外壁塗装でローンを組む方法は?メリット・デメリットや申込先をご紹介!
本記事では、外壁塗装でローンを組む方法を解説します。
外壁塗装でローンを組む方法
一括で外壁塗装の料金を支払うことができない場合はローンを組む方法があります。一般的に以下の方法で外壁塗装でローンを組むことができます。
住宅ローンと同じ金融機関へ申し込む
既に住宅取得のために住宅ローンを組んでいる場合は、同じ金融機関へ申し込んでみましょう。
申し込み内容や返済状況によっては低金利でローンを組むことができたり、別のローンへ変更することができるようになるかもしれません。例えば、リフォームローン一体型の住宅ローンに切り替えることができれば返済手間が省けます。
住宅ローンと別の金融機関へ申し込む
住宅取得のために住宅ローンへ申し込んでいなかったり審査落ちしてしまった場合は、別の金融機関へ申し込んでみましょう。
ただ、住宅ローンとは別の金融機関へ申し込んでしまうと金利が高くなる傾向にあります。利息を余分に支払う必要がありますので住宅ローンを返済しきってから申し込むか金利を負担することを承知の上で申し込む必要があります。
業者が提携しているローン会社へ申し込む
外壁塗装業者の中にはローン会社と提携している業者もいます。
外壁塗装業者の方で申し込みや書類審査などをすべて進めてくれることもありますので、そちらで申請をすることもできます。自分で金融機関へ申し込みをするよりも楽に申し込みが完了しますのでおすすめです。
銀行に相談する
金融機関に断られてしまったり外壁塗装業者が提携しているローン会社がない場合は、銀行に相談する方法もあります。
銀行から借入を行う方法としては以下の2つがあります。
- 有担保ローン
- 無担保ローン
それぞれ解説します。
有担保ローン
有担保ローンは手続きに時間がかかる上、審査がかなり厳しいため利用できる人は限られます。
しかし、審査に通過できれば利息1%以下で借入をすることも可能なため有担保ローンを検討することをおすすめします。利息をできるだけ抑えたい方は審査落ちになってしまってもいいので有担保ローンへ申し込んでみましょう。
無担保ローン
無担保ローンは有担保ローンのように金利が低いわけではないのですが、手続きの手間が少なく審査も比較的通りやすい特徴があります。
金利は3~18%で設定されています。ただ、既に同じ金融機関で有担保ローンを利用している方は無担保ローンでも低金利で借り入れができることもあります。
外壁塗装でローンを組むメリット
多くの方が一括での支払いではなくローンを組んで外壁塗装を行っています。そのメリットとしては以下が挙げられるでしょう。
- 資金がなくても依頼できる
- 早めに依頼することで費用を抑えられる
- 資金を残しておける
それぞれ解説します。
資金がなくても依頼できる
ローンを利用することで手元にまとまった資金がなくても外壁塗装を依頼することができます。
一括で外壁塗装の費用を捻出することは難しいもの。今から外壁塗装に必要な費用をバーっと集めようとしてもなかなか集まらないという人の方が多いのではないでしょうか。そういった費用面の問題を解決できる1つの方法がローンです。
早めに依頼することで費用を抑えられる
外壁塗装が必要な状態を放置し続けていると、どんどん外壁が劣化・損傷していきます。
劣化・損傷が進めば進むほど塗装をすべき箇所が増えていきますし、その分の費用も嵩んでいきます。外壁塗装に必要な資金を集めている間にも外壁はどんどん劣化・損傷していきますから早め早めの依頼をおすすめします。
資金を残しておける
ローンを利用すると資金を残しておけるのも魅力です。
例えば、外壁塗装の費用を一括で支払うとなると銀行口座から一気に資金が出ていくことになります。結婚や子供の進学など何かしらのライフイベントが控えている場合、資金が一気に出ていくことは避けたいもの。予期せぬ出費のためにも銀行口座にはある程度の資金は残しておきたいですよね。
外壁塗装でローンを組むデメリット
一方で、外壁塗装でローンを組むデメリットもあります。
- 金利がかかる
- ローン審査がある
- 返済計画を綿密に練る必要がある
それぞれ解説します。
金利がかかる
当然ではありますがローンを組む際には金利がかかります。
一括で支払えば金利を支払う必要はありませんが、ローンを組むと本来支払わなくても良いお金まで余計に支払わなければなりません。ここは「劣化するリスク」と「金利を支払う金銭的負担」を天秤にかけて考えておくべきだといえます。
ローン審査がある
ローンを組む際には審査を受ける必要があります。
返済能力があるかどうかや過去にブラックリストに入っていないかなど審査に通過しないとローンを組むことができません。また、完済するときの年齢を考慮して審査されるケースもあるため借入の条件を事前に知っておく必要があります。
返済計画を綿密に練る必要がある
ローンを組むと毎月一定額が出ていきます。
既に何らかのローンを組んでいる場合は毎月どれくらいのお金がローンとして出ていくのかを一括で把握しておく必要があります。また、数年後も同じように収入がある保証もありませんから返済計画は綿密に練っておくことをおすすめします。
リフォーム支援制度の活用も視野に入れよう
ちなみにローンを組む前に検討していただきたいこととして、「リフォーム支援制度」があります。
各地方公共団体のリフォーム支援制度ではローンを組む際に一定額を支給してくれるようになっています。ただ、先着順で受け入れている地方公共団体がほとんどですので申し込みを早めにしておく必要があります。
詳しくは地方公共団体における住宅リフォームに関する支援制度検索サイトをご覧ください。
まとめ
外壁塗装を依頼する際にローンを組む人は多いです。
しかし、審査に落ちてしまったり金利の高さから足踏みしてしまう人も少なくありません。一括で支払えるだけの資金がない方はデメリットも視野に入れた上でローンを組むことを検討してください。