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外壁塗装DIYに足場なしは危険!そもそも外壁塗装DIYがおすすめできない理由も!

最近、SNSでは「外壁塗装DIY」という言葉が流行っています。

業者に依頼をせず自分たちだけで外壁塗装を仕上げていくというものなのですが、足場なしで作業をしている人を多く見かけるようになりました。

 

そこで今回は、外壁塗装DIYに足場なしは危険なのかどうかについて解説していきます。

 

外壁塗装DIYに足場なしは危険!

 

 

結論ですが、外壁塗装DIYに足場なしは危険です。

 

平屋建てや低い部分を塗装する場合は、足場なしでも十分作業をすることは可能です。

しかし、二階建てや建物全体を塗装する場合は足場なしでは危険です。

 

外壁塗装に慣れている業者ですら高いところを塗装する場合は足場を作っていますので、外壁塗装DIYをする素人が足場なしで作業をするのがどれだけ危険かは計り知れません。

 

外壁塗装DIYに必要な足場道具

 

外壁塗装DIYをする場合は、足場なしではなく面倒ではありますが足場を作ってから作業を進めるようにしてください

 

外壁塗装DIYに必要な足場道具は、

 

    • 足場材
    • 脚立
    • はしご

 

などがありますので、一通り用意をしてから外壁塗装DIYに取り掛かるようにしてください。

 

外壁塗装DIYで足場を組む方法

 

先ほどの道具を使って足場を組む方法は以下の通りです。

 

足場の選択肢 費用(30坪の場合) 特徴
①はしご・脚立(きゃたつ)を使う 4万円~ はしご、脚立を移動させながら作業する
②足場のみ業者に依頼 18万円~ 安全性も高く作業しやすい
③単管を使い自分で足場を組む 15万円~ 購入費、足場を設置する手間がかかる

 

一番おすすめなのが②の足場のみ業者に依頼することです。

本当は外壁塗装全てを業者に依頼するのが良いのですが、DIYをする場合は足場だけでもいいので業者に依頼をしてください。

 

単管足場を組む方法

 

先ほどの方法の③単管足場を組む方法の手順は以下の通りです。

 

作業手順 作業内容
①支柱を立てていく 家の角から支柱を立てる
②ブラケットの取り付け 2mほどの間隔で作業床の位置に設置する
③足場板を乗せる 足場板を取り付けて番線で固定する
④倒れないよう控えをとる 単管パイプを斜めに設置して支えにする
⑤解体作業 組んだ手順とは逆に上から順番に解体する

 

この流れで単管足場を組んでください。

 

足場なしの外壁塗装DIYのメリット・デメリット

 

 

冒頭にもお伝えしましたが、足場なしの外壁塗装DIYは基本的におすすめできません

 

ただ、足場なしの外壁塗装DIYにはいくつかのメリットがあります。
もちろん、デメリットの方が多いですが場合によっては足場なしの外壁塗装DIYで進める方が時間や作業工数が少なくなることも。

 

では、足場なしの外壁塗装DIYのメリット・デメリットについて学んでおきましょう。

 

メリット

 

まずは、足場なしの外壁塗装DIYのメリットです。

 

費用削減

 

まずは、費用削減です。

 

足場なしの外壁塗装DIYは足場を組む必要がありませんので、足場費用を削減することができます。

また、工事期間も短くできますので全体的な費用が削減されます。

 

高い防犯性

 

続いては、高い防犯性です。

 

足場がある場合、その足場を利用して家に侵入してくるという犯罪事例がありました。

しかし足場なしの外壁塗装DIYの場合は、足場がそもそもありませんのでそういった犯罪に巻き込まれることはありません。

 

一括施工の必要がない

 

続いては、一括施工の必要がないことです。

 

一般的に外壁塗装をする際は外壁だけでなく、ベランダや雨樋なども一緒に塗装することが多いです。

しかし足場なしの外壁塗装DIYの場合は、一括で施工する必要がなく「ここだけ塗装したい」という柔軟な要望に対応することができます。

 

デメリット

 

では足場なしの外壁塗装DIYのデメリットです。

 

施工管理の難易度が上がる

 

まずは、施工管理の難易度が上がることです。

 

外壁塗装は足場を組んでやるのが一般的であり、手慣れた業者でも足場を組んで安全管理に努めながら作業を進めます。

そんな専門業者でも足場を必要としていますので、素人が足場なしで外壁塗装DIYを進めるのは至難の技と言えます。

 

施工できない可能性がある

 

続いては、施工できない可能性があることです。

 

足場なしの外壁塗装DIYは屋上でロープを固定する形で作業を進めますので、屋上がない場合は施工をすることができません。

また、ぶら下がる形で作業を進めますので特殊な形状の建物の場合は足場なしの外壁塗装DIYを進めることができない可能性があります。

 

素人の場合は危険

 

続いては、素人の場合は危険なことです。

 

手慣れた業者でも足場なしの外壁塗装DIYは滅多にせず、やる場合はかなり熟練の業者が作業を進めていきます。

そのレベルで足場なしの外壁塗装DIYは難しいのです。

 

外壁塗装DIYはそもそもおすすめできない

 

 

ここまで足場なしの外壁塗装DIYについて解説してきました。

 

しかし、原点回帰になりますが外壁塗装DIYはそもそもおすすめできた方法ではありません

Instagramなどに「外壁塗装DIY」がたくさん投稿されていますが、色々なデメリットがあることを理解して外壁塗装DIYを進める必要があります。

 

外壁塗装DIYがそもそもおすすめできないのには理由があります。

 

危険

 

なんどもお話ししていますが、外壁塗装DIYは危険です。

 

足場なし・ありに関わらず外壁塗装DIYでうまく成功した事例は少ないです。

業者がすべきところを素人がやろうとすると色々な危険性が生じますし、塗りムラやミスが生じてしまうことも考えられるでしょう。

 

少しでも身の危険を感じたら外壁塗装DIYを辞めることをおすすめします。

 

長持ちしない

 

続いては、長持ちしないからです。

 

外壁塗装DIYに使用される塗料は水性塗料が多くプロの塗料と比較すると耐久性が劣ります。

つまり、外壁塗装DIYで頑張って塗料を塗ってもあまり長持ちしないのです。

 

塗料は重ねて塗ることで耐久性が向上しますが、外壁塗装DIYの場合はなんども塗り直す必要があり結果長持ちしない外壁が出来上がるのが関の山でしょう。

 

時間がかかる

 

続いては、時間がかかるからです。

 

例えば30坪の住宅で外壁塗装を業者に依頼すると約14~20日が施工の目安になります。

業者のスピードで外壁塗装を進めてもこれくらい時間がかかってしまいますので、素人が外壁塗装DIYをしようとすると倍以上に時間がかかってくることが容易に想定されます。

 

一般的には2~3ヶ月ほどかかるとされていますので時間に余裕がない方は外壁塗装DIYをしないほうが得策でしょう。

 

まとめ

 

 

今回は足場なし外壁塗装DIYの危険性についてみていきました。

 

基本的に外壁塗装DIYはおすすめできませんが、外壁塗装DIYをする場合は必ず足場を作ってください。

自分で作ることができない場合は、業者に依頼をして足場だけ作ってもらうようにしましょう。

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