【エクステリア】夏を快適に過ごせるオーニングについて解説します!~メリットとは~
皆様はオーニングというものをご存じでしょうか。
↑ズバリこちらです^^
カフェのテラス席などでよく見かけますね。
夏の日差しをやわらげ、省エネ効果も期待できるオーニング。
ベランダやバルコニー、ウッドデッキなどをスタイリッシュに見せてくれる上に、日よけ対策にも優れているアイテムです。
西洋の家では普及しているオーニングですが、日本の住宅での使い勝手はどのような感じなのでしょうか。
今回はこれからの時期に活躍するオーニングのメリットについてご紹介します。
オーニングとは
オーニング(AWNING)とは、英語で直訳すると「日よけ」「雨よけ」という意味です。
建物の外側に設置して、日差しを調整したり、 雨をよけたりする機能をもっている可動式テントをオーニングと呼んでいます。
電動、手動のタイプがあり、電動だとリモコンスイッチや、風や光の強さいあわせて自動的に動かすセンサーを設置することもできます。
また、デザインもオシャレなものが多く、UVカット効果のほか、節電やプライバシー保護の役割も果たしてくれるので人気があり、ウッドデッキやベランダにオーニングを取り付ければ、家の中にくつろぎのスペースを増やすこともできます。
オーニングのメリット
まずはオーニングのメリットについてご紹介します。
オーニングはメリットがたくさんありますよ。
①太陽熱をコントロールできる
オーニングの角度や出幅を調節することにより太陽光を自在にコントロールできます。
季節や時間によって太陽光の角度は変化します。
この角度の違いに合わせてオーニングの角度や出幅を調節し、季節に応じた温度調節ができます。
②抜群の省エネ効果
オーニングを使うことにより夏の冷房費用が1/3程になると言われています。
室内で遮光するカーテンやブラインドなどは、太陽熱がいったん室内に入ってしまいます。
この場合は熱が外で断熱されるのと比べ省エネ効果は低いです。
オーニングは外断熱なので、省エネ効果が高く冷房費を約33%に抑えることができます。
③クーラー病対策
エアコンの冷気で体が冷え、肩こりや腰痛などのクーラーが原因で疾患に悩む人々が増えています。
冷房過多はストレスをもたらし、疲れを増大させる原因になるとも言われています。
オーニングで夏場の強烈な日射熱を大幅にカットしながら外気を取り込むことで、室内の温度上昇を防ぎ、窓を開けての自然換気ができて、自然に近い温度環境へとクーラー病を防ぐことができます。
エアコン使用率も極力控えることができるので、クーラー病や夏カゼ対策に有効です
④風が通る空間
オーニングがつくる日陰の涼しい空気を窓を開けて取り入れることで、室内の有害物質を排出し、クリーンで快適な空間をつくることができます
⑤紫外線対策
地球上のオゾン層が破壊され、地上に到達する有害な紫外線が年々増えてきています。
紫外線は皮膚ガンや白内障など、人体に悪影響を及ぼすので、できるだけ直射日光にさらされない生活をすごしたいものです。
オーニングは直射日光をさえぎることによって、この有害紫外線から身を守ります。
それだけではなく、大切なカーテンや家具、畳などの色焼けも防ぐことができます。
⑥周囲からの視線を遮断
マンションの上層階や、お隣に建っている2階・3階からの視線など、上部からの視線が気になる時代です。
オーニングは、太陽光を遮ると同時に、上からの視線も遮りますので、視線を気にしてカーテンやブラインドを使うことなく、開放的に暮らすことができます。
⑦多少の雨なら避けられる
オーニングは、突然の雨から洗濯物や植物、ペットを守ります。
また、多少の雨の日でも子供たちを室外で遊ばせたり、友人、家族たちとお茶をしたりと、コミュニティーの場が広がります。
店舗のオーニングは、お客様が雨に濡れることのないスペースとして提供できます。
⑧くつろぎ空間が生まれる
ウッドデッキやベランダ、テラスなどにオーニング付ければ、第2のリビングとして使うこともできます。
屋根とは違ってオーニングは使わないときに巻き取ることができるので、天気の良い日などはオーニングを片付けて洗濯物を干すことも可能です。
⑨とにかくお洒落になる
カラーやデザインのバリエーションが豊富なオーニングは、ご自宅のベランダや庭をよりおしゃれに見せてくれます。
テーブルやイスを並べれば、家の中にカフェのような空間がつくれます。
◎ まとめ ◎
オーニングとは、英語で日よけ、雨よけという意味を表します。
日本では一般的に、建物の外側につける、日よけ・雨よけ機能を持った可動式テントのことを指します。
屋根と同じようなイメージですが、場合によっては収納することができます。
また、オーニングは用途や建物の構造・外観に合わせて、さまざまなタイプから選ぶこともでき、おしゃれなエクステリアとして見栄えもバッチリです。
次回はオーニングのデメリットとオーニングの種類についてご紹介します。