外壁の色をブルーグレーにするメリットは?色見本で確認する理由を解説!
外壁の色をブルーグレーにするメリットは?色見本で確認する理由を解説!
外壁の色は、住宅の印象を決めるうえで重要な役割を持っています。そのなかでも近年人気が高いのが、「ブルーグレー」です。
おしゃれで、他の住宅とは違う雰囲気が演出できます。スタイリッシュな印象も与えられるので、独特なデザイン性を楽しむことができるでしょう。
今回は、外壁の色をブルーグレーにするメリットや、色見本で確認する必要がある理由について解説します。
外壁のブルーグレーはどんな色合いなのか?
ブルーグレーとは、どんな色なのか気になる人もいるでしょう。簡単に説明すると、青とグレーの中間色がブルーグレーです。
別名で「グレイッシュブルー」と呼ばれることがあります。
明度や彩度を細かく調整すれば、同じブルーグレーでも違った印象が受けられるのが特徴です。淡い色合いに調整すれば、優しい雰囲気に演出できます。反対に、濃い色合いにすれば、スタイリッシュで高級感溢れる雰囲気が演出できるのが魅力です。
また、他の色とも組み合わせやすいので、全体を通して鮮やかでおしゃれな印象を与えられます。
例えば、黒と組み合わせれば、スマートでかっこいい雰囲気が演出することが可能です。
ブルーグレーは、他の色との組み合わせで印象が変わるので、ぜひ自分好みの色を選んでみてください。
外壁の色をブルーグレーに選ぶメリット
外壁の色をブルーグレーにすれば、おしゃれでスタイリッシュな雰囲気が演出できます。外壁の色をブルーグレーに選ぶメリットとしては、下記の通りです。
- 汚れが目立たない
- モダンな雰囲気の家と相性が良い
- 汎用性が高い
具体的に、外壁の色をブルーグレーに選ぶメリットについて詳しく解説します。
汚れが目立たない
ブルーグレーは、少しくすんだ色をしているため、経年劣化による汚れが目立ちにくい印象があります。
砂ぼこりやカビなどの汚れが付着しても、見た目に大きな変化がないのが特徴です。
ただし、汚れが付着しにくい訳ではありません。
見た目にわかりにくいだけなので、経年劣化による汚れは定期的に掃除する必要があります。
モダンな雰囲気の家と相性が良い
スタイリッシュな雰囲気があるブルーグレーは、モダンな住宅と相性が良いです。ブルックリン風の住宅などと相性が良いので、アメリカンテイストの家に仕上げたい人におすすめになります。
日本家屋の雰囲気とは違う、おしゃれな印象が与えられるので、モダンな住宅を意識したい人は一度ブルーグレーの外壁を検討してください。
汎用性が高い
ブルーグレーの外壁は、一見すると他の住宅の印象と合わないと感じる人がいるかもしれません。しかし、明度や彩度を変更すれば、周辺環境の景観に合わせられるので、意外と柔軟性が高いです。
汎用性が高い外壁の色の一つであるため、使い勝手は良い印象があります。
外壁の色をブルーグレーに選ぶデメリット
外壁の色をブルーグレーにするメリットは、汚れが目立ちにくい、汎用性が高いなどがあります。
しかし、なかにはデメリットに感じる部分もあるため、外壁の色にする前に把握しておくことが大切です。
外壁の色をブルーグレーに選ぶデメリットとしては、下記の通りになります。
- 寒色系で冷たい印象を受ける
- 重厚感が強い
- 奇抜な印象で飽きやすい
外壁の色をブルーグレーに選ぶデメリットについて、詳しく解説します。
寒色系で冷たい印象を受ける
ブルーグレーは落ち着いた色合いで、スタイリッシュな雰囲気があります。
しかし、寒色系なので、見る人によっては冷たい印象を受ける可能性があるため注意が必要です。
また、夏場は清涼感が感じられますが、冬場は冷たく見えるため視覚的に寒く感じられる可能性があります。外壁の色に利用するときは、視覚的な情報を参考にしたうえで選ぶか検討しておきましょう。
重厚感が強い
ブルーグレーは重厚感が強い印象があるため、暗めな雰囲気に感じられるケースがあります。
シックな色合いが好きな人には良いですが、明度や彩度によっては暗すぎる色合いになる恐れがあるでしょう。
圧迫感がある住宅になる可能性があるので、しっかり見本を確認したうえで色合いを調整する必要があります。
無難な印象で飽きやすい
ブルーグレーは無難な色合いであるため、住み続けていると飽きてくる可能性があります。
落ち着いた印象のある色合いは、長期的にみると無個性と感じられる可能性が高いです。
しかし、明度や彩度が調整しやすいので、個性的な色合いで他にはないおしゃれが楽しめる可能性も秘めています。長期的に住み続けることを意識して、外壁の色を決めていくことが大切です。
ブルーグレーの外壁に合う色の組み合わせ
ブルーグレーの外壁の色を選ぶなら、他の色と組み合わせれば、さらにおしゃれが楽しめます。
ブルーグレーの外壁に合う色の組み合わせとしては、下記の通りです。
- ホワイト
- ブラック
- ベージュ
- 木目
ブルーグレーの外壁に合う色の組み合わせについて、詳しく解説します。
ホワイト
ブルーグレーとホワイトの組み合わせは、清潔感を際立たせられます。
モダンな住宅との相性抜群なので、アメリカンテイストの家にぴったりです。
ブルーグレーは無難な印象を与えがちですが、ホワイトと組み合わせれば爽やかな雰囲気に仕上げられます。
おしゃれでスタイリッシュな雰囲気を印象付けられるでしょう。
ブラック
よりスタイリッシュな印象を与えたいときは、ブルーグレーとブラックの組み合わせがおすすめです。
洗練された雰囲気が与えられるので、高級感溢れる印象が強まります。
ただし、ブラックの場合は、汚れが目立ちやすいです。日頃から住宅のお手入れを行っておく必要があるでしょう。
ベージュ
ブルーグレーは寒色系であるため、少し冷たい印象があります。しかし、ベージュと組み合わせれば、全体的に温かみが感じられるデザインに仕上げられるでしょう。
また、ホワイトよりも汚れが目立ちにくい色合いなので、いつまでも綺麗な状態に維持できます。
周囲の住宅環境の雰囲気を壊す心配もないので、取り入れやすい色合いと言えるでしょう。
木目
自然な雰囲気がある木目と、ブルーグレーなら全体的に雰囲気を和らげる効果が期待できます。
スタイリッシュなブルーグレーに、ナチュラルな木目との相性は抜群です。
無機質な雰囲気を木目が払しょくしてくれるので、どんな住宅にもマッチします。
周囲の景観に左右されない仕上がりになるため、どんな環境でも取り入れやすいでしょう。
外壁の色をブルーグレーにするなら色見本が重要
外壁の色をブルーグレーにするなら、色見本を参考にする必要があります。色見本が重要な理由としては、下記の通りです。
- 色の雰囲気が把握できる
- 住宅に合う外壁の色か判別できる
外壁の色をブルーグレーにするなら、色見本が重要な理由について詳しく解説します。
色の雰囲気が把握できる
外壁の色をブルーグレーに仕上げるなら、色見本で色の雰囲気を把握しておくことが大切です。
色見本を見ておけば、どんな感じで外壁の色に塗装されるのか大体の印象がわかります。
ただし、色見本は少し小さい傾向があるので、大きめの色見本を見るか施工事例をチェックして色合いを見ておくことが大切です。
住宅に合う外壁の色か判別できる
ブルーグレーは明度や彩度によって、色の雰囲気が変わります。
色見本で明度や彩度の調整を行っておけば、住宅に合う外壁の色なのか判別することが可能です。
また、周りの住宅環境と色合いがマッチしているのか確認するためにも、色見本を利用することは重要になります。色見本をうまく活用して、外壁の色に合うブルーグレーの色合いをチョイスしてみましょう。
外壁の色をブルーグレーに選ぶときの注意点
外壁の色をブルーグレーに選ぶ場合、いくつか注意しておきたい点があります。外壁の色をブルーグレーに選ぶときの注意点としては、下記の通りです。
- 色見本とのイメージの違い
- 実際に日当たりの印象も知っておく
外壁の色をブルーグレーに選ぶときの注意点について、詳しく解説します。
色見本とのイメージの違い
色見本はどのような色合いなのか、見た目の印象を判断するうえで重要な指針になります。
しかし、実際に塗装した場合、少し色見本で実物の印象が異なるケースがあるので注意が必要です。
色見本だけで決めてしまうと、実際に塗装したときにイメージと違い、色選びに失敗する恐れがあります。基本的に面積が小さい場合、暗い色に見えがちなので、色見本は少し明るめの色を選ぶことが大切です。
実際に日当たりの印象も知っておく
外壁は基本的に日光が当たるため、室内で色を見たときと見え方が異なります。そのため、外壁の色を決めるときは、実際に日当たりの印象も知っておくことが大切です。
日当たりの印象を知るためには、実際に施工された事例をチェックするのが良いでしょう。
今までの外壁の塗装事例を参考に、自分の理想的な外壁の色を決めるようにしてみてください。
外壁の色をブルーグレーにするときは色見本からチェックしよう
外壁の色をブルーグレーにする場合、まずは色見本をチェックして、どのような色が
良いのか決める必要があります。ブルーグレーは、少し暗めの印象を受けるので、暗すぎる色にならないよう、うまく明度や彩度を調整していきましょう。
ブルーグレーの色は、モダンな住宅と相性が良いです。アメリカンテイストの住宅に仕上げたいときは、おすすめの色といえるでしょう。
今回紹介した、外壁の色をブルーグレーにするメリット・デメリットを参考に、理想的な外壁の色を決めてみてください。