【横浜市泉区にお住まいの方必見】モルタル外壁の黒ずみ対処方法について
モルタルとは砂とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料のことで、サイディング外壁が主流となる以前に主流となっていました。
モルタル外壁は塗装職人の手によって施工されますので、意匠性が強く、独特の風合いがあります。
しかしそのモルタルは、時間の経過とともに劣化していくものです。
劣化が進むと、外壁の至る箇所に黒ずみができてきます。
外壁に黒ずみがあると見栄えが悪いですよね。
そこで今回は、モルタルにできる黒ずみの原因や対処の仕方について解説します。
◎黒ずみの原因
モルタル外壁についてしまう黒ずみの原因は、ひとつではありません。
場合によっては、複数の要因が重なることもありますし、むしろそちらの方が多いと言えるでしょう。
①雨
雨には空気中の小さなチリやホコリが混ざっています。
そのため、雨に当たった後は筋になることもあります。
さらに雨に長期間当たり続けると、外壁に付着したまま流れていないチリやホコリがくすんだようになって見栄えが悪くなります。
またこの他にも、風に乗ってきた土ぼこりなども外壁を汚します。
②苔・カビ
日光か当たりにくかったり、比較的湿度が高かったりする壁面には、苔やカビが発生しやすくなります。
主に北面や、住宅密集地など、風通しがあまり良くない場合は、日光があたらないため雨が降っても乾きにくく、湿度が高くなっていしまいます。
そうするとそこにカビやコケが発生してしまいます。
③排気ガス
排気ガスの中には、すすや油汚れが含まれます。
そのため幹線道路沿いの外壁では、排気ガスの汚れがついてしまいます。
また自宅にガレージがある場合でも、車のマフラーと壁までの距離が短いと壁が汚れてしまいます。
◎黒ずみに対する対処法
①ブラシやスポンジを使って洗浄する
汚れの範囲が少ない場合や、汚れがついて時間がそこまで経過していない場合は、ブラシやスポンジを使って汚れを落とすことが出来ます。
ブラシ、スポンジ、ホース、バケツといった一般的に家庭で用意できるものを使うため、費用もそこまで掛かりません。
優しく撫でるように汚れを落としていきますが、水洗いで落ちない汚れは外壁専門の中性洗剤を使って、スポンジやブラシで洗浄を行います。
値段も６００～７００円程度と安価ですので、頑固な汚れは洗剤で落としましょう。
ただし、力任せにゴシゴシこすってはいけません。
汚れだけではなく、塗膜まで落ちてしまう可能性がありますので、気をつけましょう。
②高圧洗浄機を使って洗浄する
高圧洗浄機を使って、外壁の汚れを落とすという方法もあります。
ホームセンターやインターネットなどで、簡単に購入することが出来ますね。
価格は１０，０００～７０，０００円程度と幅がありますが、価格の差と水圧の差はイコールだと覚えておきましょう。
洗浄する場合は、水圧を上げると汚れは落ちるかもしれませんが、劣化の進んでいるものであれば外壁に傷を付けることもあります。
その傷から水が浸入すると、外壁からの雨漏りの原因にもなってしまいますので注意が必要です。
③業者に依頼する
外壁塗装などの外壁リフォームをする際、だいたいの業者が高圧洗浄機を使って汚れを綺麗に洗い流してくれます。
ですが、洗浄だけでも依頼することが可能です。
洗浄だけの場合だと、２階建ての戸建住宅で概ねて３０，０００～５０，０００円程度でピカピカにしてくれます。
外壁塗装を行っている業者だと洗浄も行っている場合が多いです。
インターネットで検索すればたくさんヒットするでしょう。
◎まとめ
今回はモルタル外壁にできる黒ずみの原因や対処方法について、解説しました。
築年数の経過による経年劣化によって黒ずみが出来てしまうのは、どうにも避けようのないことです。
しかし、出来てしまった黒ずみに対してきちんと対処しているか、全く対処しないかというのは、後の外壁リフォームの際に大きな差が生じることになるでしょう。
横浜市泉区にお住まいで、ご自宅の外壁がモルタルだという方がいらっしゃいましたら、今回の対処法を是非参考にしてみてください。
前の記事へ
« 【綾瀬市密着対応】外壁塗装の臭いについて詳細を解説
