外壁塗装と金属サイディングカバーの特徴と種類
外壁塗装と外壁金属サイディングカバー
特徴と種類について
外壁にひび割れ(クラック)を発見してしまった。
これはどんな危険性があるのだろうか。
綺麗に直るのか、直るとしたらどんな工事が必要なのか。
専門店のマルセイテックが徹底解説します。
外壁塗装とサイディングカバー工事
外壁リフォームの方法は大きく分けて2種類。
外壁の上に塗料を塗る方法(外壁塗装)と、外壁の上に金属サイディングを貼る方法(金属サイディングカバー)があります。
それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
ー外壁塗装の特徴と使用塗料の種類
外壁塗装の特徴は期待耐久年数が8-15年。
塗料の種類が沢山あり、費用も様々で塗料の種類によっては費用が大きく異なる。
おおよその費用感としては60万円~120万円ほど。
10年ほど前は
アクリル塗料→ウレタン塗料→シリコン塗料
といった順番でシリコン系塗料が良い塗料として10年耐久として扱われていました。
しかし時の経過とともに品質向上した今では
ウレタン塗料→シリコン塗料→フッ素塗料となり
品質を最優先にした業者はフッ素塗料を提案することが常識となってきております。
また、太陽光や雨水で自然に汚れを落とす効果のある光触媒塗料や無機塗料といった低汚染効果のある塗料もあり、様々な塗料の中から住宅をあと何年使うのか?
といったライフプランを立てて選択するのも失敗しない外壁塗装を行う一つのポイントとなります。
また、外壁塗装の工事期間はスムーズにいって2週間ほどの作業になりますが、業者の良し悪しで仕上がりや耐久年数に差が出てくるといった難しい問題もあります。
ー金属サイディングカバーの特徴と種類
金属サイディングの特徴は、外壁の雰囲気を大きく変えられる、30年以上メンテンスの事を考えなくて済むというものです。
近年ではオールメタル住宅といって屋根材と外壁材を金属にして高耐久住宅にするリフォーム工事をよく目にします。
当社にもそういった相談が増えてきており、お客様もそういった目線で住宅の外装リフォームをする方が増えてきているのが実情です。
確かに工事費用は高くつくのですが、長い目で見たときにこの先30年~50年ちょこまかと足場を立てて何回外壁のメンテナンスをやるのだと考えれば、こっちの方が得だと思うのが普通の事かもしれません。
当然お客様のお財布目線、住宅にとって一番良い方法を理解している業者はこういった金属サイディングの提案をしているかと思います。
費用としては170万円~250万円ほど。
やはり素材や柄によって費用は様々です。
金属サイディングのデメリットとしては、
窯業系サイディングに比べて重厚感に欠ける。
といった問題がありますが、デザイン性も常に進化を遂げておりますのでかっこいい柄物金属サイディングも各メーカー頑張っています。
外壁材として使用される金属サイディングには、木目調やレンガ調のものなど、豊富なデザインがあります。
塗装で変えられるものは、外壁の色がほとんどですが、金属サイディングを使用すると、外壁をお好みの雰囲気に変えることができます。
種類としては、
YKKAPというメーカーからアルミ製の金属サイディングが出ています。
アルミのメリットとしては”軽い””。
そして”サビない”。
という特徴があります。
サビ問題に悩まされる塩害地域はアルミ材をおすすめしています。
デメリットとしては”柔らかい””といった事です。
ちょっとした衝撃で外壁が凹んでしまう恐れがありますので工事中の取り扱いにも要注意が必要です。
まとめ
今回は外壁のひび割れ(クラック)を発見してしまった方へ
外壁のリフォームってどんなものがあってどんなメリットデメリットがあるのかな?
といった目線で特徴をご紹介させていただきました。
それぞれの特徴をつかんでご自身にとって最適なリフォーム工事ができれば幸いだなと思っています。
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