給湯器つけっぱなしで電気代はどうなるのか?都度消しとどちらがお得なのか解説します
日々の暮らしに欠かせない給湯器。
そんな給湯器をつけっぱなしにすると電気代はどうなるのかご存知でしょうか。つけっぱなしにすると電気代が徐々に上がってしまうのは予測できるかもしれませんが、都度消しとどちらがお得になるのかをご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、給湯器つけっぱなしで電気代はどうなるのか解説します。
給湯器つけっぱなしで電気代はどうなる?
給湯器をつけっぱなしにしたときにかかる電気代は「待機電力」と言われます。この待機電力においてオンモードとオフモードでは以下のように電気代に違いが生まれます。
- オンモード:約2,000円
- オフモード:約1,500円
給湯器をつけっぱなしにしていると電気代こそかかりますが、オンモードよりも電気代はかかりません。
新しいタイプの給湯器はつけっぱなしでも電気代が安い
ちなみに、新しいタイプの給湯器はつけっぱなしでも電気代が安いことがデータで出ています。
例えば、最新の給湯器における各モードの電気代は以下の通りです。
- オンモード:約1,000円
- オフモード:約500円
最新の給湯器でもオフモードで電気代を0円にすることはできません。ただ、一般的な給湯器の1/3の電気代しか消費しないようになっています。
給湯器を都度消しするときの注意点
中には「都度消しした方がいいんじゃないの?」と思われる方がいるかもしれません。
後ほどどちらの方がお得なのかは解説しますが、給湯器を都度消しするときの注意点として「コンセントを抜くのはNG」であるということです。給湯器からコンセントを抜いてしまうと凍結防止機能などが働かなくなり、給湯器そのものが使えなくなってしまう可能性があります。
都度消しする場合は給湯器の電源をOFFにするだけでOKです。
給湯器はどこに電気が使われている?
皆さんは給湯器のどこに電気が使われているのかをご存知でしょうか。
「つけっぱなしにしていても電気代がかからない部分があるの?」と疑問に思う方は多いようです。一般的には以下に電気が使われています。
お湯を出す準備をしているとき
まずは、お湯を出す準備をしているときです。
蛇口をひねり水をお湯にするための準備をしているときに電気代が発生します。水量センサーが水を検知しお湯を沸かす準備に入りますが、この際に電気を消費しています。
水を温めているとき
続いて、水を温めているときです。
ガス給湯器の場合、お湯を温めるためにガスを燃やしますがその際にファンモーターが稼働します。ファンモーターの稼働にも電気がかかります。
蛇口から出ているお湯の温度を調整しているとき
続いて、蛇口から出ているお湯の温度を調整しているときです。
お湯の温度は温度センサーによって管理されており、水量は水量制御弁により制御されています。これらを稼働させるのにも電気代がかかります。
給湯器つけっぱなしと都度消しはどっちがお得?
結論ですが、都度消しの方がお得です。
消している間は電気代はかかりませんので、つけっぱなしにするよりもお得なのは明白です。ただ、コンセントを抜き差ししてしまうと電気代が多くかかってしまったり給湯器が壊れてしまうなど不具合に見舞われてしまう可能性が高くなります。
まとめ
給湯器をつけっぱなしにすることで電気代は徐々にかかります。
最近の給湯器であればかなり電気代を抑えることができますが、それでも年間でかかる電気代は無視できません。できれば都度消しで電気代を節約しましょう!