金属塗装にプライマーは不要?プライマーが必要である理由を解説
本記事では、金属塗装にプライマーが不要かどうかを解説します。
金属塗装にプライマーは不要?
結論、金属塗装でもプライマーは必要です。
プライマーは下塗り塗料の総称であり、中塗り・上塗りの密着性を向上させる働きがあります。このプライマーを省いてしまうと、中塗り・上塗り塗料の密着性が低くなってしまい、塗装の塗り直し等が発生してしまうかもしれません。
プライマーとシーラーの違い
よく、「プライマーとシーラーは何が違うのですか?」といった質問があります。
結論、全くの別物では無く、呼称が違うだけでほとんど機能性に違いはありません。プライマー・シーラーを用いることが多い箇所としては以下が挙げられます。
- 金属部分
- コンクリート
- FRPベランダ床
- コーキング施工時のサイディング小口
- 塩ビ部分
プライマーの種類
金属塗装には欠かせないプライマーの種類をご紹介します。
- マルチプライマー
- プラスチック用プライマー
- メタルプライマー
- 防錆プライマー
1.マルチプライマー
マルチプライマーとは、以下のような素材に対応しているオールマイティなプライマーです。
- アルミ
- ステンレス
- クロムメッキ
- ガラス
- プラスチック
- 焼け付け塗装面
密着性の悪い素材から樹脂まで様々な素材に対応できます。
2.プラスチック用プライマー
プラスチック用プライマーとは、以下のようなプラスチック素材に使用できるプライマーです。
- ポリプロピレン
- ナイロン
- ABS
- FRP
- 硬質塩ビ
- アクリル
- PET
プラスチック用プライマーは塗装メーカーだけで無く、自動車補修用品メーカーからも販売されています。
3.メタルプライマー
メタルプライマーとは、以下のような非鉄金属等の下塗り用として使用できるプライマーです。
- 銅
- 真ちゅう
- アルミニウム
- ステンレス
- クロームメッキ
- 亜鉛メッキ
- ブリキ
4.防錆プライマー
防錆プライマーとは、錆の進行を抑えるプライマーです。
特に鉄などの金属は無処理のまま放置されていると、いずれ錆びてしまいます。また、塗り直しの際に一部分でも錆が残っていると、内部に錆がどんどん広がってしまい最終的に塗膜を剥がしてしまいます。そうならないようにするために下地に凹凸がないように防錆プライマーを塗る必要があるのです。
プライマーの施工費用
一般的なプライマーの施工費用は600~1,200円/㎡です。
例えば、水性・油性・防錆・絶縁性・導電性等の用途により、費用は上下します。また、家の状態にもよりけりになるのであくまで参考程度にご認識ください。
まとめ
金属塗装にはプライマーが欠かせません。
業者によっては仕上がり具合からプライマーを塗ったかどうかを判断できないため、プライマーを省くことがあります。ただ、中塗り・上塗り塗料との密着性に大きく関わってくるため、プライマーは必ず塗ってもらうようにしましょう。