シャイングレーのサッシの魅力は?相性のよい外壁の色も紹介!
シャイングレーのサッシの魅力は?相性のよい外壁の色も紹介!
外壁や屋根の色はもちろん、サッシの色も見た目を左右する要素の1つです。
サッシの色をシャイングレーにした場合、何色の外壁にすると相性がよいのでしょうか。
今回は、シャイングレーのサッシの魅力や、おすすめの外壁カラーなどを紹介します。
サッシとはどの部分のこと?
サッシとは、窓の枠と、ガラスを枠にはめ込むための「框(かまち)」部分のことです。
まずは、サッシの役割や種類を確認しましょう。
■サッシの役割
サッシには、窓を建物に取り付けるという役割があります。また、材質や構造によって、室温を保ちやすいか、音漏れしにくいかなど、快適に生活できるかどうかにも影響します。
窓は、屋内からも屋外からも見えるものです。よってサッシの色や材質は、部屋や外観の雰囲気づくりの一端も担っているといえるでしょう。
■サッシの種類と特徴
サッシの材質は複数ありますが、主な材質は大きく4種類です。それぞれの特徴を、見てみましょう。
材質 |
耐熱性 |
価格 |
メリット |
デメリット |
アルミ |
最も安い |
最も低い |
・軽量で加工が簡単 ・耐久性が高い ・コスパがよい |
・熱を伝えやすい ・結露しやすい |
アルミ+樹脂 |
安い |
低い |
・アルミと樹脂のよさを併せ持つ ・外側(アルミ)は耐候性、内側(樹脂)は遮音性・断熱性に優れている |
・樹脂サッシに比べて断熱性が低い |
樹脂 |
やや高い |
やや高い |
・断熱性が高く、夏は涼しく・冬は暖かく過ごせる ・ダニやカビの発生を防げる ・防音効果が高い ・カラーバリエーションが豊富 |
・アルミやアルミ+樹脂のサッシよりも価格が高い ・重さを感じやすい |
木製 |
高い |
高い |
・断熱性・防露性に優れている ・素材を生かした見た目を実現できる ・加工によって防火性も高い |
・木材+加工代でコストが高い ・定期的なメンテナンスが必要 |
素材によって価格も特徴も異なりますが、素材の価格が上がると、そのぶん機能性もアップします。
木製のサッシは見た目も過ごしやすさもよいですが、メンテナンスも含めコストがかかります。
価格が良心的で、アルミと樹脂のメリットを併せ持つ「アルミ樹脂複合窓」は、昨今よく使用されている素材ですので、迷ったらこちらを選ぶとよいでしょう。
サッシの人気カラーは時代とともに変化!
サッシもカラーバリエーションが豊富なので、「窓のサッシ」といわれて連想する色は、人それぞれです。
時代とともに、人気のカラーはどのように変化してきたのでしょうか。
■サッシの人気色の変遷
もともと、サッシというとシルバーが主流でしたが、カラーサッシが出てきてからはブロンズが流行色となりました。
その後、ホワイト、さらに黒と移り変わり、現在のサッシの主流カラーはシャイングレーです。
■最近人気のシャイングレーとは?
シャイングレーは、温かみのあるメタリックグレーです。
黄味がかったシルバー、やさしいシャンパンゴールドのような色を連想すると、近いかもしれません。
サッシが主張しすぎず、過去に主流になったシルバーやホワイトと比べるとギラつきが少ないのも特徴です。
シャイングレーのサッシの魅力
「シャイングレー」と聞くと、シルバーに近いグレーを連想するかもしれませんが、実際は前述の通りやや黄味がかっており、ブラウンとシルバーのあいだのような印象を受けます。落ち着いた色合いのシャイングレーを選べば、サッシだけが外観から浮いてしまうことがなく、どのような色の外壁とも相性がよいのが魅力です。
また、ダーク系のサッシよりも明るく温かみがあり、ホワイト系のサッシのようなまぶしさがないのも、シャイングレーのよいところだといえます。
シャイングレーのサッシに合う外壁の色は?
どんな外壁カラーとも比較的合わせやすいシャイングレーのサッシですが、そのよさを全面に押し出したい場合は、外壁の色を何色にするとよいのでしょうか。
おすすめカラーを5つ紹介します。
■アイボリー
アイボリーは黄味がかった灰色で、シャイングレーと似たような色をしています。
サッシと外壁の調和が取りやすく、外観に統一感が出るのでおすすめです。
やさしさや温かみ、そして上品さのある見た目を演出できます。
■ベージュ
白と茶色を混ぜ合わせてできたベージュの外壁の家はさまざまな環境に馴染みやすく、見る人に安心感を与えます。
アイボリーに近い色なので、建物全体の統一感を出したい場合には、シャイングレーのサッシが重宝するでしょう。
■ブラック
明るめな印象のシャイングレーとは反対のブラックの外壁とも、相性がよいといえます。
グレーには黒が入っているので、対照的な色でも浮くことがありません。
ブラックの外壁は、重たい、暗い印象になりやすいので、シャイングレーのサッシを採用すれば、調和を保ちながらもアクセントカラーとしての役割を果たします。
■グレー
サッシと外壁を同じグレーでまとめるのも、モダンな雰囲気になっておすすめです。
グレーといっても濃淡はさまざまなので、ダーク系のグレーならアクセントに、ホワイトの強いグレーなら統一感が出やすくなります。
■ホワイト
シャイングレーのサッシのよさを出すなら、ホワイトの外壁もおすすめです。
やさしいシャンパンゴールドのようなシャイングレーは、ホワイトの輝きを引き立てながらも、全体を暗い雰囲気にさせません。
「白×白」「白×シルバー」のようなギラつきが苦手な場合は、シャイングレーを検討するとよいでしょう。
外壁に合うサッシの色の選び方
外壁や屋根の色のように、塗装範囲の広い場所は色選びに慎重になりますが、実はサッシやドア、雨樋などの細かな部分も、外観のできあがりを大きく左右します。
外壁に合うサッシの色を決める際には、どういったポイントに注目するとよいのでしょうか。
■外壁と似た色を選ぶのが基本
サッシの色は、外壁と似た色にするのが基本です。外壁が白なら、サッシも白を選びます。
合う色がないときは、どの色とも調和が取れるシルバーが選ばれることが多いです。
シャイングレーもさまざまな色と合わせやすいので、候補に入れるとよいでしょう。
■異なる色でアクセントをつけるのも◎
あえて反対色を用いて、アクセントカラーにするのも1つの方法です。
黒と白、ビビッドカラーに無彩色など、外壁の色によって選ばれるサッシの色は異なります。
シャイングレーも、黒やダーク系のグレーなど、暗めの色と合わせると、アクセントになって外観が暗い・重いという印象になりません。
■素材に注目する
はじめに紹介した、サッシの素材にも注目しましょう。「木目調の外壁には木製のサッシ」のように、素材も合わせたほうが建物全体の雰囲気を統一しやすいです。また、素材によって異なる機能面に注目する、予算から決めるても問題ありません。
■汚れが目立ちにくい色を選ぶ
白や黒のサッシは土埃が目立ちやすく、場所によってはお手入れが大変です。
汚れが目立ちにくいサッシの色はシルバーですが、シャイングレーも比較的汚れが目立たず、お手入れの手間を省けます。
シャイングレーのサッシにあう外壁の色は、カラーシミュレーションも活用しよう
シャイングレーは黄味がかったシルバーのような、温かみのあるグレーです。
シャイングレーのサッシはどのような外壁の色とも比較的相性がよく、同系色なら調和を、反対色と合わせるとアクセントになります。
シャイングレーのサッシの魅力を存分に引き出すなら、カラーシミュレーションも活用しましょう。
外壁や屋根の色、そしてサッシなど、さまざまな部分の色を自由に変えて試せるシミュレーションなら、どの色との組み合わせが最適かを、手軽に試して確認できます。
納得の色合わせで、ぜひシャイングレーのサッシを生かした理想の外観に仕上げてください。
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