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【ウッドデッキ】ウッドデッキのDIY塗装について徹底解説!

ウッドデッキの塗装はDIYで行う方も多くいらっしゃいます。

ウッドデッキの塗装は、行い方次第で綺麗な塗装に仕上げる事が可能ですが、逆に、ひとつでも間違えると取り返しのつかない事になってしまいます。

また、ウッドデッキの劣化症状によってはDIYではなく、塗装業者にメンテナンスを依頼した方が費用対効果が高いケースもあるので、適切なメンテナンス方法を見極めることが大切です。

 

今回はウッドデッキをDIYで塗装する場合の手順と注意点を徹底解説いたします。

 

まずは、前回解説したウッドデッキの劣化症状、塗装にかかる費用などについておさらいです。

【ウッドデッキ】ウッドデッキの塗装 劣化症状や費用について徹底解説!

 

 

ウッドデッキをDIYで再塗装する

ウッドデッキが変色・褪色程度で、まだ腐食がおきていない状態でしたら、DIYでの再塗装が可能です。

 

必要な道具

ゴム引き軍手

手を保護するために作業の際は必ず軍手を着用しましょう。場合によってはサンドペーパーを使用するので、厚手のゴム引き軍手を着用して作業を行うことが重要です。

高圧洗浄機

ウッドデッキの洗浄はホースで水洗いをするよりも、高圧洗浄機を使用した方が汚れが落ちます。ただし、高圧洗浄機の水圧が強すぎるとウッドデッキの素材を傷つけてしまうために注意が必要です。

サンドペーパー

ウッドデッキを塗装する際に、旧塗膜の上に塗装をしても塗料が浸透しません。その際は、サンドペーパーを使用して、旧塗膜を除去して塗装をする下地を整えます。

電動サンダー

ウッドデッキの下地調整は手作業で作業するよりも、電動サンダーを使用する方が、安全かつ効率的に作業を行うことができます。

ウエス

ウエスはケレン作業の削りカスや、塗料の液だれを拭き取ったり、雑巾代わりとして使用します。

結構な量を使いますが、タオルで代用すると木材にひっかかり施工不良の原因になります。

マスキングテープ

マスキングテープはウッドデッキと外壁の境界線など、塗装をする箇所としない箇所の境界線をしっかりと出すためにします。

養生シート

サッシや外壁など、塗料をつけてはいけない箇所を保護するために必要です。

刷毛(化学繊維)

塗装はローラーを使用することもできますが、キシラデコールなどの塗料は粘性が低く塗りムラも起こりやすのでローラーでの塗装は不向きです。そのために、刷毛による塗装が一般的です。

また、毛先の割れにくいポリエステルなどの化学繊維系の刷毛がおすすめです。

モップがけのように塗装ができるコテバケもお勧めです。

ベンダー刷毛

木材の側面を塗装する際に使う狭い隙間にも入る刷毛です。

塗料用のバケツ

塗料を廃棄する際にバケツに注ぎ口があると処理しやすいです。

 

道具を揃えるだけでも結構大変な作業になりますね。

ですが、次回の塗装時にも使える道具ばかりですので、思い切って用意してしまっても良いと思います。

次は塗装する上での注意と塗装の手順について解説します。

 

 

ウッドデッキ塗装の注意

DIYで塗装をする場合、高圧洗浄や乾燥時間を短縮し、1日で作業をしてしまう方もいらっしゃいますが、工程を短縮すると施工不良に繋がるので、早く作業を終わらせるよりも正しい手順・工程で作業を行うことが大変重要です。

そのために、ウッドデッキの塗装は3日間くらいは施工期間を設けて余裕を持ったスケジュールで行うと、品質的にも費用対効果の高いメンテナンスを行うことができます。

良い天気が続く日に作業日を設けましょう。

 

塗装は1週間ほどの間隔を空けて行っても品質には問題はありません。

十分な時間が取れない場合は、1週目は高圧洗浄、2週目は下地調整~1回目の塗装まで、3周目に2回目の塗装、のように工程を分割しての施工も可能です。

塗装は雨が降ると塗料が流れてしまうので、ここでも日程の調整をしながら晴れの日に行うようにしましょう。

 

塗料に関してですが、油性塗料は希釈にシンナーを用いる事がある為、体に良くありません。

水性塗料は比較的安全性が高いので、小さなお子さんがいる場合や、ペットを飼っている場合は水性塗料がオススメです。

 

また、塗装するときの保護具は、塗料・溶剤に触れる作業に適した耐溶剤性のある手袋を選びましょう。

簡易なゴム手袋やビニール手袋、軍手は危険です。

注意しましょう。

 

 

ウッドデッキの塗装に使う塗料についてはこちら↓

【ウッドデッキ】ウッドデッキの塗装 劣化症状や費用について徹底解説!

 

 

ウッドデッキの塗装手順

①高圧洗浄

まず始めに、ウッドデッキの汚れを高圧洗浄機で洗います。

デッキ専用ノズルを使用しないで直接水を当てる場合は、水圧でウッドデッキが傷ついてしまうので、必ず10cm以上離して使用してください。

また、木目に逆らって水を当てると、木目が潰れてしまうので、高圧洗浄機を使用する際は、必ず木目に沿って塗装をすることが重要です。

 

洗浄した際にはウッドデッキを完全に乾燥させてから、次の工程に移行するようにしましょう。

 

②下地調整

電動サンダーで木材の表面を整えて塗装をする下地を作ります。

高圧洗浄と同じように木目に沿って電動サンダーをかけるのがポイントです。

「削る」というより、「整える」というのを意識してください。

下地調整の質で塗料の耐久性も変わってくるので、丁寧に施工することが重要です。

 

③削りカスを拭き取る

下地調整で出た削りカスを、ウエスで丁寧に拭き取ります。

削りカスが残っていると、塗りムラなどの施工不良に繋がるのでしっかりと除去してください。

 

④養生をする

ウッドデッキと外壁の境目、サッシの周りなどをマスキングテープやビニールで養生をします。

その他にも、ウッドデッキに隣接する植木なども、ビニールなどでしっかりと養生しましょう。

 

➄塗装する

いよいよ塗装です!

1)塗料を攪拌する

まずはじめに、塗料缶をよく振って攪拌します。

塗料は缶の中で成分が分離しているので、使用前にしっかりと攪拌することが重要です。

そのあと、バケツに移します。

 

2)塗りにくい箇所から塗装する(手すり、隙間、コーナー部分など)

先にウッドデッキの表面を塗装してしまうと、十分な作業スペースが確保できなくなるため、まずは塗りにくい箇所から塗装をして行くのが基本です。

手すり→木材と木材の隙間→コーナー部分という順で塗装をすると効率的に作業をすることができます。

 

3)平面を塗装する

最後に平面を塗装します。

刷毛を使用して木目に沿って1本1本丁寧に塗装をすることがコツです。

 

4)2回目の塗装

1回目の塗装をしたら使用塗料推奨の乾燥時間を設けて、2回目の塗装を行います。

2回目の塗装の際も、1回目の塗装と同じ手順で行います。

 

2回目の塗装が終わりましたら完成です!!

結構大変な作業ですので、達成感が得られるのではないでしょうか。

 

 

一般的にウッドデッキの再塗装目安は3年ですが、3年を待たずに1年~2年ほどでメンテナンスしても全く問題ありません。

 

 

◎ まとめ ◎

ウッドデッキのDIYでの再塗装は、道具を準備したり、細かい作業があったり、天候が関係したりと、大変そうなイメージがありますが確かに費用は安くすみます。

DIYにチャレンジしたい!低コストで塗装したい!という方にはお勧めです。

DIYで塗装が可能なデッキの状態でしたら、上記を参考にしてください。

 

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