外壁塗装のおしゃれな色分け事例5選!色分けを成功させるポイントや注意点も!
外壁を塗装する際、「せっかくだからおしゃれに色分けをしてみたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
今まで通りの色とは違い、ガラッと家のイメージを変えるために外壁塗装の色分けをおしゃれにする人は多いです。
そこで今回は、外壁塗装のおしゃれな色分け事例を5つご紹介します。
外壁塗装のおしゃれな色分け事例5選
おしゃれな色分けはインスピレーションで浮かぶことは少ないです。
実際におしゃれな色分けをしている外壁塗装の事例を見て「こういう色分けにしよう!」と決めるのが一般的でしょう。
では、外壁塗装のおしゃれな色分け事例を見ていきましょう。
① ツートンカラー
まずはツートンカラーです。
こちらはハッシュタグに「黒い家」とあります。
シンプルな外観になっていますが、右側の木造感を残しているのが非常におしゃれです。
② L面外観
続いては、L面外観です。
先ほどとは違い、中心に木造感を残しつつ色分けをしています。
「L面外観」と呼ばれる外壁塗装を施しています。
③ ツートンカラー 横ver.
続いては、先ほどのツートンカラーの横ver.です。
一階と二階で色分けをしており、メリハリのある外壁に仕上がっています。
また、優しい色を使うことで周辺と馴染ませることができるため悪目立ちすることがありません。
④ 単色
続いては、単色です。
100%単色ではありませんが、見る角度によっては単色に塗装されています。
一気に高級感があふれ出ますし、わざわざ色分けをすることなくこの質感を出すことができるのはおしゃれな外壁の証拠です。
⑤ アクセントカラー
最後は、アクセントカラーです。
黒や白はベーシックカラーと呼ばれますが、このように黄色や水色といったビビットカラーを2つ色分けして落ち着いているのは珍しいです。
「海」をイメージして貝殻を埋め込んであるのもおしゃれな外壁です。
色分け外壁塗装の費用目安
先ほどのような色分けがしっかりしていて、おしゃれな外壁に仕上げたい!と考える人が多くなったと思います。
そこで、色分け外壁塗装の費用目安はどのようになっているのか見ておきましょう。
塗料タイプ | 施工単価/1㎡あたり |
---|---|
アクリル塗料 | 1,000~1,800円 |
ウレタン塗料 | 1,500~2,500円 |
シリコン塗料 | 1,800~3,500円 |
フッ素塗料 | 3,000~5,000円 |
色分けをするために別途費用がかかるわけではなく、普通の外壁塗装と費用は大差ありません。
しかし、特殊な場所を塗装する場合は別途費用がかかることがあります。
人気の色
ちなみに、外壁塗装で人気の色は以下の通りです。
-
- グレー:汚れが目立ちにくい
- 寒色系:色褪せや変色しにくい
- ベージュ・ホワイト:周辺と調和しやすい
赤や青などのビビットカラーを塗装する際には、カラーシミュレーションサイトなどを使って事前にイメージを持っておくことが大事です。
外壁塗装で色分けをする際のポイント
先ほどご紹介したおしゃれな色分けをしている外壁たち。
実は、色分けをしておしゃれに仕上がるかどうかはいくつかのポイントを押さえているかどうかにかかっているといっても過言ではありません。
では、その外壁塗装で色分けをする際のポイントを押さえておきましょう。
同系色を使う
まずは、同系色を使うことです。
外壁塗装の色分けを簡単にするためには同系色を2つ使えばOKです。
同系色とは、色相環で隣り合わせにある色のことを言い
- 赤と黄赤
- 青と青紫
などのことを指します。
先ほどお見せした色分け事例でもほとんど同系色が利用されています。
最大3色に抑える
続いて、最大3色に抑えることです。
同系色に+して色をいくつか入れたい!と考える人は少なくありませんが、色を入れすぎるとかえって色分けに失敗してしまいます。
そもそも色分けには以下のようなカラージャンルがあります。
ベースカラー | 塗装面積が一番大きい色のことで、外壁全体の70%を占める色です。背景色になるので家の大部分を占めます。 |
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アソートカラー | ベースカラーの次に面積が大きい色のことで、面積の目安は25%程度です。ベースカラーとアクセントカラーの間を取り持つイメージです。 |
アクセントカラー | 最も面積が小さい色であり外壁全体の5%程度が目安です。スタイリッシュに仕上げたりすることができるため非常に大事です。 |
この3色を使いこなすことで色分けがおしゃれになります。
カラーシミュレーションサイトを使う
続いて、カラーシミュレーションサイトを使うことです。
カラーシミュレーションサイトについてはこちらの記事をご覧ください。
ここではおすすめのカラーシミュレーションサイトを3つご紹介します。
さくら外壁塗装店
まずは、さくら外壁塗装店です。
さくら外壁塗装店は住宅のタイプを選ぶだけでカラーシミュレーションを始めることができます。
また、カラーバリエーションも豊かで緻密な色合いを確認することが可能。
さくら外壁塗装店はこちら。
日本塗装工業会
続いて、日本塗装工業会です。
日本塗装工業会では632色の中から住宅に合う色をシミュレーションすることができます。
同系色だけでも100パターン以上ありますので、実際にどの色が合うのかを寸分狂わず試すことができるようになっています。
日本塗装工業会はこちら。
ルクア
続いて、ルクアです。
ルクアは、建物上部と下部のカラーを決めるだけで住宅の完成イメージを3D調で確認することができます。
もちろん、カラーバリエーションもたくさんありますので実際にイメージに近づけるまで何度でもルクアを使って試してみてください。
ルクアはこちら。
外壁塗装で色分けをする際の注意点
外壁塗装で色分けをするための必要準備はこれで整いました。
しかし、実際に色分けを進めるにあたって「これは知っておくべき!」という注意点がいくつかありますのでご紹介しておきます。
実際の色と画面上の色は違う
まずは、実際の色と画面上の色は違うことです。
先ほどご紹介したカラーシミュレーションはあくまでPC画面上で表示される色合いですので、実際に塗装すると色合いが異なる場合があります。
イメージをつかめたとしても、実際に塗装が始まれば「あれ、イメージと違う…。」となることが少なくありません。
あくまでカラーシミュレーションサイトはイメージづくりのために利用できるものです。
別途費用がかかることがある
続いて、別途費用がかかることがあることです。
基本的に色分けで追加費用がかかることはありませんが、塗料の種類をガラッと変えるとなると別途費用がかかります。
費用面としては1,500円~2,500円/㎡が相場でしょう。
予算を組む際に、1,500円~2,500円/㎡の相場を忘れないようにしてください。
周囲の景観も考慮する
続いて、周囲の景観も考慮することです。
住宅を外壁塗装して自分だけが満足すればOK!という身勝手なことはしてはいけません。
周囲の景観を大事している町などであれば、ビビットカラーの使用は差し控えておくことを推奨されるかもしれません。
事前に景観を潰さないかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
外壁塗装でおしゃれに仕上げるには、色分けをしっかりとする必要があります。
しかし、色分けは一筋縄ではいきません。
カラーシミュレーションサイトの利用や同系色・最大3色までに抑えつつおしゃれな外壁に仕上げましょう。