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【厳選】外壁塗装に適した時期・季節は?各季節のメリット・デメリットも解説

外壁塗装を検討している方の中には「どの時期・季節に外壁塗装をすればいいんだろう」と悩んでいる方も多いと思います。確かに外壁塗装は時期や季節により工期が異なりますし、依頼できる業者の数も異なります。そこで今回は、外壁塗装に適した時期・季節を解説します。

 

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時期・季節別外壁塗装のメリット・デメリットをまとめました

 

 

まずは、こちらをご覧ください。

 

季節 メリット デメリット 備考
空気が乾燥しているので、しっかりとした施工になりやすい 優良業者だと3ヵ月前から予約で埋まっていて、この時期の施工が難しい場合がある 希望の業者が決まっている場合は、どんなに遅くとも2ヵ月前から施工予約をすることをオススメ。
梅雨 この季節を避けるお客様が多いので、優良業者でも思わぬ割引をしてもらえることがある 雨が多いので、工期はまず延びる この時期は塗料の乾燥が重要。そのため、しっかりとした施工管理ができる業者でなければ、施工不良になるこもあるので注意。
空気が乾燥しているので、しっかりとした施工になりやすい 施工中に窓が開けられなく、エアコンが使えない工程もあるので息苦しい。猛暑日などの暑い日は乾燥しすぎに注意 業者によっては、窓を空けることを推奨しない場合もあるので、必ず最初に確認が必要。施工する順番を変更し、朝の涼しいうちに屋根を塗装するなど多少の作業変更がある。これは、日中に30℃を超える日に屋根の上に登ると、体感温度は50℃以上と言われており、靴が溶けたり、熱中症になる可能性があるためです。
空気が乾燥しているので、しっかりとした施工になりやすい 優良業者だと3ヵ月前から予約で埋まっていて、この時期の施工が難しい場合がある 希望の業者が決まっている場合は、どんなに遅くとも2ヵ月前から施工予約をすることをオススメ。
この季節を避けるお客様が多いので、優良業者でも思わぬ割引をしてもらえることがある 気温が5度以下になる時間や夜露などで1日の施工時間が短くなり工期が延びる。屋根やシーリングはしっかりと施工しないと施工不良になることがあるので注意 積雪エリアは、11月後半~3月初めまで施工できなくなる。積雪エリアでも、地域によってことなるので、事前に業者に相談が必要。

年内に施工を終えたいと考える方が多く、繁忙期ではないが忙しい業者が多い。

 

こちらは「外壁塗装110番」さんが公開している外壁塗装業者に聞いたそれぞれの時期・季節におけるメリット・デメリットです。見ていただくとわかりますが、どの時期・季節でもメリットやデメリットに大きな差はありません。

 

そもそも塗装ができない時期・季節はある?

 

「じゃあ、どの時期・季節でも外壁塗装はやっていいの?」となるかもしれませんが、実はそもそも塗装ができない時期・季節が存在します。

 

 

  • 気温が5度以下
  • 湿度が85%以上

 

この条件のうち一つでも当てはまれば外壁塗装をすることができません。これは外壁塗装者ではなく塗料メーカーから制限されているため、業者にいくらお願いをしても作業を進めてくれません。

 

結局ベストシーズンは無い?

 

先ほどの時期・季節ごとのメリット・デメリットやそもそも塗装ができない条件などを見ると、「結局、ベストシーズンって無いの?」という疑問が思い浮かぶかもしれません。

 

答えとしては「ベストシーズンは業者による」です。

 

時期により業者も慣れがありますし、そもそも季節限定で仕事をしている業者もいます。どの業者がどの時期・季節に長けているのかはそれぞれのHPを見て確認するしかありません。また、住んでいる地域の気候条件にも大きく左右されるでしょう。

 

【外壁塗装】梅雨の時期でも外壁塗装は可能です!

 

外壁塗装にあった時期・季節を割り出すには?

 

 

ベストシーズンは業者に大きく左右されますが、他にもシーズンを左右する要素がいくつかあります。それらを見て判断することで外壁塗装に適した時期や季節を割り出すことが可能です。

 

1.塗料グレードから判断する

 

使用する塗料グレードにより、耐用年数が異なります。

 

新築時or前回の塗料グレード メーカー発表耐久年数 塗装を検討し始める年数
アクリル 5~7年 5年目
ウレタン 8~10年 8年目
シリコン 10~15年 10年目
ラジカル制御型 12~15年 12年目
フッ素 15~20年 15年目
光触媒 15~20年 15年目
無機 20~25年 20年目

 

前回塗装した時にどの塗料を使っていたのかがわかれば、耐用年数から逆算して外壁塗装をすべき時期・季節を割り出すことができます。

 

2.劣化状態から判断する

 

外壁がどれくらい劣化しているかからでも判断できます。例えば、外壁が以下のような症状に悩まされているのであれば、外壁塗装を依頼したほうがいいでしょう。

 

  • チョーキング:外壁を手で触ると白い粉がつく
  • ひび割れ:外壁にひび割れがある
  • 膨らみ・剥がれ:外壁が膨らんでいたり剥がれている

 

見た目も良くありませんし、劣化状態が長引くと外壁塗装の難易度が上がり費用も増加します。

 

【壁から粉が・・・】チョーキング現象について解説

 

3.外壁材から判断する

 

外壁材からも判断することができます。

 

外壁材 耐用年数
窯業系サイディング 20~30年
樹脂系サイディング 20~30年
モルタル 30年以上
タイル 30~50年

 

最短でも20年以上の耐用年数ですので多く塗り替える必要はありません。あくまで塗料グレードや劣化状態から判断するのが基本です。

 

どうしても時期・季節が決められない場合は?

 

 

「どの時期・季節でもメリット・デメリットがあるなら結局どうすればいいんだろう…。」と悩んでしまう方は、こちらのデータを参考にしてみてください。

 

 

外壁塗装110番」さんが外壁塗装業者500名にアンケートを取りデータ化したものです。こちらのデータを表にしたものがこちらです。

 

時期 人数 割合 時期 人数 割合
1月 44人 8.8% 7月 22人 4.4%
2月 45人 9.0% 8月 66人 13.2%
3月 0人 0.0% 9月 4人 0.8%
4月 1人 0.2% 10月 1人 0.2%
5月 4人 0.8% 11月 2人 0.4%
6月 267人 53.4% 12月 44人 8.8%

 

6~8月にかけて梅雨のシーズンは避けておいたほうがいいことがわかります。そして、9~11月や3~5月は特に弊害がなく塗装作業ができることから、外壁塗装業者も一押しです。

 

大事なのは外壁塗装の業者選び

 

そして、何より大事なのは外壁塗装の業者選びです。

 

天候により工期が延びるかどうかは業者により異なります。雨でも十分な対策を取り、できる限りの作業を進めてくれる業者に当たれば工期は短いでしょう。しかし、雨になった瞬間に何も作業を進めないような業者に当たってしまうと工期が延びてしまうことが容易に想像できます。相見積もりを取り、業者との相性を考えてから依頼するようにしてください。

 

雨の日は外壁塗装はできないって本当?雨の日に作業をするデメリットやトラブルについても!

 

まとめ

 

 

外壁塗装に適した時期・季節はありません。

 

ただ、9~11月や3~5月は天候による障害があまり無いため、比較的塗装作業がしやすい時期・季節と言えます。それを踏まえて、外壁塗装業者を選びましょう。

 

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