給湯器リモコンが点滅したら確認すべきことは?やるべきことや予防するにはどうすればいいのか解説!
給湯器を長く使っていると、リモコンパネルが点滅することがあります。
リモコンパネルが点滅しているのは給湯器が故障・トラブルを起こしている証拠です。できるだけ早くリモコンパネルの不具合を解消しなければなりません。
そこで今回は、給湯器リモコンが点滅したら確認すべきことややるべきことを解説します。
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給湯器リモコンが点滅したら確認すべきことは?
給湯器リモコンが点滅したら確認すべきことはいくつかありますので、以下で解説していきます。
確認1:ガスの臭いがしないか
まず、ガスの臭いがしないか確認しましょう。
ゴム菅が外れてしまい大量のガスが漏れ出ている可能性があります。もしガスの臭いがする場合、以下の対処を施してください。
- ガスを止める
- ガスボンベのバルブを閉める
- 給湯器自体からガス漏れしていないかを確認する
ガス漏れは発火の危険性もありますので早めに対処しなければなりません。
確認2:水漏れがないか
続いて、水漏れがないか確認しましょう。
水漏れしている場合、給湯器からお湯がでなかったり水が少量しか出なかったりします。もし、給湯器からの水漏れを確認した場合、以下の対処を施してください。
- 給湯栓を閉める
- 水道元栓を閉栓し業者に点検を依頼する
こちらもガス漏れと同じく早め早めの対処が必要です。
確認3:エラーコードの番号
リモコンパネルにエラーコードが出ている場合は、番号を確認しましょう。
製造メーカーのHPにアクセスをして該当するエラーコードを確認します。例えば「111」と表示されている場合、メーカーHPより「111」のエラーコードの内容を確認することでどういったエラーなのか、そしてどのように対応すれば良いのかを把握することができます。
例えば、RINNAIのガス給湯器の場合だと以下のようなエラーコードとその詳細がHPに記載されています。
エラーコード | 888 |
---|---|
主なメーカー | リンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパス |
不具合内容 | 点検時期告知表示 |
原因 | 給湯器の電源投入から約10年相当の時間が経過した場合に表示されます。安全のために点検時期であることをお知らせするサインで、故障のエラーではありません。 エラー表示【888】は点検を受けない限り消去することができない仕組みとなっていますが給湯器は通常通り使用可能です。 |
対処方法 | 業者へ点検を依頼します。 |
このように原因と対処法が記載されていますので、HPを参照してください。
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給湯器リモコンが点滅したらやるべきことは?
もし給湯器リモコンが点滅したらやるべきことは2つあります。
やるべき1:再起動する
まず、再起動します。
ガス給湯器を再起動する方法はメーカーごとに若干違いはありますが、一般的には以下のように行います。
- 部屋の換気をする
- ガス給湯器の元栓を閉める
- コンセントを抜く
- 1~3分ほど待機する
- 再度、コンセントを差しガス給湯器の電源を入れる
- 元栓を開く
多くのリモコンエラーは再起動で復旧します。
やるべき2:業者に修理を依頼する
もし再起動でもリモコンの点滅が消えない場合は、業者に修理を依頼しましょう。
業者に依頼をする際、選ぶポイントとしては以下が挙げられます。
- 速やかに連絡をすること
- できるだけ正確に情報を伝えること
- ガス漏れや水漏れの二次災害に注意すること
できるだけ早く対処してくれる業者に依頼することをおすすめします。
給湯器リモコンの点滅を防止するには?
給湯器リモコンが点滅してしまう大きな原因は、部品の劣化です。
経年劣化は避けられませんのでいずれはリモコンの点滅が起きてしまうものですが、予防することは可能です。代表的な予防策は以下が挙げられます。
- 設置場所を変える
- 使用頻度を減らす
- 周りをきれいにしておく
ガス給湯器には寿命がありますが、使用頻度を減らしたり使用環境を改善することで長持ちするケースが多いです。
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