座間市東原へ屋根診断からの建物診断へ!
マルセイテックの屋比久です。
座間市東原のお客様宅へ建物診断に行ってまいりました。
築年数も25年と経過していることや、メンテナンスをしばらく行っていないということで、当初屋根点検のみのご依頼でした。
しかし実際にお宅を拝見すると・・・僕自身このまま帰るのは不安だなと感じたので「屋根だけの場合も建物全体も無料ですから、ご一緒にどうですか?」と声を掛けさせていただいたのです。
ご主人に了承をいただきましたので、それならばと屋根点検から建物点検へ変更させていただきました。
こちら、ベランダのサビや塗装剥げ、屋根材に使用されているコロニアルも、随分と劣化が進んでいます。
軒天井の雨染みも、なかなかの染みっぷりでした。
そして、水分計を使っての含水率調査では、おどろきの数値が・・・。
写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが「58.0」という数値が表示されています。
問題ないとされる数値は「30.0」までになりますので、約2倍です。
これは外壁塗装をしばらく行っていなかったため、塗膜が劣化して防水効果がなくなってしまい、雨や湿気などの水分をスポンジのように吸収してしまっている状態となります。
この状態を放置しておくと、シロアリが繁殖しやすい環境となり、建物の耐久性に大きな影響を与えてしまうということになります。
外壁に含まれる水分については、こうして数値として「見える化」することで、お客様だけではなく我々にとってもメンテナンス時期やメンテナンス方法の検討材料となりますので、とても大切にしている調査方法のひとつです。
また、軒天井の雨染みは、雨漏りの初期段階で多く見られるケースになります。
昨年の台風によって棟が飛ばされたと仰っていたので、もしかしたらその影響が少なからずあるのかもしれません。
原因をしっかりと調査し、適切な対応を取ることが重要になります。
座間市東原にお住まいで「うちの家は大丈夫だろうか」と思われた方は、屋比久までご相談ください。
水分計を片手に、屋根診断・外壁診断・建物診断にお邪魔いたします。