シルバーの屋根に合う外壁の色は？屋根の色をシルバーにするメリット！

シルバーの屋根に合う外壁の色は？屋根の色をシルバーにするメリット！

シルバーの屋根は、おしゃれな外観に熱の反射率などに優れているといった特徴を持っています。

自宅にオリジナル性を与えたい人には、おすすめできる屋根の色といえるでしょう。

しかし、屋根の色をシルバーにした場合、外壁の色は何を選べば良いのか迷ってしまう人もいるはずです。

シルバーの屋根に合う外壁はいくつかあり、色の相性をしっかり検討する必要があります。

今回はシルバーの屋根に合う外壁や、屋根の色をシルバーにするメリット、デメリットについて詳しく解説していくので、参考にしてみてください。

シルバーの屋根に合う外壁の色は？

シルバーの屋根は、他の住宅と比べておしゃれな雰囲気を演出してくれます。

しかし、屋根の色がシルバーになった場合、外壁の色は喧嘩しないよう慎重に選ぶことが大切です。

シルバーの屋根に合う外壁の色は、さまざまなあり、下記の色合いがおすすめになります。

• ホワイト
• ブルー
• グレー

シルバーの屋根に合う外壁の色について、詳しく解説します。

ホワイト

シルバーの屋根にホワイトの外壁を組み合わせれば、クリーンで清潔感のある印象が与えられます。

全体的に、洗練された印象のある住宅に仕上げることが可能です。

ホワイトの外壁なら、周辺住宅の景観を壊す心配もありません。

近隣住民に溶け込むことができるので、無難な色合いに仕上げることができるでしょう。

ブルー

ブルー系の外壁は爽やかな印象があるので、機械的な印象があるシルバーの屋根の雰囲気を緩和してくれます。

綺麗でおしゃれな印象を与えてくれるので、住宅にオリジナル性を与えてくれるでしょう。

ただし、ブルー系は寒色と呼ばれており、冷たい印象を受ける可能性があります。

色の組み合わせを検討しないと、冷たい印象を受けがちなので相性をしっかり把握しておきましょう。

グレー

シルバーの屋根にグレーの外壁はスタイリッシュな印象を与えるきっかけになります。

近代的でかっこいい印象があるので、おしゃれな住宅に仕上げることが可能です。

木目調と組み合わせれば、スタイリッシュな雰囲気に加え、優しい印象がプラスできます。

色の相性次第では、無機質で冷たい印象を受ける可能性があるので注意してください。

シルバーの屋根を選ぶメリット

シルバーの屋根はおしゃれな雰囲気に仕上げられるだけでなく、機能性にも優れています。

他にも、シルバーの屋根を選ぶメリットは、いくつかあるので決めるときのポイントになるでしょう。

シルバーの屋根を選ぶメリットとしては、下記の通りです。

• 熱の反射率が高い
• 外壁の色と合わせやすい

シルバーの屋根を選ぶメリットについて、詳しく解説します。

熱の反射率が高い

シルバーは暗い色と比べて、熱の反射率が高い特徴を持っています。

熱の吸収率が低いので、夏場は太陽光の影響を受けにくいのが特徴です。

室内の温度上昇が防げるので、快適な室温が維持できます。

ただし、冬場は熱を吸収できないので、寒いと感じられることがあるかもしれません。

外壁の色と合わせやすい

シルバーの屋根は、無彩色であるため、外壁の色を際立たせる役割を持っています。

さまざまな外壁の色と相性が良いので、綺麗な印象のある住宅に仕上げることが可能です。

他の色味を邪魔する心配がないので、柔軟な組み合わせが実現できます。

外壁の色と組み合わせを検討しているなら、一度シルバーの外壁も検討してみてください。

シルバーの屋根を選ぶデメリット

シルバーの屋根は熱の反射率が高いなどのメリットがあります。

しかし、なかにはデメリットに感じられる部分もあるため、事前に把握しておくことが大切です。

シルバーの屋根を選ぶデメリットとしては、下記の通りになります。

• 周囲環境との相性
• 汚れや色褪せが目立ちやすい

シルバーの屋根を選ぶデメリットについて、詳しく解説します。

■周囲環境との相性

シルバーの屋根は工場や倉庫で選ばれやすい色合いなので、住宅の屋根に選ぶ人は少ないかもしれません。

そのため、周囲環境の雰囲気次第では、少し浮いてしまう可能性があります。

明るい色の屋根は、周りとの相性も考えないといけないので、住宅を建てる前に雰囲気をしっかり捉えてから選ぶようにしましょう。

■汚れや色褪せが目立ちやすい

シルバーの屋根は、汚れや色褪せが目立ちやすい色をしているため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

特に屋根は汚れやすい場所なので、日頃からお手入れには注意が必要です。

明るい色は汚れや色褪せが目立ちやすいため、清掃を怠ると汚く見えてしまう恐れがあります。

屋根の色を決めるときのポイント

屋根の色を決めるときは、いくつかポイントを押さえておくことが大切です。

屋根の色を決めるときのポイントを押さえておけば、色選びが失敗する心配はなくなるでしょう。

屋根の色を決めるときのポイントとしては、下記の通りです。

• 色の面積効果を意識する
• 外壁やサッシとの相性を検討する
• 周辺環境とのバランスを考慮する

屋根の色を決めるときのポイントについて、詳しく解説します。

■色の面積効果を意識する

色の面積効果とは、色が同じでも面積の大きさによって、色が明るく見えたり暗く見えたりする現象を指しています。

特に屋根は面積が大きいので、色の見え方がサンプルとは異なる見え方をする可能性が高いです。

色の面積効果を把握するためにも、サンプルで色を見るよりも実際の屋根を見て色合いを確認したほうが良いでしょう。

■外壁やサッシとの相性を検討する

屋根の色を決めるときは、外壁やサッシの色との相性を意識する必要があります。

業者ではカラーシミュレーションが用意されているので、色の組み合わせに違和感がないのかしっかり確認しておくのが良いでしょう。

屋根と外壁、サッシの色の組み合わせをカラーシミュレーションで一度確認して、色の相性をよく検討してみてください。

ただし、カラーシミュレーションで見る色は、外で日光にあてられて見える色とは雰囲気が異なります。

カラーシミュレーションの色だけで判断せず、実際の屋根や外壁の色をチェックしてから決めることが大切です。

■周辺環境とのバランスを考慮する

地域によって景観ガイドラインが事前に定められています。

そのため、屋根の色も状況によって使えないケースがあるので注意が必要です。

地域の景観ガイドラインをチェックして、シルバーの屋根が使えるのか確認してから色を決めていきましょう。

屋根や外壁の色を決めるときの考え方

屋根や外壁の色を決めるときは、色の組み合わせを考える必要があります。

色選びを決めるときは、組み合わせの相性もしっかり検討しましょう。

屋根や外壁の色を決めるときの考え方としては、下記の通りです。

• 補色を活用する
• サイディングの切れ目で色分けする
• ベランダだけで違う色を塗る
• 外壁は薄い色で屋根は濃い色がおすすめ

屋根や外壁の色を決めるときの考え方について、詳しく解説します。

■補色を活用する

補色とは、特定の色から見て正反対の色のことです、赤なら緑、黄色なら青紫などが該当します。

補色を並べることで、お互いの色を引き立ててくれる性質を持っているので、住宅を印象付けることが可能です。

反対に、落ち着いた印象のある住宅にしたいときは、近い色同士の組み合わせがおすすめになります。

■サイディングの切れ目で色分けする

サイディング外壁の住宅の場合、サイディングボードの切れ目が出てきます。

このときに切れ目の部分で、色分けすればおしゃれな住宅に仕上げることが可能です。

切れ目を目立たせない効果も期待できるので、おしゃれな住宅に仕上げることができます。

■ベランダだけで違う色を塗る

住宅のなかで少し出ているベランダの部分だけ、外壁とは違う色を塗る方法があります。

ベランダに違う色を入れることで、単調な印象の住宅になることを防ぐことが可能です。

全体的な見映えが良くなるので、印象的な住宅に仕上げることができます。

部分的に違う色を塗ることで、住宅にオリジナル性を保つことが可能です。

■外壁は薄い色で屋根は濃い色がおすすめ

外壁と屋根は違う色を選ぶのが一般的です。外壁は薄い色を選択し、屋根は濃い色を選ぶのがおすすめです。

屋根は日光が当たりやすい箇所なので、薄い色を選択すると、屋根の印象が希薄になる可能性があります。

屋根を濃い色に選択した場合は、外壁は薄い色を選択して、全体的にバランスの良い色合いになるようにしていきましょう。

どちらも濃い色を選択すると、派手な印象の住宅になる恐れがあります。

シルバーの屋根に合う外壁を選ぶときは相性を検討しよう

シルバーの屋根に合う外壁を選ぶときは、色の相性をよく考えてから選ぶことが肝心です。

色の相性が悪いと、住宅が悪目立ちする恐れがあります。

また、シルバーの外壁はおしゃれになるだけでなく、熱の反射率が高いといった利点もあるのが特徴です。

代わりに、汚れや色褪せなどが目立つ恐れがあるので、色選びの際には十分注意が必要になります。

今回紹介したシルバーの屋根に合う外壁の選び方を参考に、住宅の色を決めてみてください。