【意外と知らない】屋根塗装と外壁塗装の同時施工で得する理由
はじめに
「外壁が汚れてきたな…そろそろ塗り替え時かも」「屋根の色あせが気になる」
そう感じてリフォームを検討する方の多くが、外壁と屋根を別々に施工しようと考えます。
しかし実は、屋根塗装と外壁塗装は同時に行うほうが圧倒的にお得で、メリットも大きいのです。
この記事では、屋根と外壁の同時施工がなぜおすすめなのか、具体的なメリットや注意点を交えて、わかりやすく解説します。
外装リフォームのプロとして、多くの住宅を診てきた立場から、失敗しない塗装の進め方もご紹介します。
屋根塗装・外壁塗装とは?
外壁塗装は、建物の外壁を塗装し直すことで「美観の維持」や「外的ダメージの防止(紫外線・雨風・ひび割れなど)」を目的とします。
屋根塗装は、屋根材(スレートやトタン、ガルバリウムなど)の保護と遮熱性・防水性の向上を目的とした工事です。
外壁・屋根どちらも、基本的には10年~15年に一度の塗り替えが推奨されており、建物全体の耐久性と資産価値を維持する上で欠かせないメンテナンスです。
屋根・外壁を同時に塗装する5つのメリット
足場代が1回で済むから費用を節約できる
外壁塗装・屋根塗装どちらも、基本的に足場の設置が必要です。
足場代は一般的に15~25万円程度かかるため、別々に施工すれば単純に2倍かかってしまいます。
同時施工なら足場代は1回分のみ。
長期的に見ると10万円以上のコストカットになるケースもあります。
施工の段取りがスムーズで工期も短く済む
外壁と屋根を一度に施工することで、職人の段取りがスムーズになり、工事全体の効率が大幅にアップします。
結果として工期短縮が可能となり、ご近所への騒音・塗料の臭いなどの負担軽減にもつながります。
仕上がりの一体感が出る
外壁と屋根の色のバランスがとれた美しい外観に仕上がるのも、同時施工の魅力です。
別々にやると、塗料の種類や経年劣化の時期がズレて、見た目の違和感が出やすくなります。
同じタイミングでメンテナンス周期を揃えられる
次の塗装時期も同じになるため、今後の計画が立てやすくなります。
「次も10年後に両方やればいい」と、将来の管理がシンプルに。
業者からの提案割引やキャンペーンが適用されやすい
塗装会社によっては、屋根+外壁同時施工で割引キャンペーンを実施していることもあります。
予算に応じて、よりお得に施工できるチャンスです。
デメリット・注意点
一時的な出費が大きくなる
同時施工だと一度にかかる費用が大きくなるため、予算計画は慎重に立てる必要があります。
屋根の劣化が外壁より進んでいるとタイミングがずれることも
屋根の劣化が激しい場合、外壁より先に対応が必要なこともあります。
その場合は優先度を見極めた提案ができる業者選びが重要です。
こんな人におすすめ
10年以上、屋根も外壁もメンテナンスしていない方
足場代を節約したい方
色味のトータルコーディネートをしたい方
今後のメンテナンス周期を統一したい方
見積もり時に「セット割引」が適用される業者を探している方
失敗しない業者選び・ポイント
必ず「現地調査」を行う会社に依頼すること
屋根・外壁ともに施工実績が豊富な会社を選ぶこと
塗料のグレードや耐用年数を明示してくれること
保証内容が明確で、アフター対応がある業者を選ぶこと
当社では、屋根と外壁の状態をドローンや高所カメラで診断し、最適なプランをご提案しています。
よくある質問(Q&A)
Q1. 外壁だけ塗装して、屋根は数年後でも大丈夫?
劣化状況によりますが、屋根も10年以上手入れしていない場合は、同時施工がオススメです。
Q2. セット施工でいくらくらい安くなるの?
足場代が1回分(10~20万円程度)節約できるほか、業者によっては5~10%の値引きがあるケースもあります。
Q3. 外壁と屋根の色の組み合わせに悩んでいます
当社ではカラーシミュレーションを無料でご提供しています。お気軽にご相談ください。
まとめ
屋根と外壁を別々に塗装するのは、工事コストも時間も2倍近くかかってしまう可能性があります。
外壁塗装を検討するなら、屋根塗装も同時に検討するのが賢い選択です。
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