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雪止め金具の取付方法は?業者に依頼するメリットも解説

雪止め金具の取付方法は?業者に依頼するメリットも解説

 

積雪地域では取り付けが欠かせない雪止め金具ですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

また、自分で取り付けることは可能なのでしょうか。

 

今回は、雪止め金具の取付方法を解説します。

金具の種類や、業者に依頼する利点などにも触れていますので、取り付けを検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

雪止め金具とは

 

雪止め金具とは、屋根からの落雪を防止するために取り付けるものです。

落雪対策の最もスタンダードな方法で、積雪地域では、多くの住宅が雪止め金具を取り付けています。

 

雪止め金具にはいくつか種類があり、大きく3つにわけられます。

 

 

扇型

 

扇型は、末広がりの扇のような形をした雪止め金具です。

シンプルな形状で目立ちにくく、取り付けていても外観に影響が少ないのがメリットだといえます。

しかし、金具と金具のあいだに隙間ができやすく、落雪対策としての効果は、後述する2種類よりも低くなります。

 

 

羽根付き型

 

羽根付き型は、羽根を真横に広げたような形の雪止め金具です。

扇形のように隙間ができにくいため、落雪対策としての効果は高めです。

そのぶん扇形よりも価格が高く、見た目からも「雪止め金具がついている」とよくわかってしまうのは、デメリットかもしれません。

 

 

アングル型

 

アングル形は、屋根を横切るように長い棒を設置する雪止め金具です。

扇型、羽根付き型のように金具と金具のあいだに隙間ができないので、落雪防止効果は最も高くなります。

しかし、屋根に「アングル止め」を設置し、そこに棒を通すので費用がかかりますし、屋根の形状によっては棒が取り付けられているのが目立つので、外観に響きやすいです。

 

 

 

 

雪止め金具の取付方法

 

現在使用している形状からほかの形状のものに変えたい、屋根の葺き替えに伴い新しい雪止め金具を取り付けたいという場合には、後付けすることもできます。雪止め金具の取付方法は、大きく3ステップです。

 

  1. 取り付け位置を決める
    まずは、雪止め金具を取り付ける位置を決めます。雪止め金具は外壁の真上、軒先(屋根の先端)から40~80cmほど離れた場所に取り付けましょう。取り付ける位置が低すぎると、軒先に雪が積もってしまいますし、高すぎると雪止め金具よりも下に積もった雪が落ちてしまうため危険です。取り付ける高さだけでなく、雪止め金具を取り付ける間隔も決めます。間隔や必要な金具の個数は、屋根の勾配や屋根材の種類、積雪量などによって異なります。
  2. 取り付ける
    取り付け位置が決まったら、実際に雪止め金具を取り付けていきます。雪止め金具の形状や種類などによって取付方法は変わるので、プロに依頼するのがおすすめです。
  3. 屋根に合わせて段数を増やす
    特に雪が多い地域では、二列にして交互に取り付けるのが一般的です。積雪が非常に多いわけではない地域でも、屋根の勾配や形状によっては、段数を増やすことがあります。

 

 

 

 

雪止め金具を取り付けるメリット・デメリット

 

積雪地域以外の人は、そもそも雪止め金具の存在を知らないかもしれませんし、知っていても「どのような効果があるのか」と、疑問に思うことも少なくないでしょう。雪止め金具にはメリットもありますが、当然デメリットも存在します。ここからは、雪止め金具を取り付けるメリット・デメリットを紹介します。

 

 

雪止め金具のメリット

 

雪止め金具を取り付ける最大のメリットは、屋根からの落雪を防止できることです。

屋根に多く積もった雪は非常に重く、滑落すると屋根の下にあるものに大きなダメージを与えます。

もし人が歩いていたら、落雪によって大きな事故につながることもありますし、落雪をそのままにするのも事故やトラブルの原因になりかねないため危険です。

 

また、雪止め金具がないと、軒先に雪が積もってしまい大きな負担となったり、雨どいに引っかかって破損したりすることもあります。

 

雪止め金具は人やものの安全だけでなく、住宅を守るのにも大きな役割を果たしているといえるでしょう。

 

 

雪止め金具のデメリット

 

雪止め金具の素材は金属なので、サビが発生しやすいのがデメリットです。

屋根が金属の場合、雪止め金具のサビがうつり、屋根まで劣化することもあるため、最適な屋根材を選ぶ、定期的にメンテナンスをするといった配慮も欠かせません。

 

雪の多い地域では雪止め金具を2段組にして取り付けますが、屋根に多くの雪が残った状態が長く続くと、住宅の耐震性を低下させてしまうこともあります。

また、積もった雪を下ろす作業も大変なので、屋根下の安全は保てますが、その後の作業負担が大きいのはデメリットでしょう。

 

 

 

 

雪止め金具は自分で取り付けられる?

 

雪止め金具は、取付方法がシンプルなので「自分でも取り付けられるのでは?」と思うかもしれません。

しかし、金具をしっかりと屋根に固定する作業は、慣れていないと時間ばかりかかってうまくできないこともあります。

 

また、作業するのは屋根の上、つまり高所で安定も悪いので転倒・転落も心配ですし、固定が甘いと雪止め金具が落下し、思わぬ事故につながるかもしれません。

 

雪止め金具はホームセンターやネット通販などでも購入可能ですが、取付方法を知っていても専門業者に依頼するのがベストです。

 

 

 

 

雪止め金具の取り付けを業者に依頼するメリット

 

自分で雪止め金具を取り付ければ材料費だけで済みますが、業者に依頼すると費用負担は大きくなります。

しかし、実績豊富な業者による施工には、さまざまなメリットがあるのでおすすめです。

 

 

安全かつ正確に施工してくれる

 

高所での作業を請け負っている業者には、雪止め金具の取り付け時に必要な足場や安全のための道具などがそろっています。

事故のリスクを最大限に抑えて作業してくれるので、安心して依頼できるでしょう。

 

また、プロによる作業なら自分で行ったときのような「失敗」もありません。

「屋根の上は見えないから、ずさんな施工をされることもある」という話も耳にしますが、最近はこうした不安を軽減するため、施工中・施工後の屋根の様子を動画や写真に収めて依頼主に提示するようなサービスも増えています。

 

 

自分で行う手間とリスクを省ける

 

雪止め金具を自分で取り付けようと思うと、手間もかかりますし屋根からの転落や取り付け失敗など、さまざまなリスクが懸念されます。手間やリスクなく、クオリティの高い取り付け作業を実現できるのも、業者に依頼するメリットです。

施工実績豊富な業者、クチコミのよい業者を選べば、欠陥工事などの心配もないでしょう。

 

 

その他の施工も併せて行える

 

業者に雪止め金具の取り付けを依頼すれば、屋根や外壁の塗装、雨どいの修繕といった外観に関わる工事から室内のリフォームまで、気になる箇所の施工も一緒に行えます。

特に、外壁塗装や屋根の塗装・葺き替えなどの足場が必要な工事は、同じく足場が欠かせない雪止め金具の工事と併せて実施すれば、足場代を何度も払わなくて済みます。

 

業者は、依頼すれば自分では気がつかない住宅の劣化なども診断し、最適な施工を提案してくれるので、

よりよい状態の家に長く住み続けられるのもメリットだといえるでしょう。

 

 

 

 

雪止め金具の取り付けにかかる費用は?

 

雪止め金具の取り付け自体にかかる費用は、10~20万円程度が目安です。

屋根の大きさや形状、使用する雪止め金具のタイプなどによっては、さらに費用がかかる場合もあります。

足場の設置が必要な場合は、さらに10~30万円ほど必要です。

 

正確な費用や内訳は、業者に見積り書を出してもらうとわかります。

業者選びに迷っている場合は、マナーを守った相見積もりで数社を比較すると、対応や適切な価格がわかりやすいのでおすすめです。

 

 

 

 

雪止め金具の取付方法は簡単ではない!迷ったら業者に相談を

 

積雪地域に欠かせない雪止め金具の取付方法は一見簡単そうですが、実際に自分でやってみるのはなかなか難しいといえます。作業中の事故や、取り付けを失敗したことによるトラブルを回避するなら、業者を依頼するのがおすすめです。

 

業者による雪止め金具の取り付けは安全かつ正確で、自分で行う手間や負担もありません。さまざまな施工を依頼できるような信頼できる業者を見つけ、大切な住宅を長く守ってもらえるとよいですね。

 

弊社でも、雪止め金具の取り付け工事に関するご相談を承っています。取付方法や金具の種類など、些細な疑問もお気軽にお問い合わせください。

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