浴室塗装専門業者の選び方は？塗装にかかる費用や浴室塗装の特徴も

～浴室塗装専門業者の選び方は？塗装にかかる費用や浴室塗装の特徴も～

浴室の劣化が気になった場合はリフォームを検討する方も少なくありませんが、塗装できれいにできることも多くあります。浴室塗装は専門業者に依頼すると、よりよい仕上がりになるのでおすすめです。

今回は、浴室塗装のメリットやデメリット、浴室塗装専門業者を選ぶ際の注目ポイントを解説します。費用の相場も紹介していますので、依頼前の参考にしてください。

■浴室塗装とは■

浴室塗装とは、使用中の浴槽に塗装を施し、新品のような状態にする技術です。長年浴槽を使っていると、傷やヒビ、劣化による汚れなどが気になってくることもあり、この場合は浴槽の取り換えを検討する人も多くいます。交換やリフォームをするほどでもない状態の浴槽なら、浴室塗装によって美しく生まれ変わらせることが可能です。

まずは、浴室塗装には、どのようなメリット・デメリットがあるのかを確認しましょう。

浴室塗装のメリット

浴室塗装をするメリットは、以下の通りです。

• 交換やリフォームよりも費用が安い
• 工期が短い
• 新品のような浴槽になる
• 好みの色に塗装できる

塗装はいまある浴槽に施すので、交換やリフォームよりも安く済みます。また、工事も大がかりにならないので、短期間で完了できるのもメリットです。

古くなった浴槽、傷や汚れが目立つ浴槽も、浴室塗装によって新品同様に生まれ変わります。また、豊富なカラーバリエーションから好みの色を選択して塗装できるので、きれいなお風呂に入るのが楽しくなるのも、浴室塗装の魅力だといえるでしょう。

浴室塗装のデメリット

安価に浴槽をきれいにできる浴室塗装ですが、以下のようなデメリットもあるので、事前に把握しておく必要があります。

• 施工できる職人が少ない
• 施工が甘いと塗装がはがれやすくなる
• 浴槽の機能向上は期待できない

浴室塗装には、外壁や屋根の塗装とは異なる専門技術が必要です。よって、施工できる職人があまり多くありません。地域によっては「近くに浴室塗装専門業者がいない」ということもあり、遠方の業者に依頼する、浴室塗装を諦めなければならないといったことも起こり得ます。

また、施工時の下地補修が不十分な場合、せっかく施した塗装が剥がれやすくなることもあります。さらに、既存の浴槽に塗装する浴室塗装は、保温性などの機能を高めるものではないので、機能性の高い浴槽を希望する場合は、交換やリフォームをするのが賢明でしょう。

浴室塗装は専門業者への依頼がおすすめ！

浴室塗装には専門技術が必要だといいましたが、浴室塗装用の塗料自体は、ホームセンターなどでも入手できます。自分で塗装できないこともありませんが、水回りの作業は正しい知識や経験がない人が行うと、失敗する可能性も高いです。

浴室塗装を希望する場合は、専門業者に依頼しましょう。高い技術を持つ専門業者なら、浴室の現状を正しく判断し、最適な工事を提案してくれます。塗装の持ちもよく、美しい状態を長く維持することも可能です。

■浴室塗装専門業者を選ぶ際の注目ポイント■

浴室塗装専門業者は非常に多いわけではありませんが、複数の業者がある場合にはどのようなポイントに注目して選べばよいのでしょうか。業者選びで意識したい点は、大きく5つです。

塗装実績があるか

浴室塗装はその他の塗装とは異なる知識や技術が必要なので、実績があるかは重要なポイントになります。技術や塗装経験などが伴わないと、せっかく塗装しても短期間で剥がれてしまう可能性が高いです。施工不良の場合は、1年も持たないことがあるので、塗装実績がどれくらいあるかは事前に確認しましょう。

幅広い塗装に対応しているか

浴室塗装といっても、浴槽の材質や希望する塗装などによって、選ぶ塗料などは異なります。幅広い塗装に対応しているかどうかも、業者選びの注目ポイントの1つです。施工実績、事例などがサイトに提示されていない場合は、問い合わせてみるとよいでしょう。さまざまな材質の浴室への塗装実績だけでなく、グリッターやパールなどの装飾にも対応可能かも知っておくと、希望する塗装を叶えやすいです。

塗装だけでなく補修もできるか

浴室の汚れや細かな傷が気になる程度であれば、塗装だけできれいにできる可能性は高いですが、ひび割れなどが起こっている場合は、浴室の修繕もする必要があります。塗装だけでなく浴室の補修も行えるかも、必ず確認しましょう。補修ができない業者への依頼は、避けたほうが無難です。

色付きの塗装に対応しているか

浴室塗装は大きく、再生コーティングと保護コーティングにわかれます。保護コーティングは浴槽に汚れがつきにくくするためのもので、透明の保護剤で施工します。劣化した浴室には、浴槽に色付けをする再生コーティングを行うので、色付きの塗装に対応している業者でなければ依頼できません。どのような色で塗装できるかも業者によって異なりますので、希望の色での塗装が可能かも、併せて確認すると安心です。

補償はあるか

浴室塗装は高い技術が必要で、非常に多いわけではありませんが、実績のある業者が施工しても2年から3年ほどで塗装が剥がれてしまうことがあります。そこで重要なのが、補償の有無です。補償があれば、期間内の不備は無償で対応してくれるケースが多いです。万一の場合に備え、補償があっても有料対応の業者、そもそも補償がない業者は、選ばないほうがよいでしょう。

■浴室塗装専門業者を利用する際の費用相場■

浴室塗装専門業者に依頼する場合の費用相場は、15万円から30万円程度です。浴槽の材質、塗装に使用する塗料の種類などによって、費用は変わってきます。

ちなみに、浴槽を交換する場合の費用相場は50万円から100万円です。交換と比べると、浴室塗装は安価で行えることがわかるでしょう。「劣化は気になるものの、交換するほどでもない」「できるだけ費用を抑えてきれいにしたい」という場合には、交換より安価で環境にも配慮した、浴室塗装を検討してみてはいかがでしょうか。

■信頼できる業者の見分け方■

浴室塗装専門業者に依頼する場合は、よりよい仕上がりを実現してくれる、信頼できる業者を選びたいところです。最後に、安心して依頼できる業者を見分けるための4つのポイントを解説します。

予算に合った見積もりを提示してくれる

予算に配慮してくれるかどうかは、業者を見極める際のポイントの1つです。浴室塗装の相場は15～30万円ほどなので、これよりも大幅に高い場合は正当な金額とは言い難く、浴槽を交換しても金額が変わらないかもしれません。見積もりを依頼する場合は、予算や希望をできるだけ具体的に伝えましょう。予算に見合わない場合も、その理由を明確にしてくれる業者は、信頼度が高いといえます。

希望の施工内容をヒアリングしてくれる

依頼者の希望をしっかりヒアリングしてくれるかどうかも重要です。実績や技術が伴わない業者の場合、依頼者の希望を叶えられない可能性もあるため、ヒアリングを怠ることがあります。業者の意見を押し付けられていると感じたら、仕上がりにも不安を覚えたほうがよいでしょう。

不要な工程、オプションをしつこく勧誘してこない

浴室塗装は浴槽の交換と比べると安価なので、悪徳な業者は不要な工程やオプション追加などで、費用を引き上げようとしてくることがあります。「こんなオプションもあります」「こういう工程を挟むと仕上がりがこう変わります」という説明や軽い提案程度なら、優良な業者も行うことがありますが、希望しない内容をしつこく勧めてくる場合には注意が必要です。

クチコミがよい

実際に業者を利用した人のクチコミも、信頼度を測るための判断材料となります。業種に関わらず、自社のホームページなどには都合の悪いことは書かないということは多いので、利用者の意見も参考にするのがおすすめです。クチコミがよければ、対応や技術などに一定の安心感が得られます。できれば公式サイトではなく、クチコミサイトなどに掲載されている内容をチェックするとよいでしょう。

相見積もりを取るのもおすすめ！

複数の業者で迷っている場合は、相見積もりを活用しましょう。相見積もりをすれば価格はもちろん、業者の対応も比較できます。事前に相見積もりであることを伝える、他社の見積書を見せない、断りの連絡も必ず入れるなど、相見積もりを行う際のマナーを守ることも、忘れてはいけません。

■浴室塗装はメリット豊富！施工には専門業者を利用しよう■

劣化した浴槽も、浴室塗装できれいに生まれ変わる可能性が高いです。メリットの多い浴室塗装ですが、よりよい施工には高い技術が欠かせません。業者選びのポイントも押さえ、信頼できる浴室塗装専門業者に施工を依頼しましょう。

弊社でも、浴室に関するさまざまな施工を行っております。

お客様の大切なお住まいをより良いものにするため、スタッフ一同精一杯頑張りますのでどうぞお気軽にご相談ください(*^^)v