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雨戸とシャッターの違いについて徹底解説!~メリット・デメリット~

最近、めっきり寒くなりましたね。

2020年は暖冬だったため、2021年はかなり冷え込むそうです。

おうち時間が増えた今、心と身体の健康の為にも、あたたかく快適に過ごしたいですよね。

今回は外からやってくる寒~い空気のシャットダウンにも最適な「雨戸」と「シャッター」についてご紹介致します。

 

 

◎雨戸とシャッターの違いを知ろう。

 

雨戸

 

 

防風・防犯・遮光・目隠しといった目的のために建物の開口部に設置する建具で、窓や庭へ出る戸などの外側に立てる建具となります。

 

メリット

1.素材やデザインが豊富

木製や鉄製、アルミ製など好みの材質とデザインが選べます。

 

2.種類が豊富

雨戸を閉めたまま通風・遮光・目隠しが出来る「ルーバー雨戸」や断熱効果のある雨戸があります。

 

デメリット

1.室内の窓を開ける必要がある。

扉のタイプが引き違い雨戸の場合、開け閉めしたいときには必ず室内の窓を開ける必要があります。

よって、虫が飛び込んだり、花粉や冷気・熱気が入り込みやすくなります。

 

2.手間や音が気になる場合がある。

1日2回の開閉が面倒になってしまったり、活動時間によってはガラガラ、ガタガタ音が気になる場合があります。

 

3.見た目の影響

外壁に大きな戸袋が目立つので、お家をスタイリッシュな外観にしたい方には向かないかもしれません。

 

 

シャッター

 

 

防犯・防火などのため窓や入り口に取り付ける金属製の巻き上げ式の扉で、日本語表記だと鎧戸(ヨロイド)といいます。

一見するとスタイリッシュが故に、薄くて頼りなさそうな感じのするシャッターであっても、その効果は絶大。

 

メリット

1.雨戸の機能+α

雨戸の機能(防風・防犯・遮光・目隠し)に加えて、採光・通風という、快適性能や省エネ機能を持ったものもあります。

 

2.手動と電動を選ぶことができる。

電動の場合、値段は上がりますが室内で開閉の操作が可能なので、虫や室温を気にせずに済みます。

 

3.事故対策機能がついている。

安全装置が付いているものもあり、人や物が挟まるといった事故対策もとられています。

 

4.見た目の影響

シャッターケースに収納できるため、不使用時の外観がスッキリします。

 

デメリット

1.窓からの出入りに時間がかかる。

非常時に屋外に脱出する際シャッターが閉まっていると、脱出に時間がかかってしまう場合があります。

 

2.故障時の動作が読めない。

震災などで建物が傾いたりした場合、シャッターが開かなくなることも考えられます。

 

 

◎共通する大きな特長

防風・防犯・遮光・目隠し・採光・通風と様々な暮らしのサポートを担ってくれる、雨戸とシャッター。

遮光については遮光性の高いカーテンや、防犯については監視カメラの取り付け等、暮らしのサポートグッズは多種多様です。

ですが雨戸・シャッターにしかできない対策。

それが1番最初にあがっている「防風」なのです。

戦前にまで遡ると、その時代はガラスの品質が低かったので、強い風雨の下ではガラスが割れることがありました。

現在では風でガラスが割れることはないのですが、台風時の暴風雨では看板や何か大きなものが飛んできて、室内に飛び込んでくる危険性があります。

これはカーテンや監視カメラでは防げませんよね。

 

 

つづいて大きな効果があるのが「防犯」です。

住宅に入る空き巣の侵入手段として、施錠していない入口から侵入する「無締まり」に次いで「ガラス破り」が多いという結果が警視庁より発表されています。

 

 

 

忍込みと居空きも同じ順位です。

雨戸やシャッターが窓についていると、それだけで侵入に時間がかかるため、空き巣犯が断念しやすいと言われています。

何も取り付いていない窓よりも、防犯効果は高いと言えるでしょう。

 

 

◎雨戸やシャッターを取り付けないメリット

1.外観の見た目がすっきりします。

2.メンテナンスの手間や費用が省けます。

経年劣化による交換、汚れやホコリがたまる、戸袋に蜂の巣ができるなど。

3.窓を大きくすることができます。

上部にシャッターを格納するスペースをつくらなくてもよいです。

4.間取り設計の自由度が大きくなります。

戸袋タイプの雨戸の場合、窓の横に戸袋ぶんの空間が必要です。

 

 

◎まとめ

いかがでしたか?

雨戸とシャッターの違い、メリット・デメリット。

最近の住宅は、丈夫なガラスを採用した窓が増え、雨戸やシャッターのない物件も見られます。

しかし、災害や犯罪などに直面したとき、確実に安全を守る力があるのは、強化ガラスよりも断然、雨戸やシャッターではないでしょうか?

すでに雨戸やシャッターがあるから困っていないという方も、近年出たラインナップは見た目もスタイリッシュで驚くほど機能的に進化しており、感動されるかもしれません。

そして雨戸やシャッターをつけないメリットも考慮し、快適なおうちライフをお過ごし下さい。

 

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