ジョリパット外壁でよくある失敗とは?メリットについて解説!
ジョリパット外壁でよくある失敗とは?メリットについて解説!
外壁用の塗材はさまざまありますが、そのなかでも「ジョリパット外壁」は、古くから外壁に使用されてきた実績があります。
デザイン性が豊富で、理想的な住宅づくりに繋がることから、豊富なバリエーションが評価されているのが特徴です。
しかし、そんなジョリパット外壁ですが、なかには施工に関して失敗したという口コミがあります。
ジョリパット外壁でよくある失敗について、詳しい内容を紹介していくので参考にしてみてください。
ジョリパットとは?
ジョリパットとは、壁面仕上げ用の塗材で、1975年に販売されてから外壁によく使用されています。
50年以上使い続けられている実績から、ジョリパット外壁は信頼性の高い塗材として知られているのが特徴です。
職人の手で施工されるので、ある程度は職人の技術に左右されやすいのが特徴となっています。
手作業で手間がかかる分、アレンジしやすくオリジナル性の高い外壁にしやすいのが特徴です。
ジョリパット外壁でよくある失敗
ジョリパット外壁を採用したことで、よくある失敗がいくつかあります。
事前に内容を理解しておき、自宅の外壁材として採用するのか判断することが大切です。
- 凹凸部分に汚れが付着する
- 施工にある程度の時間がかかる
- 職人次第で仕上がりが変わる
- 高圧洗浄で剥がれる
ジョリパット外壁でよくある失敗について、詳しく解説します。
凹凸部分に汚れが付着する
ジョリパット外壁は、凹凸があるデザインが多く、その溝に汚れが蓄積しやすいケースがあります。
デザインによっては、それほど汚れが目立たない可能性がありますが、基本的にジョリパット外壁は汚れが付着しやすいので注意が必要です。
対策としては、日頃から外壁のお手入れをしていれば、汚れが目立つ心配もほとんどなくなります。
ただし、お手入れの回数が増えるなどの手間がかかるので、計画的に清掃することが大切です。
施工にある程度の時間がかかる
ジョリパット外壁は、すでに完成している外壁材を使用するのではなく、現場で作業を行うため完成まで時間がかかります。
一般的な外壁材よりも、倍程度の施行時間がかかるので、ある程度の時間の余裕は持たせておくことが大切です。
また、現場で施工するため天候によっては、さらに時間がかかる可能性があります。施工に時間がかかるほど、費用は高額になる可能性が高いので、事前にどれくらいの費用がかかるのか確認しておくことが重要です。
職人次第で仕上がりが変わる
ジョリパット外壁は、現場で塗料を塗るといった作業が求められます。
職人の熟練度によって仕上がりが変わる可能性があるので、できるだけ熟達の職人に依頼をかけることが大切です。
依頼する前に、実績豊富な業者に相談しておくことが重要になってきます。
職人の腕によっては、納得いかない出来栄えになる可能性があるので、事前に信頼できる業者に依頼をかけておくことが大切です。
高圧洗浄で剥がれる
ジョリパット外壁は、凹凸ができる外壁材であるため、高圧洗浄でお手入れしたときに表面が剥がれてしまう恐れがあります。
特に年月が経過したジョリパット外壁ほど、高圧洗浄で剥がれる可能性が高いです。
高圧洗浄で汚れを落とすのではなく、水をかけてブラシで洗うといった方法でお手入れを行う必要があります。
日頃のお手入れ方法を検討し、できるだけ塗装が剥がれないよう対策を講じることが大切です。
ジョリパット外壁のメリット
ジョリパット外壁は失敗事例もありますが、利用するメリットもたくさんあります。
メリットについても把握しておき、理想的な住宅づくりに繋がるのか理解しておくことが大切です。
ジョリパット外壁を利用するメリットとしては、下記の通りになります。
- デザインやバリエーションが豊富
- 汚れを落としやすい
- カビや藻の発生を抑制できる
- 定期メンテナンスがしやすい
- 低刺激で使い勝手が良い
ジョリパット外壁のメリットについて紹介していくので、参考にしてみてください。
デザインやバリエーションが豊富
ジョリパット外壁を選ぶメリットは、デザインやバリエーションが豊富といった点が挙げられます。
他の外壁材と比べても、選べるデザインやバリエーションが多いので、理想的な住宅を作り上げることができるでしょう。
100種類以上のパターンから選べるので、おしゃれな住宅にできます。デザインはレンガ調や石目調など、さまざまなものから選ぶことが可能です。
カラーバリエーションも豊富で、180色以上の組み合わせが実現できます。自分好みの色やデザインが選択できるので、おしゃれな家に仕上げたい人におすすめです。
汚れを落としやすい
ジョリパット外壁は、親水性がある外壁材なので、汚れを水で洗い流しやすいのが特徴です。
水をかけるだけで、大体の汚れを落とすことができます。
ブラシで洗ったり高圧洗浄を使ったりする手間が省けるので、日頃のお掃除がしやすいでしょう。
簡単に汚れを落とすことができるので、お掃除にかける時間を短縮できます。
カビや藻の発生を抑制できる
ジョリパット外壁は、防藻・防カビ効果があります。そのため、長期的に利用しても、見た目的に綺麗な状態を維持することが可能です。
住宅の外観を損なう心配が少ないので、いつまでも綺麗な状態が維持できます。藻やカビが発生すれば、見た目を損なうだけでなく、防水効果の低下を招く恐れがあるでしょう。
しかし、ジョリパット外壁なら、未然に藻やカビの発生が抑制できるので、雨水が内部に侵入するリスクが低減できます。
外壁の寿命を延ばすきっかけになるため、長期的に利用したい人におすすめです。
定期メンテナンスがしやすい
ジョリパット外壁は、雨水でも汚れが落ちやすい傾向があるので、定期メンテナンスがしやすいのが特徴です。
日頃のお手入れが簡単で済むため、長期的に使うならおすすめの外壁材といえるでしょう。
外壁は、日頃から雨風にさらされている部分なので、劣化スピードが早いです。
しかし、ジョリパット外壁の場合は、汚れが付着しても水で簡単に洗い流せるので、汚れによる劣化が生じにくくなっています。
定期メンテナンスがしやすいので、特別なメンテナンスを業者に依頼しなくても良いのが魅力といえるでしょう。
ただし、いつまでも綺麗な状態というわけにはいかないので、時期が来たら業者にメンテナンスを依頼することも大切です。
低刺激で使い勝手が良い
外壁材のなかには、シンナーなどを使用した塗料を活用しているケースがあります。
その場合、子供やペットへの影響を懸念する人も多いでしょう。
しかし、ジョリパットが壁の場合は、有害物質が少なく、安全な塗料といわれています。
低刺激で使い勝手が良い塗料を活用しているので、健康面でも不安なく利用できるのが特徴です。
ジョリパット外壁のバリエーションについて
ジョリパット外壁は、豊富なバリエーションを持っているのが特徴です。
理想的な住まいづくりに大きく影響するので、利用するメリットが大きいのが魅力となっています。
そんなジョリパット外壁のバリエーションについて、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
カラーバリエーションの量は180種類程度
ジョリパット外壁のカラーバリエーションは、180種類程度といわれています。
好きな色を選べるので、理想的な住まいづくりが実現できるでしょう。
ただし、外壁の色を選ぶときは、色褪せや汚れについても理解しておく必要があります。
色選びで失敗してしまうと、後悔する可能性があるので、慎重に検討しておくことが大切です。
おすすめのジョリパット外壁の色合いとしては、グレーやアイボリーなどが良いでしょう。理由としては、周辺環境との相性も悪くならないので、親和性が高いといったことが挙げられます。
汚れも目立ちにくい色なので、色選びを行う際には参考にしてみてください。
ジョリパット外壁のパターンは160種類程度
ジョリパット外壁のパターンは、160種類程度といわれています。かなり豊富な種類が揃っており、仕上がりによっては住宅の印象も大きく変わるでしょう。
ジョリパット外壁で利用できる主なパターンとしては、下記の通りです。
- スクラッチパターン
- ラフパターン
- ボーダーパターン
- ローラーパターン
- ニューエイジングアート
- クリフパターン
- ソフトパターン
- ジョリパットシルキーパレット
- スプレーパターン
- マテリアルパターン
- ジョリパット爽土
- ジョリパットゼロ
- ジョリコート
- ジョリパットフレッシュ
パターンによっては、凹凸が多いものもあるので、汚れが付着しやすい可能性があります。
デザイン性だけでなく、利便性にも配慮したうえでジョリパット外壁のパターンを選ぶようにしましょう。
ジョリパットの失敗事例を参考にしてから採用するか検討しよう
ジョリパット外壁のよくある失敗は、実際に外壁材として利用した人の意見を参考にしています。ただし、あくまでも事例なので、人によっては利便性が高く、おしゃれな住宅に仕上げられると評価が高いケースも多いです。
凹凸が多い、高圧洗浄を使うと塗装が剥がれるといった失敗事例を参考にしておけば、利用する際に注意できることはあるでしょう。
実際に、ジョリパット外壁は、デザインが豊富・定期メンテナンスがしやすいといったメリットがあるので、利用する人は多いです。
今回紹介したジョリパット外壁の失敗事例を参考に、住宅に採用するのか検討していきましょう。