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【シーリング】外壁シーリングの打ち替えと増し打ちについて

外壁材と外壁材の継ぎ目にあるシーリング。

このシーリングの補修には、「打ち替え」と「増し打ち」の2つがあります。

このシーリングが打ち替えなのか増し打ちなのかで、金額も多少違いますが、場所や劣化の状態によって使い分けが必要です。

今日は外壁シーリングの打ち替えと増し打ちについて、ご紹介します。

 

 

◎打ち替え

既存のシーリングを撤去し、新しいシーリング材を打ち込みます。

傷んだ古い目地をカッターなどを使って切り取った後、新しいシーリング材を充填する方法です。

目地撤去の手間がありますので、増し打ちと比較すると費用は若干高めになりますが、傷んだ部分をしっかりと取り除くことが出来ます。

 

 

◎増し打ち

既存の目地の上にそのままシーリング材を追加充填していきます。

既存シーリング材の状態が悪い場合は、追加充填した部分だけ剥がれてしまう可能性もありますが、作業の手間が少なくなる分費用も安価で済みます。

 

 

◎打ち替えと増し打ちの使い分け

①基本的には打ち替え

外壁塗装などの外壁リフォームでシーリング工事もするときは、基本的には打ち替えをおすすめします。

既存シーリング材を撤去して中身を新しくすることで耐久性も良くなりますし、目地同士の隙間をしっかりと埋めるため、防水性や柔軟性も回復します。

増し打ちと比較すると、手間もコストも掛かりますが、建物の長持ちを目的とするのであれば基本的には打ち替えにしてもらいましょう。

 

②開口部周りは増し打ち

開口部とは窓やドアなどのサッシがある部分のことです。

こちらは例外的に増し打ちの方が適しています。

サッシ周りを打ち替えようとカッターを入れた際、その奥にある防水紙を誤って切ってしまい、雨漏れの原因となる可能性があります。

補修をしようとしたのに雨漏れの原因を作ってしまうのは、本末転倒ですね。

この他外壁同士が突き当たって凹んで見える部分のことを入隅(いりずみ)と言いますが、この部分は構造上の問題で既存のコーキング材を撤去することが出来ません。

無理やり撤去しようとすると、外壁材などの建材を傷付けてしまう場合が多いため、増し打ちが適しています。

 

 

◎注意点

シーリング補修工事は、外壁リフォームの中で行うことがほとんどです。

見積書の中には必ず記載してもらい、打ち替えと増し打ちがそれぞれ何mなのか、単価はいくらになるのか、別々に記載してもらいましょう。

シーリング補修方法を分けて考えているのか、金額も適正なのかも分かりますので、業者選定の際の判断基準の1つになります。

 

 

◎まとめ

いかがでしたか?

コーキング補修は地味で小さな補修かもしれませんが、放置しておくと雨漏れやシロアリ被害の発生などの危険性もありますので、非常に重要な補修の1つです。

打ち替えと増し打ちも、それぞれに長所短所があるため、こちらの工法が絶対にいい!というものではありません。

また、施工する業者によってもその出来は様々です。

しっかりと業者選定をして、失敗のないリフォームを目指しましょう。

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