施工実績


神奈川区  フルールデシャン様|アパート改修工事

神奈川区  フルールデシャン様|アパート改修工事 After

リフォーム前 Before

作業・施工内容

弊社のHPをご覧になられてリフォームご依頼をいただきました。

築15年の2階建てアパートで、屋根重ね葺きと外壁塗装工事をご希望との事。

屋根はニチハのパミールでしたので、高耐久で軽量な屋根材をご提案させていただきました。

早速現地調査の様子からご紹介いたします。

 

 

■現地調査

 

 

施行前の屋根の状態です。

ぱっと見、さほど傷みがあるようには見えませんが、ちょっとアップにしてみますと

 

 

 

 

 

 

 

剥がれが多々見受けられますね。

こちらの屋根「パミール」は、1996年から2008年にニチハという大手屋根メーカーにより製造されたスレート屋根材です。

施工してから7年ほどで剥離の症状が出始めて、10年でボロボロになるという耐久性に大きな問題があり、現在製造中止になっています。

当時、アスベストを含む屋根材が多く出回っていたのですが、有害建材であるアスベストに代替できる製品開発が急がれていて、長期使用の検証が不十分なままこの製品が採用されたことが原因と言われています。

 

現在もパミール屋根の住宅が多く見られます。裁判やクレームも多数報告されて社会問題化していますので該当すると思われる場合は確認したほうが良いでしょう。

 

 

 

続いて外壁の状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経年劣化による色褪せ、雨染み等が顕著です。

付帯部、鉄部の経年劣化によるサビ、汚れ等が目立ちます。

 

 

 

 

階段の手すりも塗装が剥がれかかっていて、錆が目立ちます。

床面も綺麗に洗浄するしたほうがよさそうです。

 

建物全体の点検をして見積もりをさせていただいたところ、今回は屋根の重ね葺き、外壁塗装、付帯部塗装、共有部階段塗装、シーリングの工事をさせていただくことになりました。

改修下地調整剤で下塗りのうえ長期耐候型塗料でのリフォーム進めていきます。

 

 

 

■屋根重ね葺き工事

 

まずは屋根リフォームの工程から。

 

 

 

 

勾配がきつめでしたので屋根足場をたててます。

 

 

■既存屋根材撤去

 

 

 

 

 

既存の屋根上をフラットな状態にするため、棟板金や雪止めといった金物を全て撤去します。

続いて防水ルーフィングを屋根全体に張っていきます。

 

 

■防水ルーフィング張り

 

 

 

 

 

 

既存の屋根材を撤去して野地板を綺麗に整えてから防水ルーフィングを施工するという、いわゆる「葺き替え」に比べると、

屋根重ね葺きはその撤去にかかる費用や工期も省くことができるので、お勧めの屋根リフォームです。

今回採用したルーフィング材は「ルーフラミテクト」。

屋根や屋根裏の結露を防ぐ為、湿気による野地板のカビ・腐食防止に効果があり、屋根から室内を清潔に保ちます。

このルーフィング材を使用することによって屋根をより長持ちさせることができ、メンテナンス費の削減にも。

透湿性能だけでなく、特許取得技術「特殊ポリマー止水テクノロジー」による止水性、遮熱層による遮熱性を備えています。

 

ルーフィング材を屋根全体に施工したら、いよいよ本体葺きです。

 

 

■屋根本体葺き 

 

 

 

 

 

今回の重ね葺き工事で採用した屋根材はアスファルトシングル材の「オークリッジスーパー」です。

良質のアスファルトが主成分ですので水の吸い込みが無く、高い防水性を期待できます。

また、表面には汚れがつきにくい細かい粒上の石が加工されています。

超軽量屋根材(粘土瓦の1/4の重さ)なので、今回のような重ね葺きでも安心です。

 

お選びになられたカラーの「ハーバーブルー」で、清涼感の明るめの屋根に生まれ変わりました。

 

オークリッジスーパーは、7色から選ぶことができて外壁の色や周囲の建物の色とも合わせやすいのも良いところです。

材料にはメーカーからの保証(30年)もついている安心屋根材となっています。

 

 

 

■棟取付 

 

続いて棟板金を取り付けていきます。

 

 

 

棟板金の内側にある貫板から取付ます。

水分に強いプラスチック樹脂製「タフモック」を採用しています。

 

 

 

 

続いて貫板の上に棟板金を被せていきます。

錆に強いガルバリウム鋼板製の棟板金です。

 

 

 

取り合い部分は、耐用年数30年と言われている超高耐久シーリング材「オートンイクシード」でしっかりとシーリングしました。

太陽の熱、紫外線、雨風の影響をダイレクトに受ける屋根ですが、オートンイクシードでの施工で安心です。

 

 

■施工後 

 

 

 

 

 

 

天候の具合では明るいブルーに見えます。

グラーデーションも良い感じですね。

綺麗に仕上がりました。

 

 

続いて外壁塗装工事の様子をご紹介します。

 

 

■外壁塗装工事 

 

 

 

 

 

 

 

屋根工事の際にが足場を設置しています。

まずは高圧洗浄から。

 

 

■高圧洗浄 

 

 

 

塗装前の下地処理、バイオ高圧洗浄を行います。

弊社オリジナル洗浄液「ガイソーパワークリーナー」を使って染みついた汚れを根こそぎ落とします。

 

 

 

 

普通の水洗いでの洗浄(高圧洗浄機を使っても)では、表面上の汚れしか実は落ちてません。

一見綺麗になったように見えますが、実は汚れの根っこが取れていないのです。

バイオ洗浄は、外壁の汚れを根こそぎ落とすために開発された専用の洗剤です。

通常の高圧洗浄では落としきれないピンホールに潜んでいるカビやコケ、藻などの汚れを徹底的に洗い流します。

 

 

 

 

下地を徹底的に綺麗にすることで、上に施していく塗料の良い性能をグンと引き出す事ができます。

どんなに高級で良い塗料を使っても、下地が綺麗に整っていないと、膨れやクラック等の不具合が早い段階で現れるので、塗装工事における洗浄の工程はとても大事なのです。

 

 

■養生 

 

 

 

 

 

 

洗浄のあとは養生をします。

各世帯のPS盤、窓、玄関ドア等をしっかりとカバーします。

 

 

 

■シーリング工事 

 

養生のあとは、外壁やサッシのシーリング工事をしていきます。

 

 

 

 

下塗り(プライマー)を塗ります。

プライマーを塗ることによりシーリング材の吸着力が増します。

 

 

 

 

 

続いてシーリング材を施工していきます。

採用したシーリング材は屋根の棟板金でも使用されていた「オートンイクシード」です。

弊社での工事では鉄板のシーリング材で、様々なシーンで活躍しています。

 

 

 

 

 

シーリング工事の完成です。

次は外壁塗装の工程に入ります。

 

 

■外壁塗装工事

 

 

今回の外壁塗装で採用した塗料は弊社オリジナル塗料です。

下塗り:ガイソーウォール微弾性フィラー

中・上塗り:ガイソーウォール無機Z

 

 

 

■下塗り

 

 

 

微弾性フィラーを塗っていきます。

微弾性フィラーとはクラック(ひび割れ)の隙間を埋める下塗り材「フィラー」のひとつで、塗膜に弾性(弾力)を持たせる働きがあり、モルタル系の外壁で多く使われます。

 

 

 

 

実は下塗り、外壁塗装工事における最も重要な工程です。

下塗りには次のような役割があります。

 

①外壁材(下地)と塗料との接着力を上げる

外壁材(下地)と中塗り・上塗り塗料との接着力を強めます。

下塗りは耐久性に優れた塗膜を作り出すことが目的で、「下地強化剤」とも言われます。

この工程を省くと外壁材(下地)に主剤(中塗り・上塗り材)が定着しません。

 

➁外壁材(下地)への塗料染み込みを防ぐ

下塗りをしないで主剤(中塗り・上塗り材)を塗布すると、外壁材(下地)に直接塗装することになります。

すると、塗料の気泡、その他の要因により外壁材を逆に傷める可能性が。

また、表面をきれいに塗装しても、塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生しますので綺麗に仕上がりません。

 

 

 

■中塗り

 

 

 

 

中塗りです。

主剤塗料の1回目塗装になります。

ご提案させていただいた塗料はガイソーウォール無機Z。

無機塗料とフッ素塗料の良いとこどりした、ラジカル反応制御型塗料です。

ラジカルとは紫外線が原因で塗膜に発生する劣化因子の事で、このラジカルによりチョーキング現象などが起こります。

ガイソーウォール無機Zはラジカルを発生させないよう、紫外線をブロックしてくれる塗料です。

その効果により長きに渡って外壁の美観を保つことができます。

 

 

 

 

 

 

また、塗装表面に形成する親水性塗膜で汚れを浮かし雨水が洗い流してくれるという「セルフクリーニング効果」が備わっていますので、マンションには嬉しい機能ですね。

 

 

 

■上塗り

 

 

 

 

上塗りは塗装工事の仕上げとなる重要な工程です。

仕上がりの美しさは上塗りにかかっているので、均一に平滑に塗装していくことがマストです。

下塗り中塗りでしっかりと土台を作っておくことも重要なのですが、やはり上塗りでの工程が見た目の美しさを大きく左右します。

 

 

 

 

 

 

 

建物主体のカラーはホワイト系のW-12で、アクセント部分にはネイビーブルーのK75-20Lを採用してツートーン外壁に仕上げました。

 

以上で外壁塗装工事の工程は終了です。

 

 

 

■付帯部塗装工事 

 

続いて付帯部塗装の様子をご紹介します。

 

■雨樋塗装

 

 

 

 

下塗りと上塗りの2回塗りです。

こちらは下塗りの様子。

ホワイト(W-01)で軒樋・竪樋と塗っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

軒樋上塗りです。

雨樋の多くが塩化ビニール製ですので太陽の光や紫外線に弱く、10年に1度は塗装でのメンテナンスをお勧めします。

塗装をすることで、雨樋を紫外線から守って割れやひび割れを防ぎます。

外壁塗装をするタイミングで一緒に塗装をしていれば、雨樋も長持ちしますよ。

 

 

 

 

 

竪樋の上塗りです。

 

ちなみに、雨樋の交換時期は新品から20年~25年と言われています。

割れてしまったり軒樋がたわむと、大雨の時に雨樋から雨水があふれてしまいます。

雨樋がしっかりと機能しないために、お隣の家に水が多くかかってしまったり、屋根裏や屋内に入り込んで建物の構造物を腐らせてしまう事もありますので、定期的に点検をしてくださいね。

 

 

 

 

 

こちらはエアコンホースの塗装です。

雨樋と同じ塗料で2回塗りを施しました。

 

 

■金物塗装 

 

 

 

 

 

 

水切り塗装です。

金物の塗装は下塗りに錆止め、中塗り・上塗りと3回塗りをしました。

ガイソーウォール無機Zを採用です。(W-01)