【問題】外壁塗装工事中はカーテンを閉めるのが正解?工事前にやっておくべきことも
一般的な外壁塗装の工事期間は2~3週間だと言われています。
その間、外壁塗装業者が工事を進めてくれるわけですが私生活に支障が出てしまうことを考えなければなりません。特に、カーテンを閉めるか閉めないかはプライベート面に影響してきますのでもっとも早く考えるべきことです。
そこで今回は、外壁塗装工事中はカーテンを閉めるのが正解なのか解説します。
外壁塗装工事中はカーテンを閉めるのが正解?
結論ですが、閉めた方が良いでしょう。
外壁塗装業者は「今から入りますよ」と言ってベランダや雨樋などに入り塗装工事を行うわけではありません。業者は業者のタイミングで工事を進めますのでいつ何時部屋の中を見られるかがわからない状態です。プライベートな仕事をしていたり着替えていたりするところを業者に見られたいという人はいないでしょう。
自分のプライベートを守るためにもカーテンは閉めておくことをおすすめします。
外壁塗装による私生活への影響は?
外壁塗装による私生活への影響はいくつか挙げられます。
1.窓を開けることができない
まず、窓を開けることができません。
外壁塗装の工事中は塗料が飛び散らないように養生をしています。窓をマスキングテープなどで補強することが一般的ですので窓を開けたくても開けられない日々が続きます。もし、太陽光を入れたいのであれば業者が工事をしていないタイミングで養生がされていない窓を開けるしかありません。
2.洗濯物を干しにくい
続いて、洗濯物が干しにくいです。洗濯物を気軽に干すことができない理由は色々ありますが、主に以下のような理由があります。
- 塗料が飛び散る可能性がある
- 業者に洗濯物を見られてしまう
- 足場が邪魔で物干し竿が使えない
外壁塗装中は塗料が飛び散る可能性があったり干している洗濯物を業者に見られてしまったりします。特に女性の方は洗濯物を外で干すのに抵抗が生まれるでしょう。
3.騒音が発生する
続いて、騒音が発生します。
「外壁塗装って壁に塗料を塗るだけだから騒音なんてないんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。ただ、外壁塗装に関係する工事で騒音が生まれる工事がいくつかあります。
- 足場の設置や解体
- 高圧洗浄機での掃除
- 職人同士の会話
特に高圧洗浄機での掃除は騒音レベルが高いです。数分で終わるとはいえ、「うるさい!」と感じる近隣住民が多く出てしまうことでしょう。
外壁塗装工事が始まるまでにやるべきこと
カーテンを閉めるか閉めないかなどは外壁塗装工事が始まるまでにやるべきことの1つです。ただ、ほかにもやるべきことがありますのでご紹介します。
1.工事工程表をもらう
まずは、工事工程表をもらってください。
工事工程表とはその名の通り、外壁塗装の作業内容やそのスケジュールを記した工程表のことです。若干予定とずれることはありますが大まかこの工程表の通りに工事が進みます。そのため、カーテンを開けることができる時間帯をここで把握することが可能になります。
2.業者に連絡先を伝えておく
続いて、業者には連絡先を伝えておきましょう。
もちろん、外壁塗装工事前に顔合わせはしますがその際に連絡先を渡しておくとあとあとスムーズに進むことが多いです。例えば、「ここはどうしますか?」など工事についての質問や相談ができたときにすぐに連絡を取ることができれば悩むことがなくなります。できれば仲介店などを入れずにダイレクトに業者と連絡を取ることができるようにしておいてください。
3.外壁周辺を片付ける
続いて、外壁周辺を片付けてください。
外壁塗装の内容によっては業者が足場を組むことがあります。ただ、外壁周辺に物が置いてあると足場を組むことができず、業者は依頼者のものを勝手に触ることができませんのでどうしていいか対処に困ってしまいます。足場を組むにしても組まないにしても物はいったん片付けておくことをおすすめします。
4.近隣へ挨拶回りをする
続いて、近隣へ挨拶回りをしてください。
先ほどもあった通り、外壁塗装の工事中は騒音が発生したり臭いが漂ったりと近隣住民へ迷惑をかけてしまうことがあります。事前に挨拶がないと「どこで音がなっているんだ!」と激怒してしまう近隣住民がいないとは限りません。実際、そういったトラブルも多発していますし警察沙汰になってしまうことも少なくありません。
5.自動車の移動先を探す
続いて、自動車の移動先を探しましょう。
マイカーをお持ちの方は移動先を探して確保してください。外壁塗装中は塗料が飛び散る可能性があり、最悪の場合はマイカーが汚れてしまいます。また、足場を組む際の邪魔になったりしますのでマイカーは別の駐車場に移動させておきましょう。自分のためにも業者のためにもマイカーは避けておくのが一般的です。
外壁塗装中に犯罪に合わないために
外壁塗装中、犯罪の被害にあうということがあります。家を開けているがために泥棒が侵入したり外壁塗業者自体が悪徳業者の可能性も0ではありません。そこで、外壁塗装中に犯罪に合わないためにどうすればいいのかを解説します。
1.空き巣対策をする
まずは、空き巣対策をしましょう。
外壁塗装中は養生の関係もあり、自宅に侵入してくる泥棒の姿をしっかり捉えることが困難です。養生しているところからささっと入られてしまうと気づかぬうちに被害にあう可能性がありますので空き巣対策はしておいてください。空き巣対策アイテムの購入や家に必ず誰かはいるようにしておくと空き巣の被害に合わないようにすることが可能です。
2.窓やカーテンを閉めておくのが基本
冒頭にもありましたが、窓やカーテンは閉めておくのが基本です。
業者に見られてしまうということだけでなく、塗料の飛び散りや臭いの充満などを避けるためにも閉めておくことをおすすめします。
まとめ
外壁塗装工事中はカーテンを閉めておくのが一般的です。
どうしても太陽光を入れたり換気をしたい場合は工事工程表を見たり業者に問い合わせて工事をしない時間帯をキャッチしましょう。その間であれば養生していない窓に限定されますが解放してもOKです。