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【外壁塗装】モルタル外壁は良い事だけでは無い?!デメリットについても解説します!

モルタル外壁は、砂・セメント・水を練り合わせたものです。

耐火性・耐久性が高いので、ひびなどが入らないように定期的にしっかりとメンテナンス出来れば、長持ちさせることができます。

ですが、最近のシェア率でいうと約15%程度と言われていて、ひと昔に比べると減少傾向にありますが、現在も部分的に使用されるなど意匠性の高い外壁材として人気があります。

今回は、そんなモルタル外壁の劣化症状について解説していきます!

 

 

モルタル壁の特徴

前回のブログにも記述しましたが、モルタル壁は「砂・セメント・水」を練って、柔らかくした建料である「モルタル」を使用した外壁の事です。

そんなモルタルですが、モルタルには防水機能がないので、ひび割れ(クラック)が発生しやすいです。
その為、雨水からモルタルを守るために、ラス網の上からモルタルをコテで塗り付けてから塗装し、外壁材へと仕上げるのが一般的となっています。

 

 

モルタル壁の仕上げの種類

実は、モルタル壁は仕上げの種類が大変豊富です。

仕上げ方によって外観は多様で、これってモルタル壁??っていうほど区別がつきづらい物です。

 

①スタッコ仕上げ

高級感&重厚感が有ります。

ですが凹凸が深く細かいので、汚れが溜まりやすいのが難点です。

 

②リシン仕上げ

70年代~80年代に多く使用された工法です。

表面が細かい砂の様にザラザラしています。

 

③ジョリパット仕上げ

左官コテで模様をつける工法なので、デザインは無限です。

混ぜる骨材の大きさ・量で質感の仕上がりが変わってきます。

 

 

モルタル壁のメリットとデメリット

前回のブログでもメリットについては記述しましたが、改めてこちらにも追記していきます。

 

①モルタル壁のメリット

◆サイディングにあるような継ぎ目がないので、コーキングを施す必要がない。

通常のコーキング材は5年程でメンテナンスが必要となるので、その必要がないのは大きなメリットと言えます。

◆遮熱性・耐火性・耐久性に優れている

モルタルは不燃性の物質で出来ているので、火には強いです。

◆意匠性に富んでいる

 

②モルタル外壁のデメリット

◆ひび割れ、浮き、剥がれがおきやすい

モルタルは硬くて頑丈な性質により、何かしらの力が加わるとひび割れが発生しやすいです。

◆仕上がりは職人の腕により左右される

モルタル施工は左官職人の手作業になるので、職人の技術力が仕上がりにも大きく影響してきます。

なので、経験豊富な職人に依頼することがとても重要です。

◆汚れが付着しやすい

モルタル施工特有の凹凸部分に汚れが溜まりやすいです。

ですが、日頃から洗浄等でお手入れすると美観を保つことができます。

 

 

◎ まとめ ◎

ジョリパット仕上げの外壁は、とてもオシャレですよね。

あのようにセンスよくコテで仕上げる事ができる職人さんの腕に、心から魅了されてしまいます。

仕上げによりどうしても凸凹は避けられませんので、定期的に洗浄したりなどのメンテナンスが必要です。

もとは耐火性・耐久性に優れた建材ですから、メンテナンスによって外壁の寿命を更に延ばす事ができます。

次回はモルタル外壁のメンテナンスについて解説していきます!

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