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【ベランダ防水】ベランダって防水塗装が必要なの?防水工事について解説します!

住宅のベランダには、建築したときに必ず防水機能が備えられています。

ベランダに防水機能がないと、雨漏りが発生してしまう可能性があるからです。

 

ベランダ防水とは、防水効果がある塗料を塗ったり、防水シートを敷いていくといった工事、いわゆる防水工事で、ベランダの床材に雨水などの水分が浸み込まないようにするために施します。

 

今回はベランダの防水工事の必要性について解説していきます。

 

 

 

ベランダの防水の必要性

 

住宅の屋根も、ベランダと同様に真上から雨水を受けますが、屋根には勾配と傾斜があるので、雨水が地面に流れ落ちていくことによって、水浸しになってしまうことはありません。

しかし、ベランダのは屋根のような大きな勾配がないため、防水塗装をしなければ水が溜まりやすく、ベランダの床材に水分が浸み込み、腐食や雨漏りが発生してしまいます。

 

しかし、防水の塗装を施したとしても、年月がたつにつれて塗料の膜が薄くなってきたり、表面にひび割れが発生したりと劣化症状がでてきます。

やがて防水機能がなくなって雨漏りに繋がってしまいます。

 

その為、あなたの大切な住まいの健康な状態を保つためには、適切な時期にベランダに防水のメンテナンスを行う必要があります。

 

 

 

ベランダ防水の種類

ベランダ防水の施工方法は、一般的に2種類あります。

お住まいのベランダに適した防水工事を行うためにも、ベランダの防水工事の種類について、確認していきましょう。

 

①ウレタン防水

ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を複数回塗ることでつなぎ目のない防水層を形成し、雨水の浸入を防ぐといった施工方法です。

施工も簡単で、防水工事の中では比較的安価な上に、別の素材の防水材が下地にあってもその上から重ね塗りもできるといったメリットがあり、最もポピュラーな防水工事です。

ウレタン防水材は液体状のため、屋上、ベランダ、バルコニー等どんな形状の場所にも採用できます。

メンテナンスとしては、5、6年ごとにトップコートを再塗装することで、15年程度、防水効果を保てます。

 

デメリットは、基本的に人の手で塗るため、完全に均一な塗膜の厚みにはならない(専用の機器を使えば最小限に抑えることが可能です)、乾燥に時間がかかる、デザイン性がないということが挙げられますが、ウレタン防水材の性質そのものに目立った短所はありません。

防水工事に迷ったらウレタン防水を選ぶことが無難です。

 

◆ウレタン防水の施工方法

ウレタン防水の施工方法は、「通気緩衝工法」「密着工法」の2種類に分けられます。

 

通気緩衝工法は、通気口が空いているシートをベランダに取り付けて、ウレタン樹脂を上から塗装していく工事です。

通気口により空気の通り道ができるため、下地と防水層のすき間に水分を溜めずに施工できます。

現在行われているウレタン防水のほとんどは通気緩衝工法です。

密着工法は、完全に水分の含んでいない下地、状態のよい下地屋上の下地が吸収する雨水の逃げ道がなく、そのまま水分をとどめてしまいやすいため、現在はあまり使われなくなってきています。

 

 

②FRP防水

FRPとはFiber Reinforced Plasticsの略称で、不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜ、ガラス繊維などの補強材と組み合わせた防水工法です。

 

FRP防水には、おおまかに以下のような特徴があります。

 

・熱や腐食、耐久性が強く、防水層には十分な強度がある

・塗装後1~2時間で乾燥する

・軽いので木造住宅のベランダでも負担をかけにくい

・塗装のときに特有のにおいがする

・ほかの防水塗装と比べると工事価格が高い

 

早くベランダの防水工事を終わらせたいのであれば、乾燥に時間のかからないFRP防水がオススメです。

 

ただ、FRPは伸縮性に乏しいため、地震などの建物の動きに追従できずひび割れが生じやすいといった傾向があります。

そのためFRPの施工は動きの少ない小面積に限られます。

 

 

 

他の防水工法

防水塗装の種類には、ウレタン防水やFRP防水以外に、「シート防水」「アスファルト防水」といった工法があります。

この2つの工法は住宅のベランダには向いておらず、ビルの屋上などによく使われる防水工法です。

 

①シート防水

シート防水とは、塩化ビニルやゴム製のシートを貼り付ける工法です。

名前の通りシートを使っての施工ですので、凹凸の激しい場所には向いていません。

施工の際にベランダに置いてある障害物(エアコンの室外機など)は邪魔になってしまうので、そのような場合は、ベランダ防水には不向きでしょう。

 

①アスファルト防水

アスファルト防水は、セメント質のシートと液状のセメントを重ねて防水層を作るといった工法です。

防水性は優れていますが、下地の動きに影響されやすいので歩行や普段使いには向いていません。

 

一般的に、シート防水やアスファルト防水はベランダの防水には不向きなので、お家のベランダ防水をするときは、ウレタン防水やFRP防水がオススメです。

 

 

 

◎ まとめ ◎

いかがでしたか?

ベランダには防水機能が必要だということがご理解いただけたのではと思います。

ベランダの防水工事を行う際に、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

御覧いただきありがとうございました。

 

 

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