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アスファルトシングル屋根は後悔する?メリット・デメリットを把握し、納得して選ぼう!

アスファルトシングル屋根は後悔する?メリット・デメリットを把握し、納得して選ぼう!

 

 

屋根に使用する素材の1つにアスファルトシングルがありますが、アスファルトシングルを選んで「後悔した」という声も耳にします。

アスファルトシングルの屋根を採用する前には、メリット・デメリットを知っておくことも大切です。

 

今回は、アスファルトシングル屋根で後悔しないための、さまざまな情報をお届けします。

 

 

 

アスファルトシングル屋根とは

 

アスファルトシングルは、アスファルトを主成分にした屋根材です。

ガラス基材にアスファルトを浸透させて、表面に石粒を吹き付けたもので、石粒の色によってさまざまなデザインの屋根を演出できます。

 

 

 

アスファルトシングルのメリット

 

瓦やスレート、金属など、数種類ある屋根材のなかからアスファルトシングルを選ぶと、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

 

■軽量で耐震性が高い

 

アスファルトシングルはほかの屋根材と比べて、軽量なのが特徴です。

一般的な屋根は1㎡あたり45~60kgほどありますが、アスファルトシングルは9~12kgと半分以下の重量です。

屋根に重量があると住宅の耐震に影響しますが、アスファルトシングルは軽量なので、住宅の耐震性を高める役割も果たします。

また、表面の石粒は天然石を使用するケースが多いので防音姓も高く、トタン屋根のように雨音が室内に響いて気になるということがないのも、メリットの1つです。

 

 

■さまざまな屋根の形状に合う

 

アスファルトシングルはシート状の柔らかい屋根材で、カッターやハサミを使って簡単に切れます。

この特徴を生かしてさまざまな形状の屋根にフィットさせられるので、屋根の形状が複雑で費用がかさんでしまう、リフォームが難しいという住宅の悩みを解消できます。

 

 

 

■ひび割れやサビの心配がない

 

柔らかなアスファルトシングルは素材そのものが曲がるので、スレート屋根や瓦屋根のようにひび割れが起こることがありません。また、金属が含まれないので錆びず、アスファルトシングルを選ぶことでほかの屋根材が持つデメリットを回避できます。

 

 

 

■色落ちしない

 

スレート屋根や金属屋根は塗装が剥げたり色落ちしたりすることがありますが、アスファルトシングルは吹き付けてある石粒そのものに着色しているので、色落ちすることがありません。

 

石粒に吹き付けた色によってさまざまなカラーバリエーションを展開できるので、和・洋どちらのテイストの家に使用してもマッチするのも、アスファルトシングルの魅力でしょう。

 

 

 

 

アスファルトシングルのデメリット

 

メリット豊富なアスファルトシングルですが、「後悔する」という人がいるということは、当然デメリットも存在します。アスファルトシングルを検討する前には、デメリットも理解しておくことが大切です。

 

 

■強風に弱い

 

薄くて柔らかいアスファルトシングルは、強風に弱いというデメリットがあります。

アスファルトシングルを貼るための接着剤がしっかり塗布されていなかったり、圧着作業が不十分だったりすると、強風によって屋根が破損してしまうかもしれません。

 

 

■カビや苔が発生しやすい

 

日当たりが悪い、湿気がこもりやすいといった場所では、アスファルトシングルを選ぶとカビや苔が発生する可能性があります。

カビや苔が発生した場合は、高圧洗浄で汚れを落とします。その後は、新しい屋根材に替えるための工事が必要になるケースも多いです。

 

 

■劣化で石粒が落ちる

 

アスファルトシングルの表面には、色をつけた石粒が吹き付けてありますが、この石粒が経年劣化によって落ちてくることもあります。

屋根の石粒が落ちたところと残ったところがまだらになってしまうと、見た目が悪く家全体の印象を損ないます。

 

また、バルコニーや庭に石粒が落ちると、こまめに掃除をしなければなりません。

石粒が雨樋に落ちることもあるので、雨樋が詰まらないように定期的に掃除する、専門業者を呼ぶといった必要もあるでしょう。

 

 

■剥がれることがある

 

アスファルトシングルは接着剤と釘で固定してあるので、施工がしっかりできていないと剥がれてしまいます。

また、経年劣化で接着剤の力が弱まった場合も、強風が吹かなくても剥がれることがあるため危険です。

施工不良ができるだけないよう実績豊富な業者を選ぶと、デメリットを軽減させられるでしょう。

 

 

 

アスファルトシングルは耐用年数が短く後悔する?

 

アスファルトシングルの屋根を選んで後悔する理由の1つに、耐用年数があります。

アスファルトシングルはほかの屋根材と比べて耐用年数が短いといわれており、20年前の製品の耐用年数は15~20年ほどでした。

 

しかし、現在使用されているアスファルトシングルは、耐用年数が20~25年ほどのものが多く、高耐久品の場合はさらに長い25~30年持つものもあります。点検やメンテナンスを正しく行えば、長く使い続けられる屋根材に進化しているので、後悔することも少ないでしょう。

 

 

 

アスファルトシングルで後悔しないためにはメンテナンスが重要!

 

アスファルトシングルの屋根材を選んで後悔しないためには、定期的なメンテナンスがポイントになります。

どのくらいの頻度でメンテナンスを行えばよいかを解説します。

 

 

■5年に一度は業者に確認してもらう

 

アスファルトシングルの屋根を選んだら、5年に一度は専門業者に点検をしてもらいましょう。

剥がれや浮きがないかを見て、必要に応じて接着剤の補強をすれば、悪天候で屋根に影響が及んだり、急な劣化が起こったりすることを防げます。

5年ごとに行う点検と軽度の補修にかかる費用の目安は、1~3万円ほどです。

 

 

■15年経ったら棟部分を交換

 

5年に一度の点検で問題がなかった場合も、15年を目安に棟(屋根のてっぺんにある金属の部分)を交換しましょう。棟部分は強い風によって特に飛ばされやすいので、耐用年数を迎える前に交換するのがおすすめです。

棟部分の交換にかかる費用は、15~30万円ほどが目安です。

 

 

■25年前後で葺き替えかカバー工法を

 

15年目の交換後も、20年目には業者に定期点検をしてもらいましょう。そして、25年を目安に大がかりな屋根工事を行います。

最近のアスファルトシングルの耐用年数は通常のもので20~25年、高耐久品なら25~30年持つので、25年を目安に葺き替え、もしくはカバー工法によって屋根材を新しくしましょう。

 

古い屋根材を剥がして、新しいものに交換する葺き替え工事の費用相場は、180万円ほどです。

選ぶ屋根材や屋根部分の面積によっても、費用は変わってきます。

 

古い屋根材を残したまま、新しい屋根材を上から被せるカバー工法の費用相場は、130万円ほどです。

古い屋根材を撤去する費用がかからないぶん、葺き替え工事よりも費用は安く済みますが、そのぶん屋根材が重くなることも覚えておきましょう。

 

 

 

アスファルトシングルはこまめなメンテナンスで後悔なし!検討中の方は業者に相談を

 

アスファルトシングルの屋根材は、こまめにメンテナンスをすることで劣化による不具合を最小限に食い止められます。

屋根材が剥がれる、石粒が落ちてくるといったトラブルで後悔しないためにも、5年ごとの点検や15年、25年前後でのメンテナンスを怠らないようにしましょう。

 

弊社でも、アスファルトシングル屋根のメンテナンスについてのご相談を承っています。アスファルトシングルを検討中の方にも、最適なアドバイスやご提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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