【藤沢市・屋根塗装】スレート屋根の塗装について分かりやすく解説します
屋根材には「日本瓦」、「洋瓦」、「ガルバリウム鋼板屋根」などの種類がありますが、「スレート屋根」という屋根材をご存知でしょうか?
スレートは非常に人気があり、普及率の高い屋根材ですが、耐久性が低いという点から定期的なメンテナンスが必要になる屋根材でもあります。
そこで今回は、初めてスレート屋根の塗装を考えている方へ、スレート屋根について分かりやすく解説します。
屋根塗装を始める前に、スレート屋根についての知識と理解を深めておきましょう。
◎スレートとは
①天然スレート
天然スレートは粘板岩(ねんばんがん)や頁岩(けつがん)という天然石を加工した材料につくられています。
天然石のため、スレート屋根の中でも高級品とされています。
天然石の持つ色合いや風合いを生かして、高級感や重厚感が出せるだけでなく、塗料を使用していないため屋根の塗替えをする必要がなく、メンテナンス費用が掛かりません。
ただ、日本の一般戸建て住宅では滅多に使用されることは少なく、希少価値の高い屋根材であると言えます。
②化粧スレート
化粧スレートは、セメントと繊維を混ぜ合わせて作られていて、「カラーベスト」や「コロニアル」といった商品名で呼ばれることもある、最も普及している屋根材になります。
天然スレートよりも軽量で安価であるため、屋根塗装に人気の屋根材になっています。
化粧スレートはカラーの種類や平型や波型といった形の種類も豊富であるため、外壁塗装の色に合わせて選択しやすいという特長があります。
屋根は建物の外観を決める重要な部分になりますので、選択肢が多いということは大きなポイントになるのではないでしょうか。
◎メリットとデメリット
①メリット
スレート1枚の厚さは5~6mmと薄く、また重量も軽いため、建物への負担が少なく、同時に耐震性に優れています。
最近では和風の木造住宅でも、屋根を軽量化するためにスレートを使われることも増えてきていますが、他の屋根材と比較すると価格が安いため、
軽量であるため、住宅に負担をかけず耐震性を維持することができます。
②デメリット
耐久性と耐水性を兼ね備えていないため、15~20年程度で変形やひび、反りといった劣化が起こりやすくなります。
また、雪の多い地域では屋根に雪が積もりやすい上に、水の浸透が早いことで劣化速度が早まります。
この劣化を防止するためには、表面を保護するための定期的な塗替えが必要になります。
塗替えのタイミングとしては、新築から10年が推奨とされていますが、心配な方は塗装会社に点検をお願いすることをおすすめします。
◎まとめ
今回は、屋根材のひとつであるスレートについて解説しました。
スレートは比較的価格設定が安いというメリットはありますが、耐久性や耐水性が低いというデメリットがありますので、早目の屋根塗装をおすすめします。
藤沢市にお住まいで、屋根材がスレートだという方は、お気軽にマルセイテックまでご相談ください。
屋根のスペシャリストによる無料の屋根診断、見積をさせていただきます。