マンション外壁塗装が必要な劣化症状は?工事の流れや期間もあわせて解説
本記事では、マンション外壁塗装が必要な劣化症状を解説します。
マンション外壁塗装が必要な劣化症状は?
マンション外壁塗装が必要な劣化症状としては以下が挙げられます。
- 苔などが発生している
- チョーキングが発生している
- ひび割れている
- 塗膜が剥がれている
- 剥離している
苔などが発生している
カビや錆、苔が発生している場合は早急にマンション外壁塗装をしましょう。
外壁の防水効果が低下している証拠であり、水分が建物にどんどん侵入している状態です。手遅れになってしまう前に外壁塗装をして防水効果を保ちましょう。
チョーキングが発生している
外壁を触ると白い粉がつく「チョーキング」が発生しているケースもあります。
チョーキング現象が起きてしまうのは、雨や紫外線により劣化した塗膜が粉状になっていることが原因です。塗膜を修復するためにも外壁塗装を行いましょう。
ひび割れている
外壁がひび割れているのも、劣化のサインです。
一般的には外壁における劣化は以下の2種類に分けられます。
- ヘアークラック:幅0.3mm以下
- 構造クラック:幅0.3mm以上
ヘアークラックの場合は緊急性はそこまで高くありませんが、構造クラックはかなり緊急度を要します。
塗膜が剥がれている
塗膜が剥がれているのは水分が影響していますので、塗装をして保護しましょう。
たとえ耐用年数に達していなくても、乾燥時間が足りていなかったり下地処理が徹底されていなかったりすると塗膜が剥がれてきます。剥がれたまま放置してしまうと建物の耐久性が下がってしまうため、おすすめできません。
剥離している
剥離している場合は、早急に外壁を塗装しましょう。
剥離している原因は、内部の鉄筋が錆びてしまい膨張していることが挙げられます。雨水が侵入することによりさらに錆は悪化し、剥離が進んでしまいます。
マンション外壁塗装の全体的な流れは?
実際にマンションの外壁塗装を行う際の流れは以下の通りです。
- 近隣への挨拶
- 足場の設置
- 高圧洗浄
- 養生
- 下地処理
- 外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
- 足場の解体
必要な期間
マンションの外壁塗装には2ヶ月程度かかります。
ただ、団地などの棟数が多いマンションなどでは期間がさらに伸びてしまう可能性があります。業者により期間もバラバラですので、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
マンションの劣化症状を放置してしまうと、取り返しがつかないことになりかねません。なるべく早めの段階で外壁塗装を行いましょう。