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【目隠しフェンス②】目隠しフェンスのメリット・デメリットとは

昔と比べて素材やデザインが増えたことにより、選択肢の幅が広がっている目隠しフェンス。

新型コロナウィルスの影響もあり、ご自宅でお仕事をされる方が増えました。

職場とプライベート空間が同じスペースになることで、『家で過ごす時間をいかに快適なものにするか』という価値観の方が増えているようです。

それによって今まで気付かなかったお隣さんやご近所からの視線や、家の前を通る不特定多数の方の視線が気になることもあるかもしれません。

本来寛ぎのスペースであるご自宅やお庭が、周りからの視線によってリラックス出来ない空間になってしまうのは残念ですよね。

 

そこで今回は目隠しフェンスを検討中の方のために、目隠しフェンスのメリット・デメリットについて解説します。

 

 

 

◎目隠しフェンスのメリット

①プライバシーの確保

目隠しフェンスの設置目的で一番多いのが、こちらのプライバシーの確保ではないでしょうか。

目隠しフェンスの設置でお隣さんやご近所、家の前を通る不特定多数の視線からプライバシーを守り、安心してリラックス空間を作ることが出来ます。

せっかくのいいお天気で室内に日差しを取り入れたくても、カーテンを開けると室内が丸見えになってしまうために常にカーテンを閉めっぱなしにしている・・・勿体無いですよね。

目隠しフェンスの設置によって、ご自身だけでなく家族のプライバシーも守ることが出来ます。

お天気の良い日はカーテンを開けて風と日差しを取り込む、開放的な生活を送ることが出来るのではないでしょうか。

 

 

②庭で過ごす時間が増える

お天気のいい休日、リラックスした格好でガーデニングを楽しんだり、庭でのティータイムを楽しもうと思ったりしても、視線を気にしながらだと楽しめませんよね。

せっかくのお庭があっても、だんだん庭に出る機会が少なくなり、いつしか庭に出る機会が無くなって庭も荒れている・・・勿体無いですね。

目隠しフェンスの設置によって、視線を気にすることなくガーデニングやティータイムなどの時間が楽しめます。

好みの植物を育てて四季の移ろいを楽しんだり、風や太陽という自然の力によって日常の疲れから癒されることもあるのではないでしょうか。

フェンスの下部に最初からプランターが付いたタイプのフェンスにすれば、目隠しフェンスの機能を果たしつつガーデニングを楽しむことも可能です。

プランターが樹脂製であれば、直接土を入れても腐ることはありませんので安心してお使いいただけます。

 

 

③外観イメージを変えられる

目隠しフェンスは住まいのイメージに合わせたカラーやデザインを選ぶことで、家そのものの印象を良くすることが出来るエクステリアアイテムです。

目隠しフェンスの素材は「木製」、「アルミ形材」、「アルミ鋳物」、「樹脂系」、「スチール」など様々あり、デザインや色も豊富にあります。

住まい(建物)を含めた全体のバランスで検討しましょう。

 

 

④コストを抑えることが出来る

目隠しフェンスは外構全てを囲うというよりも、玄関やリビング、浴室など、視線を遮りたい場所にだけ設置しても違和感がありません。

設置したい場所や広さによって金額は変わりますので一概には言えませんが、ピンポイントに設置すれば最小限の予算での設置も可能です。

 

 

 

◎目隠しフェンスのデメリット

①日当たりが悪くなる

目隠しフェンスの設置でご近所や通行人からの視線を遮ることは出来たけれど、その分日当たりが悪くなってしまう場合があります。

目隠しフェンスを設置した場所の日当たり、太陽の動き(向き)、フェンスの高さなど総合的に検討しましょう。

 

 

②風通しが悪くなる

「目隠し」の機能を重視するあまり、風通しが悪くなる場合があります。

目隠し機能を持たせつつ風通しもある程度確保したいのであれば、板間隔が大き目タイプのものやルーバータイプを検討すると良いでしょう。

 

 

③圧迫感を感じる

フェンスの高さを高くしすぎると、フェンスの向こう側が全く見えず、圧迫感を感じてしまう場合があります。

せっかくのプライベート空間なのに、圧迫感を感じて落ち着かず過ごしにくい空間になってしまうのは、非常に残念ですよね。

高さを出したいのであれば、板間隔が大き目のものを選ぶと、多少圧迫感は軽減されます。

またご近所への配慮も目隠しフェンス検討の際のポイントになります。

敷地の外周全てを2m近いフェンスで囲うと、拒絶感を感じさせることもあり、良い印象を持たれない可能性があります。

また隣家との境にいきなりフェンスを並べると、「うちが何か気に入らないことをしたのか・・・?」と気にされる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

◎まとめ

近年は一戸当たりの敷地面積や敷地の有効活用などの影響で、オープン外構という塀や門扉で囲わないスタイルの戸建が増えています。

オープン外構は解放感があり、敷地が狭い場合でもその狭さの感じ方は少なくなります。

また、人の目が届きやすいという観点から、不審者が侵入しづらいというメリットもあります。

そこで需要が高まっているのが目隠しフェンスになるのですが、メリット・デメリットを踏まえ、プライバシー確保と周囲への配慮のバランスを取りながら、設置計画を進めてみましょう。

 

 

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