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横浜市青葉区にて軒天井張替え工事でございます

こんにちは、マルセイテックの平野でございます。

秋の空は青く高く、同じ青空でも盛夏とは違い、どこか哀愁を感じさせる色に見えるのは、私だけでしょうか。

朝晩の冷え込みもひんやりと心地よく、気持ちが引き締まるようでございます。

 

さて先日、横浜市青葉区のお客様宅へ、軒天の張替え工事の現場確認へ行って参りました。

軒天・・・屋根の外壁から外側に出ている軒裏の天井部分のことでございまして、職人によっては軒裏天井と呼ぶ場合もございます。

屋根の一部と思われている方も多いのですがそうではなく、外壁の付帯部となります。

 

 

こちらはお客様からご相談をいただき、現場調査へ伺った際に撮った写真でございます。

お気付きになられるでしょうか。

向かって右側の軒裏の板が、今にも落下してしまいそうでございます。

 

 

近くから見ると、こちらのような感じでございます。

今にも落ちてしまいそうで、思わず手を差し伸べてしまいそうになるのでございます。

 

 

今にも落下してしまいそうな軒天の板を、丁寧に取り外してまいります。

 

 

お客様宅の軒天サイズに合わせ、新しく張り替える軒天の板をカットしてまいります。

こちら、僅かな歪みが後々お客様の安心安全な暮らしを脅かすきっかけの1つになってもいけませんので、正確さが求められる作業でございます。

 

 

ぴったりと収まりました。

隙間も段差もなく、軒天の白い色が秋の光を優しく反射しております。

こちらの施工は、マルセイテック工事部で行いました。

私よりも年齢の若い職人ばかりですが、仕事に対する情熱といいましょうか・・・いつも熱いものを感じ、私も良い刺激を受けております。

若いって、素晴らしいですね。

 

こちらの軒天ですが、最近は軒の出が少ない建物や、軒の無い住宅が増えております。

決して無駄だからというわけではなく、限られた面積を有効に使うため、そして日照権など家を建てるに当たってぶち当たる様々な建築条件を満たすために、このような住宅が増えているのだと思います。

しかし軒天には、雨風が外壁に直接当たるのを保護する「傘」のような役割がございます。

下地材がむき出しになっていますと、そこから雨風が浸入し、屋根が劣化しやすくなってしまうのですが、軒天が屋根の裏側をガードすることで、湿気や強風などの自然から住まいを守る効果があるのでございます。

現在の軒天は耐久性・耐火性・耐水性に優れた不燃系の材質で出来たものが主流でございますが、15年くらい前までの住宅ですと、ほとんどが材木系の材質で作られております。

材木系の材質の代表としまして合板べニアがございますが、こちらは安価ではあるものの経年劣化が早く、防火性も低いものになっております。

今回こちらのお客様宅の軒天も合板べニアで出来ておりましたので、首の皮1枚で繋がっているような状態になってしまったのでございます。

 

日常生活を送る中で、なかなか軒天にまで目を向ける方は少ないと思います。

ですが、時々で構いませんので軒天の様子をご覧になってくださいませ。

例えば色褪せ・剥がれ・穴あき・シミ・カビを発見されましたら、それはメンテナンスのサインでございます。

劣化具合によって塗装で済む場合もございますし、不燃材を被せる方法や、張り替える方法など、その状況に応じたご提案をさせていただきます。

マルセイテックの平野まで、お気軽にご相談くださいませ。

 

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