【2022年】浴室折戸の交換はカバー工法が主流?他の工法やドアを選ぶポイントも!
浴室のドアが古くなってくると、隙間風が吹いたりパッキンが外れてしまうことがあります。
浴室は湿気がありますのでドアをそのままにしておくわけにもいきません。ただ、浴室のドアを交換するとなるとどのような手順で交換しなければならないのかを知っておく必要があります。
そこで今回は、浴室折戸の交換について解説します。
浴室折戸の交換はカバー工法が主流?
浴室折戸の交換工法として、
- カバー工法
- アタッチメント工法
の2つがあります。
ドアリフォームの方法は多岐に渡りますが、多くの業者の場合はカバー工法を用います。カバー工法とは、既存の外枠の上から新しい外枠をかぶせてドアを交換する方法になります。
カバー工法にはいくつか種類がある
そして、そのカバー工法にもいくつか種類がありますが今回は2つご紹介します。
まずは、内付型のカバー工法です。
出典:リフォーム浴室ドア
壁の工事を必要とせず、工事期間も1~2日と非常にスピーディーな工法になります。業者によりけりですがドアメーカーに制限はありません。
続いて、改装用の部材を使ったカバー工法です。
出典:リフォーム浴室ドア
こちらは先ほどのカバー工法では交換できないようなドアメーカーのドアを交換する際に使われるカバー工法です。
アタッチメント工法が採用されることも
先ほどご紹介したカバー工法の他に「アタッチメント工法」という工法があります。
YouTubeでも「アタッチメント工法」については解説動画がたくさん公開されていますので、詳しい工法内容についてはそちらをご覧ください。
丸ごと交換することも視野に入れる
ちなみに、
- カバー工法
- アタッチメント工法
の両方でも交換できない場合は、ドアを丸ごと交換することを視野に入れなければなりません。
ただ、丸ごと交換するとなるとコストが大きくのしかかってきますし新しい枠を取り付けるために周囲の環境まで変えなければなりません。あまりメリットがない方法ではありますが、最悪丸ごと交換することもできることを覚えておきましょう。
浴室ドアを選ぶポイント
今回は折戸にフォーカスをして工法について解説していますが、実際に浴室のドアを選ぶ場合どういったことに気をつけて選べばいいのでしょうか。
結論ですが、
- 安全性が高いか
- 手入れがしやすいか
の2つだけを見ればOKです。
安全性が高いか
健康的な大人だけが住んでいる場合はあまり重視しなくてもいいかもしれませんが、お年寄りやお子さんがいるような家では浴室ドアは吟味しなければなりません。
例えば、
- お子さんが勝手にチャイルドロックを中からかけてしまった
- お年寄りの方が浴槽で滑って転んでしまった
など、ハプニングの際に浴室ドアが開かない…なんてことになってしまう可能性があります。さらに、浴室ドアを簡単に取り外せるようにしておかなければ緊急事態に対応できなくなります。
手入れがしやすいか
浴室ドアが劣化する原因は、
- 水分
- 蒸気
- カビ
- 水垢
など、いろいろとあり定期的な手入れは欠かせません。また、家の中で汚れやすい場所ともいえますので手入れをしないと一気にドアが劣化することが考えられます。
できれば、
- 防カビ
- 防汚
などの性能が搭載されている浴室ドアを取り付けることをおすすめします。
浴室折戸を交換するタイミングはいつ?
浴室ドアを交換するタイミングは家それぞれなのですが、できるだけ早く交換したほうがいいサインというものがいくつかあります。
- カビが発生している
- パッキンが外れている
- 蝶番が壊れている
- 窓が割れている
- 水漏れしている
これらの症状が現れたら浴室ドアをすぐさま交換するようにしてください。そのままにしていると家全体が劣化し始めてしまいます。
DIYで交換するのはアリ?
ネットで「浴室ドアをDIYで交換してみました!」という投稿を多く見かけます。
費用を安く抑えられますし自分のペースで交換作業を進めることができるDIYですが、基本的におすすめできません。
YouTubeで公開されている動画に出演されている方々はリフォーム業者さんであることがほとんどですし、交換するためのスキル・経験を豊富に積まれている方々です。そのため、一般素人が浴室ドアの交換を自力で行うことはほとんど不可能です。
まとめ
今回は浴室折戸の交換に用いる「カバー工法」をご紹介しました。
カバー工法の他にアタッチメント工法という工法もありますが、多くの業者は費用が安く工事期間が短いカバー工法を採用しています。もし、「アタッチメント工法がいいですよ!」と執拗に迫ってくる業者がいたら依頼すべきではありません。