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ダイフレックスの塗料の評判は?メリット・デメリットも解説

ダイフレックスの塗料の評判は?メリット・デメリットも解説

 

塗料メーカーはさまざまですが、メリット・デメリットを知ると、塗装に採用するかどうかが検討しやすくなります。ダイフレックスの塗料はどのような評判なのでしょうか。

 

今回は、ダイフレックスの塗料の評判や、製品ラインナップなどを解説します。

 

 

 

塗料メーカー・ダイフレックスとは

 

ダイフレックスは、東京都に本社を構える総合防水メーカーです。ダイフレックスはもともと、昭和39年にダイワインキ工業の関係会社として設立された大和高分子工業株式会社という会社でした。

 

その後、昭和63年にダイフレックスへと社名を変更。ダイフレックスになってからの歴史はまだ浅いため、あまり知らないという人も多いかもしれませんが、塗料メーカーとしては老舗です。また、建築関連に用いられるエポキシ樹脂の製造・販売という大きな実績もあります。

 

 

 

人気の塗料・ダイヤスーパーセランフレックス

 

さまざまな塗料の製造・販売を行うダイフレックスのなかでも特に人気なのが、「ダイヤスーパーセランフレックス」です。この塗料は「無機塗料」に分類され、一般的なシリコン塗料より汚れに強く、柔軟性に優れています。

 

耐用年数が長いぶん、ほかのシリコン塗料と比べて価格はやや高いものの、そのぶん長く美しさを保ち、メンテナンスの頻度を抑えられるのがメリットです。

 

 

 

その他、新製品は…

 

「ダイヤスーパーセランフレックス」以外の塗料で、比較的新しい製品には以下のものがあります。

 

  • ダイヤノキセラコート:マンション・集合住宅向け。耐候性、耐汚性、透湿性、防カビ性などの優れており、建物の天井面への塗装に適している
  • ダイヤスーパーセランG4:戸建て向け。鏡面光沢度4%の艶で上品な仕上がりが特徴。汚れに強く、色褪せもしにくい
  • ダイヤジオフレーバー:さまざまな建物向け。従来の塗料にはない、上質な質感と深みのある色合いが特徴。紫外線による変色・退色が起こりにくい
  • シーカーウォール-490:戸建て向け内装用塗料。新開発・特殊吸収剤がホルムアルデヒドを効率よく吸着し、有害な菌の繁殖を抑制する。安全な室内環境の実現に貢献

 

研究・改良を重ね、外装はもちろん、内装にも適した塗料を展開しています。

 

 

 

ダイフレックス・ダイヤスーパーセランフレックスのメリット

 

ここからは、ダイフレックスのなかでも人気の「ダイヤスーパーセランフレックス」について解説します。製品には、4つのメリットがあります。

 

 

耐久性が高い

通常、シリコン塗料の耐用年数は10~15年ですが、「ダイヤスーパーセランフレックス」のメーカー期待耐用年数は24~26年です。有機塗料は紫外線による劣化が早いですが、「ダイヤスーパーセランフレックス」は無機塗料のため、紫外線ダメージを受けにくく、1.5倍以上長持ちします。

 

雨水で汚れが落ちる

「ダイヤスーパーセランフレックス」は親水性の高い塗膜で、雨水で表面に付着した汚れが落ちるのもメリットです。汚れを寄せ付けにくい性質もあり、美しい状態を長く保てます。

 

さまざまな外壁に対応

塗料によっては、塗布できる外壁材が限られることもあります。しかし、「ダイヤスーパーセランフレックス」はコンクリートやセメント系の壁、石材、サイディングなど、さまざまな素材に対応可能です。外壁材によって塗料選びを諦めなくてよいのも、メリットだといえるでしょう。

 

価格があまり高くない

「ダイヤスーパーセランフレックス」の価格は「一般的なシリコン塗料より高め」だと前述しましたが、耐用年数や機能性を考慮すると、非常に高いわけではありません。塗装時の費用は上がってしまいますが、通常10年を目安に行うメンテナンスを20年以上しなくてよいので、塗り直しにかかるコストを押さえ、長い目で見るとお得感もあるといえます。

 

 

 

ダイヤスーパーセランフレックスのデメリットはある?

 

ダイフレックスの人気塗料「ダイヤスーパーセランフレックス」を選ぶ前には、デメリットも把握しておくことが大切です。デメリットがわかると、塗装後のミスマッチを防げます。

 

施工できる業者があまり多くない

2017年10月に発売された「ダイヤスーパーセランフレックス」は、「ダイヤブランド製品ライセンス取得業者」だけが施工できます。認定業者は全国でもあまり多くないため、地域によっては業者選びが大変になるかもしれません。

 

安価な塗料よりコストがかかる

「ダイヤスーパーセランフレックス」と同じシリコン塗料や、より安価なウレタン塗料と比べると、施工時のコストは高くなります。ただし、前述の通りメンテナンスを見越して「ダイヤスーパーセランフレックス」を選べば、メリットを生かして結果的にコストダウンにつながる可能性は高いでしょう。

 

艶の調整が2段階しかない

塗料は艶の度合いを最大5段階まで調整できます。多い場合は「艶消し」「3分艶」「半艶」「7分艶」「全艶」から選べますが、「ダイヤスーパーセランフレックス」の艶調整は「半艶」と「全艶」の2段階しかありません。塗料の艶を抑えたいと考える人は、「ダイヤスーパーセランフレックス」ではない塗料を選ぶのがおすすめです。

 

 

 

ダイフレックスの塗料の評判は?

 

老舗の塗料メーカーだけあり、ダイフレックスの塗料は「ダイヤスーパーセランフレックス」を含め、多くがよい評判を集めています。具体的な評判を見てみましょう。

 

柔軟性がある

ダイフレックスの塗料は、柔軟性があるといわれています。建物は温度変化に伴い膨張・収縮しますが、このときに塗料がひび割れるケースも少なくありません。しかし、ダイフレックスの塗料は柔軟性が高いため、ひび割れにくくなっています。

 

透湿性が高い

透湿性とは、塗料に含まれる湿気や水分を水蒸気として透過させる性質のことです。透湿性が高い塗料は、塗膜の膨張・剥がれが起こりにくく、縦材や構造部の腐食や建物の結露防止の役割も果たします。ダイフレックスの塗料は透湿性が高いことでも有名で、快適な室内環境の実現にも貢献します。

 

強い雨風でも安心

屋外用の塗料は、太陽光や雨風、温度変化などに強くなければすぐに劣化してしまいます。ダイフレックスの塗料は「超耐候」「高耐候」などと謳われているものも多く、強い雨風や気候の変化からも、しっかり住宅を守ってくれます。

 

よい状態が長持ちする

耐候性の高さで、メンテナンスをこまめにしなくても美観を保てるのは、ダイフレックスの塗料の魅力です。また、カビやコケ、藻などが繁殖しづらく、見た目はもちろん、建物そのもののよい状態を長持ちさせられるのも特徴だといえます。カビなどの繁殖は、住む人の健康にも影響を及ぼすため、防カビ・防藻性の高いダイフレックスの塗料を採用すれば、安心・安全の住環境に近づけるでしょう。

 

 

 

ダイフレックスの塗料は評判よし!迷ったら業者に相談を

 

ダイフレックスは、昭和63年に社名変更した老舗の塗料メーカーです。なかでも人気の「ダイヤスーパーセランフレックス」は機能性に優れており、塗料選びに迷っている人におすすめしたい製品です。多くの製品が高い評判のダイフレックスの塗料で、理想の住まいに近づいてみてはいかがでしょうか。

 

弊社でも、ダイフレックスを含むさまざまな塗料に関するご相談を承っています。各塗料の評判やメリット・デメリットなどを丁寧にご説明し、ご希望の外観に仕上げる最適な塗料をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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