【２０２０年】外壁塗装で人気の色ランキング～防汚塗料についても解説します！～

外壁塗装を行う上で、色選びは何よりも頭を悩ませますよね。

そして、最もトラブルになりやすい事でもあります。

この色！と指定して、いざ塗ってもらったら、、、あれ？なんか違う？？？

決して安くはない外壁塗装工事です。

絶対に失敗はしたくないですよね。

今回は、昨年外壁塗装工事を行った方にアンケートを実施、外壁塗装でどんな色を選んだのかを調査しました。

外壁塗装をお考えの方へ、色選びの参考にしていただければ幸いです。

【外壁塗装】人気色ランキング！

①ベージュ

②ホワイト

③グレー

➃ブラック

➄ブラウン

⑥イエロー系

⑦グリーン、ブルー

⑧ピンク

⑨オレンジ、レッド

⑩その他

人気の色は１位から順にベージュ、ホワイト、グレーの3色という結果になりました。

毎年ベージュ、グレーは人気がある色ではありますが、ホワイトに関しては昨年もベスト３にランクインしています。

ベージュやグレーはあまり個性的とはいえない地味めな色ではありますが、どちらも汚れが目立ちにくく、どんな屋根の色とも相性が良いので好まれているようです。

ホワイトに関しては、防汚性に優れた塗料でホワイトを施工される方が目立ちました。

次点ではクリア（透明）、ダークブラウン、ダークパープル、アイボリー、オフホワイト、となりました。

明るいベージュやホワイト系で塗装をしたいけど、やはり汚れが付きやすいという点で、決め兼ねるという方も多いのではないでしょうか。

そのようなお悩みは先程も記述しましたが、防汚性に優れた塗料での塗装をお勧めします。

防汚性に優れた塗料とは

防汚性の優れた塗料のメリットは、外壁を長期に渡って綺麗に保つことができる、耐候性に優れるため耐用年数が長い、塗替え頻度を減らせる、などが挙げられます。

防汚塗料の種類は主に３つあります。

①光触媒塗料

光触媒塗料は、約１５年～２０年という耐久性を持っていて、外壁を汚れにくくするセルフクリーニング機能を持っています。

セルフクリーニング機能とは、光触媒塗料に含まれている成分「酸化チタン」が太陽光に反応することで、外壁に付いた汚れを分解し、そこに雨が当たり汚れを洗い流す機能の事です。

しかし、光触媒とい名の通り、雨や光の当たりにくい場所では効果は発揮されません。

②シリコン樹脂塗料

シリコン樹脂塗料は、現在の外壁塗装シーンにおいて、最もよく選ばれる塗料です。

なぜかというと、価格が比較的安価なのに、耐候性、低汚染性、耐熱性などの性能も保持しているのでバランスが良いことがあげられます。

ただ、耐用年数が１０年ちょっとですので、他の防汚塗料に比べると短めです。

③フッ素樹脂塗料

フッ素樹脂塗料は、紫外線に強く、汚れを弾き、酸性雨にも強い、といった特長があります。

こちらの塗料も耐用年数が約１５年～２０年と非常に長い為、短いスパンでの塗替えが難しい大型施設等に使用されることが多いようです。

外壁の状態というものは、家全体の雰囲気に大きな影響を与えるので、ずっと綺麗に保ちたいものです。

しかし、塗り替え工事の費用を考えると、そう頻繁に塗り替えを行うわけにもいきません。

このような場合に検討したい塗料が、まさに防汚塗料ですが、一般的な塗料に比べるとコストが高めになります。（シリコン塗料は除く）
しかし、防汚塗料は耐用年数が非常に長いので、外壁の塗り替え周期を２倍近く延ばす事ができるのです。

つまり、安価な塗料での塗り替えを短い周期で繰り返すより、高価ではありますが耐久性に優れた防汚塗料を使用した方が、長い目でみるとコストパフォーマンスが良いという事になるわけです。

◎ まとめ ◎

２０２０年度、外壁塗装で人気のカラーは１位ベージュ、２位ホワイト、３位グレーとなりました。

ベージュやホワイトは淡い色味になりますので、経年により付着していく汚れの事が気になると思います。

そのようなお悩みは防汚性の優れた塗料で解決です。

外壁塗装を検討されている方は、是非こちらの記事を参考にしていただけたらと思います。