です。
- チョーキング現象
- コーキング部分のひび割れ
- 外壁のひび割れ
- 塗膜の剥がれ
- 外壁の色あせ
- カビ・コケの発生
上記の症状が出ている場合はサイディングが劣化している証拠です。そのため、早めにサイディング塗装を行いましょう。
サイディングの耐用年数
一般的なサイディングの耐用年数は約10年だと言われています。
最短で6年、最長でも15年とされており15年を過ぎてしまうとサイディングとしての機能を十分に果たすことができなくなります。ただ、住宅の環境により6年より早くサイディングの限界を迎えてしまうケースも少なくありません。
サイディング塗装にかかる費用相場
サイディング塗装にかかる費用相場としては、塗料別で以下の通りです。
- 光触媒:約150万円
- フッ素・無機:約120万円
- シリコン:約90万円
- ウレタン・アクリル:約80万円
サイディング外壁塗装の流れは?
外壁塗装業者にサイディング塗装を依頼した際の流れは以下の通りとなります。
- 足場・養生ネットを張る
- 高圧洗浄を行う
- 下地・コーキング処理を行う
- 細部の養生を行う
- 下塗り塗装を行う
- 中塗り・上塗りを行う
- 足場を解体し清掃する
サイディング外壁塗装は自分でもできるのか
基本的にサイディング外壁塗装を自分でDIYすることは可能です。
外壁塗装業者にサイディング塗装を依頼すると費用が多くかかってしまうため、自分でDIYをする人が多いです。ただ、以下の注意点があります。
- 足場を組む場合は転倒する危険性がある
- プロよりも質が低くなることがある
DIYをするときの流れ
もしサイディング外壁塗装をDIYで行う場合、以下の流れで進めていくことをおすすめします。
- 外壁を水洗いする
- 養生する
- 下塗りを行う
- 上塗りを行う
- 養生を剥がす
プロのような質を実現することは難しいため、より良いサイディング外壁塗装を求める場合は業者に依頼しましょう。
サイディング外壁塗装においての注意点は?
サイディング外壁塗装においての注意点としては以下があります。
- 塗料の仕様書を確認する
- 実際の仕上がりイメージと異なることがある
- 落下事故に注意する
塗料の仕様書を確認する
まずは、塗料の仕様書を確認しましょう。
塗料の仕様書には、希釈方法や割合などが明記されており作業を開始する前に必ず確認する必要があります。仕様書通りに塗料を使わないとすぐに剥がれ落ちてしまうなどのトラブルが発生してしまいかねません。
実際の仕上がりイメージと異なることがある
続いて、実際の仕上がりイメージと異なることがある点です。
色見本やカタログで見ていた色合いと実際の仕上がりで若干の違いがあるかもしれません。太陽の下で見る色と部屋の中で見る色は異なりますので、カラーシミュレーションサイトを活用するなどして色合いをすり合わせておきましょう。
落下事故に注意する
続いて、落下事故に注意することです。
足場が設置されていても落下事故が生じる可能性があります。基本的にはヘルメットや作業用シューズ・安全帯を着用して落下事故を防止していますが、それでも落下事故は起きてしまうものです。業者が持っている道具が落ちてくる可能性もあるため足場があったとしても落下事故に注意しておきましょう。
まとめ
サイディングの耐用年数は10~15年とされていますが、以下の症状が出ている場合は塗装を依頼しましょう。
- チョーキング現象
- コーキング部分のひび割れ
- 外壁のひび割れ
- 塗膜の剥がれ
- 外壁の色あせ
- カビ・コケの発生