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【防水工事 大和市】防水工事とは?

防水工事とは?


防水工事と聞くと、「水道まわりの工事のことかな?」という印象をお持ちの方が多くいらっしゃるかもしれません。

防水工事とは、屋根や屋上、外壁などに防水処理をする工事の事をいいます。

 

■防水工事の目的

防水工事の大きな目的は、名前のとおり水が建物の内部に入り込むのを防ぐことです。

アスファルト、モルタル、シーリング材などを用いて防水を行います。
防水工事の目的は主に以下の3つです。

 

●建物の強度を保つ

●建物の外観や内観を保つ

●カビを防ぐ

 

水が建物内部に入ると、建物の耐久性を低下させてしまいます。
また、同時にシミや変色を引き起こし、見た目を損ねてしまうのです。
また、漏水によってカビが発生し、健康被害を引き起こしてしまう可能性もあります。
これらを防ぐため、防水工事を定期的に施す必要があるのです。

 

■防水工事の種類

 

● ウレタン防水

ウレタン(塗膜防水)を使用した工事です。ウレタンは、シート防水などと比較して、複雑な形状でも施工できるのが特徴です。
また、建物の傷み具合に合わせて、適した防水層を提供できます。防水工事の中でも最もスタンダードな方法です。

 

● ゴムシート防水

シート防水は、塩化ビニルやゴム製の防水シートを施工箇所に固定していく防水工事です。

伸縮性が高いため、下地に亀裂があっても柔軟に対応ができます。

 

● アスファルト防水

アスファルト防水は、アスファルト製のルーフィングシートと呼ばれる防水シートを張り合わせていく防水工事です。

防水工事の中でも最も歴史が深いことが特徴の一つです。

 

● FRP防水

FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。
住宅の防水に使われるFRPは、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂で、白いシートのような外見をしています。

軽量で強靭なのが特徴。耐酸性があり、酸性雨や紫外線から建物を長期的に保護することができます。

 

■防水工事が必要な箇所

●屋根/外壁
屋根や外壁は、風雨や紫外線などによるダメージを防ぐ部分です。
天井に雨染みがある、外壁に触れたときに白い粉が付着する、ひび割れが見受けられるなどいった症状があれば、防水効果が失われている証拠です。
そのままにしておくと、最悪の場合、建物が腐食してしまい大規模改修をしないといけないことになってしまいます。

 

ベランダ/バルコニー

ベランダやバルコニーは、出入りする機会が頻繁な場所です。
そのため、防水工事を怠ると致命的な浸水経路となってしまいます。

 

 

■防水工事の工法

●密着工法

密着工法とは、浸水を防ぐための防水層を下地に密着させて行う方法です。下地にそのまま施工できるため工期が比較的短く済み、

「絶縁工法」と比べるとコストパフォーマンスが高いというメリットがあります。

●絶縁工法

絶縁工法とは、下地に防水層を密着させずに、下地と防水層の間に空気層を設ける方法です。施工時のコストは若干高くなりますが、下地の影響をほとんど受けないため、密着工法に比べて長持ちしやすく、維持管理費を抑えることができます。

■防水工事の手順

まずは調査・診断を行います。診断結果をもとに防水工事の方法や使用する防水材の種類を選んだら、費用などを掲載した見積書が作成されます。
リフォーム契約を結んだ後、下地処理・防水工事・塗装まで終わったら、工事完了です。確実に施工されているかどうかを依頼者がチェックし、

納得できれば引き渡しを受けることになります。

洗浄⇒下処理⇒下塗り⇒シート張り⇒防水塗布⇒トップコート

 

■防水工事にかかる期間は?

バルコニー・ベランダの防水工事であれば数日で終わることもありますが、足場を組む必要がある屋根や屋上、それに伴う関連工事が必要な場合は、

工期が2カ月くらいに及ぶことがあります。また雨の日の多さなど天候によっても工期は変わるので、

防水工事のタイミングを決める際は季節や気候の変化も考慮しておいたほうが良いでしょう。

 

■防水工事が必要な時期

今すぐ防水工事をする必要があるのかどうか気になっている方も多いのではないでしょうか。

劣化症状をチェックすることで、防水工事のタイミングは、ある程度見極めることができます。

  

●水が溜まる

●雑草が生えてきた

●ひび割れ

●防水シートの浮き

●防水シートの破れ

 

 

【 まとめ 】

防水工事とは建物内に雨水や生活水などの水が入らないようにするための工事で、密着工法と絶縁工法という2つの工法に分かれます。

防水工事にかかる費用相場は材料によって変わりますがそこまで大きな違いはありません。

また防水工事の防水性能は永久ではないため定期的に更新を行わなければならず、耐用年数である5〜10年、または劣化状況を目安に検討が必要です。

防水工事が施工されている場所は普段なかなか立ち入る場所でないことが多いので劣化の発見が遅れることが多いです。
建物の寿命を延ばすために、定期的に点検を行うことがお勧めです。

 

 

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