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【無料のみ】外壁塗装カラーシミュレーション10選 | 注意点や失敗しないポイントも解説

外壁塗装を依頼する前に色を決めることは大切なことです。「どんな色にしようか」と悩んでいる方はぜひカラーシミュレーションサイトをご活用ください。事前にどんな色に仕上がるのかを見ることができるため活用しない手はありません。

 

そこで今回は、外壁塗装に使える無料カラーシミュレーションサイトを10選ご紹介します。

 

無料で使える外壁塗装カラーシミュレーションサイト10選

 

 

今回ご紹介するカラーシミュレーションサイトは以下の通りです。

 

運営元 建物種類 色の種類 印刷 使いやすさ
日進関西 1 52
日本塗装工業会 1 632
さくら外壁塗装店 5 62
ルクア 2 80
啓建装 4 94
スズカファイン 実際に撮影した建物 約800色
前田功業 1 28
シンニッケンホールディングス 3 85
いえふく 3 638
日本ペイント 実際に撮影した建物 144

 

出典:【外壁塗装】無料で使えるおすすめカラーシミュレーションサイト・アプリ比較14選

 

では1つ1つ見ていきましょう。

 

1.日進関西

 

日進関西が提供しているカラーシミュレーションサイトは「断熱塗料ガイナ」を想定したカラーシミュレーションサイトです。

 

ガイナの標準色52色が提供されていますが他のカラーシミュレーションサイトと比較するとその量は少なめ。ただ、ツールの使い心地はかなりよく「断熱塗料ガイナ」を中心に外壁塗装を考えているという方は日進関西のカラーシミュレーションサイトをおすすめします。

 

▶︎日進関西のカラーシミュレーションサイト

 

2.日本塗装工業会

 

日本塗装工業会のカラーシミュレーションサイトはシンプルかつ使いやすいことで定評があります。

 

また、

 

  • 外壁
  • 屋根
  • 内壁

 

の4項目からシミュレーションしたい箇所を選ぶことができます。ただ、色は1色しか選ぶことができませんのでツートンカラーに仕上げたいという方には向かないかもしれません。

 

▶︎日本塗装工業会のカラーシミュレーションサイト

 

3.さくら外壁塗装店

 

さくら外壁塗装店は5種類の建物を62色のカラーバリエーションでシミュレーションを行うことができるカラーシミュレーションサイトです。

 

シミュレーションできる箇所は、

 

  • 外壁
  • 屋根
  • 付帯部(サッシや雨樋など)

 

になり、サイト自体もサクサク動いてくれるため申し分ないシミュレーションが可能。印刷はできませんが「この配色を保存する」からブラウザ上に保存することが可能です。

 

▶︎さくら外壁塗装店のカラーシミュレーションサイト

 

4.ルクア

 

ルクアのカラーシミュレーションサイトの良さは何と言っても「シンプルさ」に尽きます。

 

機能面は他のカラーシミュレーションサイトと比較すると劣ってしまいますが、誰でもわかりやすいようにデザインされているため迷うことありません。用意されている建物は2種類しかありませんので自分の建物とマッチしているかどうかを確認する必要があります。

 

▶︎ルクアのカラーシミュレーションサイト

 

5.啓建装

 

啓建装のカラーシミュレーションサイトは色が豊富で色々なカラーシミュレーションが可能です。

 

また、塗料メーカーも指定することができ

 

  • 日本ペイント:28色
  • 関西ペイント:36色
  • 水谷ペイント:30色

 

とかなり豊富。ただ、色が多いが故にページ読み込み速度が若干遅く色の乗り方が不自然だという声も寄せられていました。

 

▶︎啓建装のカラーシミュレーションサイト

 

6.スズカファイン

 

スズカファインはカラーシミュレーションサイトではなく「アプリ」になります。

 

実際に撮影した建物の色を使ってシミュレーションをすることができ、用意されている色の種類が約800色もあることから愛用者も多くいます。ちなみに、30日間は会員登録をせずに使うことができますが30日を過ぎると無料会員登録をしなければなりません。

 

▶︎スズカファインのカラーシミュレーションアプリ

 

7.前田功業

 

前田功業のカラーシミュレーションサイトは他のサイトでは選択できない「軒天」や「破風」を選択できるところが魅力。

 

機能面や建物の種類に関しては他のカラーシミュレーションサイトと比較すると劣ってしまいます。また、建物のリアルさや色の出方などにも血管が見られるため「軒天」や「破風」のカラーシミュレーションをしてみたい方は前田功業を利用してみてはいかがでしょうか。

 

▶︎前田功業のカラーシミュレーションサイト

 

8.シンニッケンホールディングス

 

シンニッケンホールディングスは余計な機能がなく、サイトとしてはトップスピードの表示速度であるため定評があります。

 

建物の種類に関しては、

 

  • 洋風
  • 和風
  • 陸屋根

 

から選ぶことができますが、詳細部分までを選ぶことはできません。「大まかでいい」という方はぜひ使ってみてください。

 

▶︎シンニッケンホールディングスのカラーシミュレーションサイト

 

9.いえふく

 

いえふくは他のサイトにはない「3D機能」が搭載されています。

 

カラーシミュレーションをした後に3Dによって建物を色々な角度から見ることができます。3D機能が搭載されているにも関わらずサイトスピードも早く、メーカーごとの塗料も用意されているためオールインワンサイトといっても過言ではありません。

 

▶︎いえふくのカラーシミュレーションサイト

 

10.日本ペイント

 

日本ペイントはカラーシミュレーションサイトではなく「アプリ」になります。

 

アプリ名は『Nippon Paint Colour Creations』。自分で撮影した色をシミュレーションに使うことができたり、色を変更したい場所をタップするだけですぐに色を変更することができます。ただ、アプリが時たま落ちてしまうため気をつけたいところ。

 

▶︎『Nippon Paint Colour Creations』

 

外壁塗装カラーシミュレーションサイトを使う時の注意点は?

 

 

ここまでみていただくと分かる通り、それぞれのカラーシミュレーションサイトにはそれぞれの特徴があります。どのカラーシミュレーションを使ってもイメージをつかむことはできますが、それぞれに共通する注意点がいくつかあります。

 

カラーバリエーションを理解する

 

カラーシミュレーションを利用していると、以下の3配色が当然のように記載されています。

 

  • ベースカラー
  • アソートカラー
  • アクセントカラー

 

それぞれの配色について理解をしていないと「これはどういった色のことを言うの?」と困惑してしまうことになりかねません。それぞれの配色には以下のような意味があります。

 

  • ベースカラー:建物の基本となる色で一番大きな面積を占めるカラー
  • アソートカラー:ベースカラーの次に大きな面積を占めるカラー
  • アクセントカラー:一番面積が小さく、ベースカラーの反対色になる

 

それぞれを理解してからカラーシミュレーションサイトを使うようにしてください。

 

表示される色が100%正しいとは限らない

 

カラーシミュレーションサイトで表示される色は実際の色と若干異なります。

 

サイトはPCやスマホで見るのが一般的であり、デジタル的な問題で我々の目に届く色と実際に表示されている色が異なります。また、太陽光の問題もあったり工法や使用するメーカーによっても色が異なることが多いです。そのため、カラーシミュレーションサイトで表示される色のまま外壁が塗装されていくと言うわけではありません。

 

業者によってはトラブルの元になる

 

滅多にありませんが、カラーシミュレーションサイトを使ったことで業者とトラブルになったと言う事例が存在します。

 

例えば外壁塗装業者がイメージしていた色とカラーシミュレーションサイトを使ってイメージしていた依頼側の色が異なるケースがあります。「イメージしていた色と違った…」と言うことから業者にクレームを入れる依頼主が全国で少なからず存在しているのです。カラーシミュレーションサイトに表示されている色が実際の色と異なる大前提知識を知っていればこんなことにはなりませんが、全員が全員知っているわけでもありません。

 

質感までは再現できない

 

カラーシミュレーションサイトで表示できるのはあくまで「色」のみです。

 

そのため、質感までは再現できず若干の色の違いを生む要因となっています。質感まで求めるのであれば実際に壁に塗料を塗ってみて仕上がりを確認するしかありません。業者が持っている色見本を見ながら決めることも忘れずに。

 

景観は考慮されていない

 

当然ですが、カラーシミュレーションサイトで確認できるのは建物の色だけです。

 

景観に似合っているかどうかを考慮しているわけではありません。実際の景観と照らし合わせて見ると全く溶け込めなかったと言うこともありえますので印刷するなどして実際の景観と照らし合わせることを忘れないようにしてください。

 

外壁塗装カラーシミュレーションサイトを使う上で失敗しないポイントは?

 

 

カラーシミュレーションサイトを使うことでトラブルになる事例がいくつか発生しています。そういった失敗をしないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

あくまで参考材料として扱う

 

なんどもお話ししていますが、カラーシミュレーションサイトはあくまで参考材料として使ってください。

 

実際の塗料の色と異なりますし、景観や質感を再現することはできていません。どういった色の組み合わせだと一番似合っているのかを確かめることだけに活用すれば、仕上がりイメージと異なるクレームが起きることはないでしょう。

 

色見本と併用する

 

カラーシミュレーションサイトだけを見るのではなく、色見本と併用することは大事です。

 

多くの外壁塗装業者は色見本というより現場に近いシミュレーションリストを持っています。そちらと併用することでよりイメージに近い色合いを出すことができます。

 

まとめ

 

 

外壁塗装のカラーシミュレーションサイトは100%完璧に色を再現することができません。そのため、色見本と併用しつつ活用することをおすすめします。

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