【エクステリア】庭をコンクリートにするメリット・デメリットについて
お住まいのお家のお庭はどんな雰囲気ですか?
土、砂利、芝生、コンクリート・・・お住まいの生活スタイルによって、お庭の造り方も様々だと思います。
最近、特に市街地にある戸建住宅のお庭は、コンクリートのお庭が増えている傾向にあるようです。
また、土や芝生、砂利のお庭からコンクリートのお庭にイメージチェンジを検討されている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、お庭をコンクリートにするメリット・デメリットについて解説します。
◎庭をコンクリートにするメリット
①優れた耐久性でメンテナンスが不要
お庭をコンクリートにする際の一番のメリットは、耐久性に優れているということではないでしょうか。
コンクリートの中には鉄筋が含まれているものもあり、こちらを選択するとさらに耐久性が上がります。
他の素材と比べて雑草が生えることも殆どありませんので、お休みの度に草抜きをする必要もありません。
長期に渡って綺麗なお庭を保つことが出来ます。
②掃除が簡単で手間いらず
お庭をコンクリートにすると、雑草が生えないというメリットだけではありません。
土や砂利、芝生のお庭は、ゴミや落ち葉、ほこりなどが舞い込みやすいのですが、コンクリートはほこりが舞いにくく、掃除も簡単ですので気負うことなく気軽に出来ます。
ほうきでゴミを集めたり、時々水を掛けデッキブラシでこすったりする程度のお掃除で十分でしょう。
また、コンクリートのお庭は野良猫が糞をしにくいため、衛生面でも優れていると言えます。
適切な勾配にプラスして排水溝を設けると水はけも良くなりますので、雨が降っても庭が水浸しになったり、地面がデコボコになることもありません。
③スタイリッシュなお庭に仕上がる
情緒的なイメージの強い土や砂利、芝生のお庭とは対照的で、コンクリートのお庭はスタイリッシュでシャープなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
クールでスマートなモダンガーデンを目指している人にはオススメです。
ただし、全面的にコンクリートということになると無機質なお庭となってしまいます。
例えば植栽や自然石など有機的な素材と組み合わせると、お庭としての表情が出てくるでしょう。
◎庭をコンクリートにするデメリット
①照り返しがあるため夏が暑い
お庭をコンクリートにする際の一番のデメリットが、照り返しが厳しいということです。
真夏の気温が高い時間帯であれば、火傷することもあるくらいまで温度が上昇します。
また、グリーンの少ない見た目はどうしても涼し気な雰囲気を感じにくくなってしまいます。
ただし、下に何か敷くなどの対応をしておけば、その上に子供用プールを置いて使用しても水が冷たくなりにくいため、長時間身体を冷やすことなく水遊びを楽しむことが可能です。
②ガーデニングがしづらくなる場合がある
お庭のデザインによって一概に言えませんが、お庭全体をコンクリート敷きにしてしまうと、ガーデニングがしづらくなる場合があります。
小さな花でのガーデニングやライト級の野菜での家庭菜園をする程度であれば問題ないかもしれませんが、植樹をするとなると難しいでしょう。
コンクリートのお庭にしたいけれども、しっかりとガーデニングも楽しみたいという方は、業者に相談してみましょう。
③ひび割れが発生しやすい
コンクリートは優れた耐久性でメンテナンもほとんど不要なのですが、ひび割れが発生しやすいというデメリットがあります。
ひび割れは美観も低下してしまいますし、雨水や植物の種、土埃などが浸入すると雑草が生えてきてしまいます。
素材選びは慎重に行いましょう。
④撤去費用が掛かる
一度コンクリートを敷いてしまうと、将来的に他のお庭のスタイルにしたいと思ったり、お庭以外の用途に使いたいと思ったりした場合、コンクリートの撤去費用が発生します。
コンクリートの撤去をするには、専用の工具を用いて砕く必要があり、その処分も産業廃棄物となるため、処分費が別途発生します。
土や砂利、芝生のお庭に対して気持ちが揺れているという方は、コンクリートのお庭にしたことを後悔することがあるかもしれません。
◎まとめ
お庭造りではまず、「どのようなお庭にしたいのか」を決めると、お庭の素材もおのずと決まってきます。
どの素材のお庭にしても、メリットがあればデメリットもあります。
コンクリートを素材として選ぶのであれば、長期的に暮らすことを想定することも重要なポイントです。
メリットとデメリットのバランスを取りながら、自慢のお庭造りに挑戦してください。
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