【屋根外壁塗装】色選びの前に知っていただきたいこと
お住まいの家の屋根や外壁塗装を検討している際、費用や価格や業者選びの他に
「まずは何から選べば良いの?」
「屋根はあまり見えない部分だけれど、どうやって決めたら良いの?」
「外壁とバランスが取れる色は、何色?」
「どうせ塗るなら一番良い物にしたい!」
…等々、色に関する期待や疑問は尽きない事でしょう。
特に屋根は下から全体が見えない部分ですから、拘りのある人無い人に分れるかもしれません。
しかし、これから読み進めていただければ分かりますが、全体のバランスはとても大事!
色選びは、ご自身のイメージを固め、それを業者に正しく伝えて初めて満足がいくものになります。
なんとなくこの色かな?と、イメージが定まっていない内に決めてしまうのは、後悔に繋がり勿体ないです。
◎素材と色の優先順位
塗料には様々な種類があるため、塗料の種類や効果を中心に考えがちです。
しかし、成功の鍵を握っているのは、実は色選びなのです。
外部の人が見たときに、どんな家か判断するポイントになりやすいのが色だからです。
お洋服を例にしてみましょう。
顔色が悪く見え、鞄やネクタイとチグハグな良質素材のスーツと
パッとお顔が映える、他の小物とも相性が良い合成素材のスーツ。
あなたならどちらを選びますか?
どちらも良い所と悪い所があります。
パッとお顔が映える、他の小物とも相性が良い良質素材のスーツを目指すには、まずは色を優先してみましょう。
◎周辺や天候にも左右される
周辺の家や環境との調和について、1度考えてみましょう。
そこで調和が取れていなくても、好きなデザインを優先したいと思えば、必要のない項目になります。
皆さんが目にする住宅・リフォーム雑誌には、周りの家や風景はあまり写り込んでいません。
単品で見ると申し分ない出来栄えでも、調和が取れていないと何だか浮いてしまうことも・・・。
外壁は時間帯や天候によっても見え方が違うため、できるだけ実際の建物に使われている色を参考にして選ぶようにしましょう。
地域型工務店など、地域に強い業者であれば、ご近所に同じ色味や素材感を使用した家があるかもしれません。
業者から見学される家へ許可を取ってもらった上で、見に行かれるのも良いかと思います。
◎塗装の色はまとめると綺麗に見える
お家の屋根や外壁を塗り替える際に、好きな色をたくさん使いたいと思われるかもしれません。
しかし沢山の色を使うと、お家全体がちぐはぐなイメージになってしまいます。
そのため、出来れば3~5色ほどの色でまとめるとお家全体が綺麗に見えます。
また、付帯部等の細々した部分同士は、同じ色選んであげると更にまとまり感がアップします。
色を決める順番は、大きな面を先に決めその後に小さな部分の色を決めましょう。
メインのスーツを決めてから、ネクタイの色をコーディネートするのと同じですね。
◎サンプルと現物のギャップ
色選びで失敗するのは目の錯覚によるものです。
「錯覚」という目の特性を知っておけば、そのギャップを抑える事が出来ます。
画像を見比べてみましょう。どちらが明るく見えるでしょうか?
明るい色を塗りたい場合、サンプルよりも実物の方が絶対に明るく見えるので、サンプル上での一段階暗めを選びましょう。
既にご想像がついているかもしれませんが、逆に暗い色を選ぶ場合は、サンプル上での一段階明るめを選びます。
◎まとめ◎
いかがでしたか?
今回は、実際に色選びを始める前のポイントを解説させていただきました。
これは幅広い方に適用していただける知識ですので、ご参考になれば幸いです。
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