【風水】モスグリーンの外壁が持つ意味は?メリット・デメリットも解説
【風水】モスグリーンの外壁が持つ意味は?メリット・デメリットも解説
塗装範囲の広い外壁は、他者から見た家の「顔」ともいえる重要な部分です。外壁の色を決める際のこだわりは人によって違いますが、風水の意味も考慮すると、運気アップも期待できます。
今回は、外壁をモスグリーンにするとどのような風水効果が得やすいかを解説します。
モスグリーンの外壁のメリット・デメリットにも触れていますので、外壁の色選びの参考になれば幸いです。
モスグリーンはどんな色?
モスグリーンとは、暗い黄緑色のことです。苔のような深みのあるグリーンで、カーキよりも赤みが少ないのが特徴です。
ほかにも、オリーブグリーンもモスグリーンと似た色ですが、モスグリーンのほうが黄色みがなく、グレーっぽさを含んでいます。
モスグリーンの外壁の風水への影響
モスグリーンには、風水的にどのような意味があるのでしょうか。
外壁をモスグリーンにすることで期待できるのは、以下の3つの運気アップです。
- 健康運
- 勉強・仕事運
- 金運
健康運アップ
緑は自然を連想させ、癒し効果のある色です。風水では安定や調和といった意味があり、健康運アップが期待できます。
緑色のなかでも特に落ち着いた雰囲気のモスグリーンの外壁にすれば、ストレスを軽減させ、リラックスした日々を送れるのではないでしょうか。
勉強・仕事運アップ
風水では、緑色には「成長」や「繁栄」といった意味があるといわれています。
こうした効果で勉強や仕事の運気もアップし、日常生活が潤う可能性が高まるのも、緑色が持つ力です。
外壁をモスグリーンにすれば、住んでいる人にさまざまな成長が見られ、子孫繁栄にもつながるかもしれません。
金運アップ
緑が持つ「堅実」「再生」といった風水的な意味合いは、金運によい影響を与えます。
貯蓄ができる(堅実)、出て行ったお金が戻る(再生)といった効果から、緑色の財布を持つとよいともいわれています。
外壁をモスグリーンにすれば、健康で仕事に打ち込め、その成果が金銭面にも反映され、より潤いを感じられる生活につながります。
モスグリーンの外壁の風水で注意したいのは方角!
風水で、色と方角は密接な関係にあります。
オレンジは南東、ブラウンは南西のようにそれぞれ相性のよい方角があり、緑と相性がよい方角は東です。
また、南東や南も比較的相性がよいので、メインの壁がこの方角にある家は、外壁をモスグリーンにするとよりよい効果が期待できます。
反対に、各色には相性のあまりよくない方角も存在し、緑は北東との相性が悪いとされています。
メインの壁が北東にある場合は、風水のよい影響を受けにくくなるので、モスグリーンの外壁にするのはよく検討したほうがよいかもしれません。
風水以外にも!モスグリーンの外壁がもたらすメリット
風水はもちろん、外壁塗装の観点からもモスグリーンを選ぶメリットはあります。
モスグリーンの外壁で得られるメリットは、以下の4点です。
- 汚れが目立ちにくい
- おしゃれな外観に仕上がる
- 見ていて気分が落ち着く
- 植物と同じ色で環境にやさしい印象に
汚れが目立ちにくい
外壁の汚れの多くは、土埃や泥、カビ、コケなどです。コケなどの緑系の汚れは、モスグリーンをはじめとした緑の外壁にすると目立ちにくくなります。
また、モスグリーンは前述の通りグレーがかった黄緑色なので、土埃などの黒系の汚れにも強いのが特徴です。
汚れが目立ちにくければ、外壁の手入れの頻度を減らせますし、時間も短縮できます。
おしゃれな外観に仕上がる
モスグリーンに限らず、グリーン系の外壁はおしゃれな見た目に仕上げられます。
植物との相性もよいので、庭や空いたスペースにお花や木を植えた場合も、調和が取れて統一感が出ます。
かわいらしく現代的な雰囲気を演出できる明るいグリーンとは反対に、モスグリーンは高級感を演出するのに最適です。
また、建物の形状によっては要塞のような重厚感と存在感を放つのに、モスグリーンが役立ちます。
見ていて気分が落ち着く
緑色の持つ癒し効果は、モスグリーンでも得られます。落ち着いた外観で、見る人をリラックスした気持ちにさせてくれます。
また、緑色は周囲との調和を図りたい場合にも役立ちます。
高級感のあるモスグリーンは、圧倒的な存在感を放ちつつも、外壁の色で悪目立ちすることがありません。
植物と同じ色で環境にやさしい印象に
緑と聞いて植物を連想する人は多く、外壁が緑だと環境に優しい印象になるのも特徴です。
モスグリーンは草花のような鮮やかな緑ではありませんが、「moss(モス=苔)」を意味する名前の通り、深みのある植物の美しさを思わせてくれるでしょう。
外壁をモスグリーンにする際の注意点
モスグリーンは、風水の意味も外壁の効果も高い、おすすめの色だといえます。しかし、外壁をモスグリーンにする前には、知っておきたいポイントがあります。
- 同系色の汚れが見つけにくい
- 色あせをしやすい
- 緑系の塗料は価格が高め
同系色の汚れが見つけにくい
モスグリーンは汚れが目立ちにくく、美しい外観を保ちやすいのがメリットです。
しかし、言い方を変えればモスグリーンは汚れに気づきにくいということになります。
特に、同じ緑系の汚れであるカビの発見に遅れると、菌の繁殖が広がっており、外壁の劣化につながるため注意が必要です。
日当たりが悪い、湿度が高い場所ではカビなどが繁殖しやすいので、定期的なお手入れは欠かせません。
色あせをしやすい
外壁塗装は日光や雨風などで劣化していきますが、緑系の塗料は日光による色あせをしやすい色です。
美しいモスグリーンは高級感を演出できますが、色あせてしまうと古い、汚いといった印象になってしまいます。
モスグリーンの外壁にすると、定期的な塗り替えで手間や費用がかかることは、事前に把握しておきましょう。
緑系の塗料は価格が高め
外壁塗装に使用する塗料は、顔料の材質や量によって価格が変わり、緑系塗料の価格はほかの色よりも高めです。
モスグリーンの外壁にする場合も、塗装の費用が高くなります。
窓が少なく、広範囲の塗装が必要な住宅は、モスグリーンにするとメンテナンスも含めて多くのコストがかかることも視野に入れ、外壁の色選びをしなければなりません。
モスグリーン以外におすすめのグリーン系の外壁
高級感と落ち着きのあるモスグリーンは、さまざまなアイテムにおいて人気のカラーで、外壁塗装でも多くの住宅で採用されています。
風水やその他メリットから緑系の外壁を希望する場合、「モスグリーンだと少し暗い」「もう少し爽やかなグリーンにしたい」と思うこともあるかもしれません。
最後に、モスグリーン以外でおすすめのグリーン系の色を4つ紹介します。
オリーブグリーン
モスグリーンよりも黄色みがやや強いオリーブグリーンは、「落ち着いたグリーン」を希望する場合におすすめの色です。モスグリーンと似た色ですが、モスグリーンよりも明るい印象で、温かみや落ち着きのある見た目に仕上がります。
彩度の低い緑色ならではの、高級感を演出できるのも特徴です。
アンティークグリーン
明るめで落ち着いたカラーなら、アンティークグリーンがおすすめです。青みがかったくすんだ緑は、高級感やレトロさを持っており、個性的な外観にしたい方にも好まれています。
アクセントに白系の色を使うとカントリー調のかわいらしい仕上がりに、ブラウン系を使うと歴史的建造物のような雰囲気を演出できます。
シャープグリーン
シャープグリーンも青みのある緑色ですが、アンティークグリーンよりも明るく、緑が強めです。軽やかで現代的な印象の外観になり、新芽や若草のようなみずみずしいエネルギーを与えてくれます。
しかし、鮮やかで明るいグリーンのため、周囲との調和が取りにくい場合もあります。景観を損ねないかにも配慮し、外壁全体に塗ると浮いてしまう場合は、アクセントカラーとして取り入れるなどの工夫をしましょう。
アップルグリーン
青りんごのような鮮やかな黄緑色のアップルグリーンは、爽やかで清潔感ある印象を与えてくれます。濃いアップルグリーンは、シャープグリーンやアンティークグリーンのように個性的な外観に仕上がります。
薄いアップルグリーンは周囲から浮きにくく、明るめのグリーンのなかでも使いやすい色です。
見た目の癒し効果も期待できますが、白系の壁のように汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
風水の観点からもおすすめ!モスグリーンの外壁でおしゃれな家づくりを
落ち着いた深みのあるモスグリーンは、緑色が持つ風水のパワーで、健康運や仕事運、金運アップをもたらす可能性があります。
汚れが目立ちにくい、高級感を演出できるなどのメリットもありますが、グリーン系の塗料は価格が高い傾向にあるなど、デメリットも忘れてはいけません。
外壁は、おしゃれな家づくりに欠かせない要素の1つです。カラーシミュレーションなども活用しながら、納得の外壁に仕上げましょう。